そのパンを盗んだとしても
それには罪はないだろう
今ここで行われている行事に比べれば
その胸に突き刺したナイフを
もう少し押し込んだとしても
それには罪はないだろう
今ここでつかれた嘘 ....
古く狭いアパートメントの2階に
インディアンの砦がある
そこは彼らの最後の砦で
敏腕の保安官に制圧され
ほとんど壊滅の状態に陥っていた
四畳半のあちこちに生えたサボテンの陰や
....
凛とした空気の中
唯一の色が 始まり行く姿に
一度だけ背筋を伸ばして 僕は
ワンフレーズのみメロディを口ずさむ
宵の終わりに 見たワルツ
三拍子の一拍目
誰も知らない 似て非な ....
今日もいつものように片思い
一度出会ったきりの切ない片思い
今、どうしてるのか
誰を想っているのかさえ分からない片思い
君とゆう女の子に出会ってから
今日も想いを馳せるけ ....
輝いたダイヤモンドのような1日は
毎日訪れるものではない
毎日をダイジに生きろと言われても
時間は無情にも過ぎていくもので
止められるものなら止めたいと何度願ったことだろう ....
雪のじゅうたんの上をゆっくりと歩いている
例えば君がココから居なくなるのなら
僕はなんでいきてるか分からなくなるよ
愛しているたくさんの人たちに
この小さい胸の中の思い ....
近づいて近づいて
僕達の愛し方は
その幼い手で織り成す人形劇のように
つたなく
おかしく
素直なままに
摘んできたレンゲ草
タンポポの雪
舞台に積もり
野苺の化粧に唇は色めく
ゆら ....
白い紙に一言だけ
書いてみた
「生きたい」
と。
喜望峰
何があるか
わからない。
勇気が必要だ
太鼓の音
槍の音
笛の音
琴の音
静寂の中に
甦る魂
千年の時を越え
今再び目を覚ます。
昨日久々に出会った無限は
疲れ切った顔をしていた
巨大な影を携えて
途切れ途切れの息でこう言った
歴史はどんどん積み重なるだろう?
例え世界が有限であったとしても
時間は永 ....
ほほえんで くれるだけで
シアワセをカンジれて
それが、きっと、
オレにとっての
すべての こたえ
こころ、
どのようにあればよいのか ....
毎年この時期になると
瞼が退化するので
夜は
眼をあいたままねむる
口をあいていると
小さい生物の死骸が入るから
歯はくいしばるようにしている
深更
瞳孔がうっとりとひらき
....
婚約指輪を失くしました。
大切にしたくってトイレの後、外して手を洗いました。
そしてそのまま忘れてきてしまったの。
30分後に電車の中で気づいたの。
心臓がド ....
夢の中でお前の名前を血文字で書いたよ
血が薄くって読めるかどうか心配で
重ね書きする度に読みにくくなって
呟いて呟いて眼が覚めたよ
***
圧倒的破壊力で君を口説く言葉を捜して
詩 ....
なぜこんなにも
何もできない自分がいるのだろう
がんばれば
多くのことができるというのに
なぜこんなにも
何もしない自分がいるのだろう
やりたいことが
たくさんあるというのに
....
真っ白いグランドピアノの上で
カジノで稼いだコインをばら撒いて
捩れるように踊る
東京タワーの天辺から
吐瀉物を撒き散らすように
キラキラと言葉を撒いて
そこらじゅうに
栗の花が咲け ....
先が見えない一本の道。
立ち止まって見とれてたら、
たくさんの車が通り過ぎていった。
みんなどこに行くんだろう?
会社に行くのかな?
家族の下に帰るのかな?
友達に会いに行くのかな?
....
決して静かとは言えない、
荒々しい音を立て、
狂ったように踊っている、
いくつもの赤い光。
白い地上の天国を引き寄せ、
天使または悪魔のはばたきを聴きながら、
それを見つめていたら、
....
ふるい手紙を火にくべたんか
けむたい朝に眼をしょぼしょぼさせとんね
一番遅くに寝たもんが
一番早くに目を覚ます
土鳩鳴いとるよ
くるくっく
卑しい国には正しい言葉なんてありゃあせん
....
だんだんと 崩れゆくバランス
ガタガタと 音を立ててゆく
必死に支えても カタチ整えても
ぜんぜん効果は ないみたいだね・・・
僕たちはやっぱり アンバランスな関係?
....
僕の心で 輝く想い出 メロディーにのせて
どこまでも 響き渡り やがて君へと 届きますように
苦しいことや 悲しかったこと
楽しいことや 幸せだと思ったこと
いろん ....
あの日きみの耳元で
愛していると囁けばよかった
後悔先に立たず
僕は君を手に入れ損ねた
何も通じ合わないでも
君にキスしたかったよ
すべてあとの祭
僕は君を手 ....
隣のおねぇさんの目鯨が
大きな音をたてて南眼球へと進む
ドパァン
波にさらわれて、気が遠くなる
{引用=
いつまでも、ここにトドマッテイル}
パタタタタタタタタ
渋谷行き 南回り ....
僕の内側に裂け目が入り、
膿がこびりついた
それが百舌に連れ去られ、ヤドリギとしてブランブランしている
僕なのである
それを見た人たちが感心して言った
わかってるんだなぁ、彼は。
....
おれは悪意をおおいに宣伝したのだったが
きみたちはぞんぶんに楽しんでくれただろうか
おれの沸騰する泥のような甘い口臭を胸いっぱいに吸い込んで
きみたちは思うさま酔いしれてくれたと思う
そしてい ....
裏づけある
自信は
本当の
勇気じゃない
調べ上げた
行動は
....
あの日と同じように
戻って
いろんな話
たくさんした
ただ
また
離れていきそうで
不安なのです
この数ヶ月間
あなたは
どのようにすごし
どのような恋を
して ....
日だまりの中に飛び込む
パシャンと光が飛び散る
明日やあの人の背中へと
破片が突き刺さって行く
昨日たくさん照りつけた
残り日がまだほのかに香る
ママが干してくれた布団のよ ....
豚の顔をそぎ落としたような
結局誰もみたことのない
そんなあの娘の顔
穢れた糞尿を垂れ流せども
喜んで手に取る輩に
諭吉は踊る踊る
舞い踊る
飲み干せばよい
食 ....
なあ今日は
おまえが好きな
政治的なバーはよそうよ
そっちのほうがビール安いし
人々もいいけど
外国の刑務所に拉致されてもどってこれない
バスクの革命家たちの写真を見る ....
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