若しも私の目が光を失ったなら



貴方の手で導いてほしい

貴方の言葉で伝えてほしい

貴方の体温で生きていることを実感させてほしい



傍に居て  居なくならないで

 ....
ガラスに溺れている
他愛のない光の粒
漫画のような宇宙と
十月に揺れる何かを
五線譜のお皿に
のせたまま

すべての嘘が
優しくほほえんで
窓辺に腰をおろして
待っている

海 ....
私達 決して とせぬもの
短い 亡霊の 手足を 取れば
世界へと 変わる
亡霊の 手足など とるな
現存していないものなど ないのだが

私達 決して 外せぬもの
それは 存在しない 全 ....
壊れた自転車が
冷たい雨に打たれて
泣いている

さっきから
何を君は耳打ちして
探しているのだろう

切れたブレーキワイヤーが
大地に触手を伸ばす
生き物みたい

五分後には ....
ワインをかたむけて
フランスで
中山美穂を口説いた辻君のようには
俺たちはけっしてなれないんだよジョニー
お前のクレヨン描きのユニフォーム
どうしてはじめっから
泥で汚れているんだい

 ....
風に
どこまでゆくの?
と尋ねたら
 わからないけれど
 吹けるところまで
と返事をして
どこかへ行ってしまいました

雲に
どこまでゆくの?
と尋ねたら
 わからないけれど
 ....
振り返る
後ろから来る君がはぐれないか
振り返ること

振り返る
君がいなくても
他にはぐれた人がいないか
振り返ること

多分そんなことを教わったのだと思う
それが本当の愛な ....
意志を持ち
貯水槽を
這い上がってくる
長い長い背骨 ごうごう
列車がその上を
ちがうんだ
街は繁栄する
うは
お前の言ってたとおりだ
あるよ
間違いのない木漏れ日和

信じられないほど柔らかに吹く風も
明日を語らっているような
木の葉のさざめきも
目を奪う光の木漏れ日も
あぁ
なんか ....
空の青さがはじけて
海の蒼さと重なる日
光のシャワー浴びながら
あなたに会いに行ったの
こんなに素敵な朝だから
何もかもうまく行くと思ってた
なのに誰?私を罠にはめたのは
きらきらと輝く ....
昼の街

人ごみの中を素裸で歩く人



 どうしてあの人は(自分は)服を着ていないんだろう
 
 どうして自分は(あの人は)服を着ているんだろう

 ....
夏に行こうぜ
ここは冬だから
気持ちよく行こうぜ
やたらと晴れた
朝に行こうぜ
冷たいカフェオレ
バスケットに入ったサンドイッチ
みかん
は?
みかんはダメダメ!
夏だ
夏だよ
 ....
気がつくと僕は眠りながら涙を零していた

どれくらい眠っていたのだろう

黒猫の姿で草むらから這い出ると

宙には星がいっぱい

いつもの死神の姿に戻り

きらきらと美しく輝く星を ....
目覚ましをとめて、ちょっととろとろ
台所に行ってお弁当箱に炊きたてごはん
ヤカンに水をいれ湯をわかす
コーヒーの粉を2杯
ウィンナはひとり3 ....
  あなた、セロリの透明なきりくちに
  恋をしたことはあって?



栗いろの瞳
かきあげる仕草
車椅子の少女は
細すぎる膝を斜めにそろえて



  やさしい朝のふりつもる ....
色で縛られてる私たち



青は進め

赤は止まれ

黄色は注意

黒は危険

白は優秀


色が進む自由を奪ってる

私たちの頭が進む自由を奪ってる

 ....
いつも、僕の心の中は空洞だらけ

心が満たされる事がない

押しては引き寄せてはかえす岸壁への波しぶき

自然に作られた洞穴には幾つもの鍾乳洞

海鳥さえずる荒い白波

虚言と幻想 ....
ぴょぴょがあふれたら、
もうきせつです。
ばすけっとにつめこんで、
のはらにでおでかけしましょう。

みんなまっていますよ。
さあはやくじゅんびをして、
 ....
一昨日のこと
フセイン元大統領に
死刑判決が言い渡されて
我がことのように怖かった
まだ控訴の道が残されており
死刑が確定したわけではないが
とうとう来るべきものが来たようで
私も覚悟を ....
あの頃は、人と一色単にされるのを嫌がってたじゃん。
最近の若者はって言う大人に、疑問を持ってたじゃん。
なのに、どうしちゃったの?

昨日の夜、君は電話でこう言った、
「おまえって何キャラ? ....
耽溺するはわたくしの血液に溶け込んだ
幾千錠という薬物たちの澱
ぐるりぐるりと
この身体の隅々まで余すことなく
細やかに張り巡らされた血管を抜け
微量の毒は澱と成り沈殿す
 ....
何かなくても

何もなくても

「私は

ここにいるよ」

そんな
サインにすら気づけない
僕は

ここにいても
いいのかな
危なくもない
至って普通の
土曜日
寧ろ危ないと思うのは
時代錯誤感が漂う
なのに
あの三人に少し夢中

いつからか
土曜日
至って普通
土曜日
危なくはない
これからも
 ....
音のない世界で
パンダにも似た着ぐるみ
毎日同じ顔をして笑ってる
ひとの気も知らないで
同じ顔して笑ってる

モノクロに囲まれて
白と黒しかない孤独の中に
ぽつんと光る紅のリンゴ

 ....
すっかり日が短くなってしまったから
夕方の散歩のつもりが
夜の徘徊になってしまい
帰り道が見つからず困ってるんです

周りにいたはずの誰かも
いつの間にやらみんな帰ってしまって
とても静 ....
私の町
海辺の港町
夢うつつに波音で目覚めて
窓を開ければ
かすかな潮の香り
胸いっぱいに深呼吸して
優しい海で満たして
一日が始まる

私の家
高台の一軒家
階段を下りると
 ....
すこし遠回りな帰り道
緩やかにカーブしたその先は
西の方へとまっすぐ伸び
私の歩みを止めるには
充分な光景でした
いま少しで
山際に架かろうとする陽の
最後まで惜しみなく射す光は
山茶 ....
計算外の出来事が方程式の上を埋めていく。それほどのこと。滑らかに、滑るようにして動いていく景色を、雪のよう、と思ったのは。確かに伝わっていたように思う。

手を合わせて、あるいは重ねて。次第に動け ....
若かりし頃に抱いていた夢と希望は粉々に砕け散った

自分で身に付けた心の鎧も、今はもうない

自分で磨き続けたはずの精神も

今は空っぽのペットボトルのような気がする

何を求め続けた ....
太陽の光線が頬に触って
光の形がわかる
空気の冷たい午後

もう冬だね

 知らない若い2人が通り行く
 手をつないで歩くのは
 すてきだよね

あたしは一人歩く
けど心にあなた ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ひかり朽木 裕2*06/11/8 17:31
十月、ダンスはらだまさる11*06/11/8 17:22
私達奥津 強2*06/11/8 15:56
ごみの日はらだまさる7*06/11/8 15:10
ジョニーと草野球しゃしゃり706/11/8 15:02
分かれ道ぽえむ君14*06/11/8 14:29
たもつ1206/11/8 14:21
いきものになりたかった黒川排除 (...506/11/8 13:55
木漏れ日和美味706/11/8 13:47
光のタランチュラ未有花10*06/11/8 12:37
あれ肉食のすずめ4*06/11/8 12:04
夏に行きたいチアーヌ306/11/8 11:56
人を信じる心[group]ajisai3*06/11/8 11:13
いちにちさかな206/11/8 10:15
回遊する少女3 (セロリ)[group]佐野権太23*06/11/8 9:41
SAVE李恵1*06/11/8 9:40
空洞Direct...5*06/11/8 6:43
「 ぴーたんいっぱい。 」PULL.16*06/11/8 6:34
ぽぅあおば7*06/11/8 5:13
自分をやめないで。もち子3*06/11/8 2:50
[ 路 ]渕崎。006/11/8 2:41
なにか水平線006/11/8 1:40
来る来る 来ない来ないFUBAR3*06/11/8 1:36
僕の知る世界アゲとチクワ106/11/8 1:27
散歩水中原動機406/11/8 1:22
海辺の町の夕凪ここあ17*06/11/8 0:58
トワイライトLEO25*06/11/8 0:42
ラブソングは最後に聞かせて欲しい霜天906/11/8 0:35
カケラDirect...2+*06/11/8 0:24
歩くよ、冬の空の下でもち子2*06/11/8 0:20

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