残りの生の
カウントダウンが始まった朝に
目覚めるとそこには無限がいた

大きな黒い影が
部屋を重い色にしたけれど
今の私にはそんなことはどうでもよかった

ただ側に誰かい ....
きれいな物はなんでも好きよ
雪が積もった時の睫毛や
私の口づけを求めるときの
少し荒めの白い吐息は
まるで水蒸気の妖精の舞

歩いた後にほわっと匂う薫りや
私を抉るときの指の ....
秋の、囁きに 世(e)界樹が
黄色の、石英を 散らす夜(No...)
テラスから潜る 眼下の闇-Sui、へ
彩度の無い、慰撫する新天使の爪 其の
思惟とY、マニキュアに散ル スバルの
歌 ....
申し訳ございません。
気概が不足しておりました。
すぐに補充いたしますので
そのままの格好でお待ちください。

申し訳ございません。
矜持の寸法が違っておりました。
すぐに裁断いたします ....
若駒引きて 闇惑う
若苗河の ほとりにて
割れては結ぶ 艶(あで)な縁
公魚(わかさぎ)の脇 浮かぶ月


沸かし冷ましの 湯女煙り
若燕一羽 迷いしは
湧き立つ女陰(ほと)に ....
息を吹き込んで膨らんだ 紙風船
何回か空に打ち上げたら萎んだ
その度に息を入れる

テストの問題用紙で作った 紙飛行機
真っ直ぐに飛ばない姿は自分に似ていた
その度に分解しては作 ....
襖の向こうには、四人の女が跪いている。

昨夜うっかり部品を落としてしまい
カヤコが動かなくなっている。

僕には珍しく覗き穴ではなく
腹全体を空洞にして、中に赤テントを吊るした。
無く ....
時が動いているから
飲みかけのコーヒーの熱は
どんどん放れてゆく

時が動いているから
人を愛する気持ちが
どんどん高まってゆく

時が止まってしまったら
花は散らない

時が止 ....
ごめんね



君の前では、私は
「純粋な女の子」でいたかったの


笑って、怒って
少し、恥ずかしそうな顔をして



少しでも君の気を引いていたかった



私を ....
アタシが出会った無限は
大きな声で歌を唄ってた
どこの国の言葉か分からないけど
とても優しい音だった気がする

素敵な歌声ね
よかったらリクエストしても
いいかしら

 ....
仕事帰りに寄ったファーストフード店 
一人座って夕食代わりのマロンパイを食べながら 
カウンター越しに君の姿を探す 

パイの中から舌先に広がる 
マロンクリームの甘さとうらはらに  ....
   ★from:
...doc..low.WW...ep
c.凍ル-Lu℃、爪・ロゥ K側のN'畏怖ス
...doc..low.WW...ep
異(e?)と成ルKissをス・ウィー.edノ円 ....
心の叫び声を
ロックで歌い
やり場の無い
思いを弾ける

悪魔が起き出し
メトロノームが
突然騒がしくて
太鼓の速い連打

外を見ると星の声
外は寒く風が吹く
家にはタバコの匂 ....
 透き通るような白い手に
 青い細い血管がすっと通っている
 つっと傷をつければすらりと
 赤い血はまだ流れ落ちるのでしょうか
 いいえこの白い手は萎んで干からび
 このまま大地に溶け込むの ....
たとえば
あたしがこうしてパソコンに向かっている間
森林がものすごい勢いで消えていって
いくつもの種類の生き物が絶滅していたり

たとえば
あたしがタバコを一本吸っている間
死を決意する ....
しあわせがこわい


ふしあわせのほうが
ほっとできる


しあわせをもとめているのに


ふしあわせのほうに
よりそってしまう


「わたしがすきなひとのじょうけんは
 ....
家賃と食費を かせぐためだけの
生活だけど まんざらでもないと
思いはじめているが ヒーローに
冒険へ誘われたら すべてを
うっちゃって 駆けつけねばなるまい
 今
 ここ
 自分
 俺が自由にできることさ

 確かに俺はスーパーSが強いかもしれないな
 こうあらねばならぬ
 こうしなければならぬ
 そんな想いが強いのは確かだよ

 誰か ....
いつもとは違う道を帰った日の彼女
もう歩けなくなって
駐車場の水溜まりに降る雨の波紋を見ていた
つめたく完璧な丸を描いて
にびいろの波紋は静かな口調で責めるから聞いてしまう
そうだね幾つ ....
 
 私は寂しがりや
 私は結婚している
 私は左利き
 私は百貨店の売り子さん
 私は良く笑う
 私は靴が好き
 私は・・・
 私が私について深く考えずに思い浮かべた時。
 すらす ....
生まれたばかりの言葉は
まだ何も見えなくて
朝の光と音だけを
感じるままに反応する

言葉は意識を持ちはじめ
ようやく言葉は
言葉として目覚める

言葉は
見えるところへと
届く ....
      1

ホームの後ろに錆びた茶色の線路があります。
線路の枕木は腐りかけ、
雑草が点々と生えています。
線路は使われなくなってどれくらいがたつのでしょう。
わたしは線路に耳を当て ....
ねぇもうすぐ感謝祭の時期なの
みんなお家へ帰るの
そしたらこの寮もがらんとして
きっと会いたくなるから
今から来てよ

あなたはいつも先の事を何も言わない
初めて会った時だって突然に
 ....
 
 
 
 【#1 巡礼】


赤く

熱く灼けた砂に跪き


空と大地は
逆さまのまま


おまえは
まるで祈るかのように
うずくまり
彼方には陽と
境界線が ....
扉を開け広がっていたのは
いつも夢見ていた世界

夜という深い青の世界と
朝というやさしい黄色の世界の
見事な調和

その中で輝き続ける
月というかすかな光

下を見れば
霧とい ....
トラフィック サークルで倒れてる女
喰っては吐く老婆
泣きながら笑う障害者
言葉にならない言葉で叫ぶ労働者
何も言えず手に刃を当てる子供
それでも笑う大人の男
二つに重なり
離れる世界
 ....
優しい意志を添えて弔った
恋の生まれ変わりに
巡り会ってしまう必然


どうして


なんて言わなくても
きっとよくて


古い琺瑯の如雨露が
くすくす囁いている

花が ....
等しく平等に
その波は来るということ
私たちに

夜半の警報は
ちょっぴり
大げさだったけど

海面が
ほんの数十センチ
浮き沈みしただけだけど

等しく平等に
その波は来る ....
床に線を引いて、
彼女は国境を決める。
彼女はとても怒っているので、
とっても横暴に決める。

彼女は地図を作ったので、
ぼくらの部屋は地図になった。
彼 ....
怖かったんだろうね
 風が死んでたりしたろうから
  ビルヂングが アロガントに まばたきもせずに
   夜空を おまえを 無視したりしてたろうから   


今日 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
有限者と無限[group]なかがわひろ...5*06/11/17 1:25
美しき物[group]8*06/11/17 1:22
散ル秋、石英の夜六崎杏介306/11/17 0:47
謝罪リフレインブルース瀬戸...7*06/11/17 0:39
むむ206/11/17 0:18
明日海月3*06/11/17 0:13
それからミゼット1*06/11/16 23:00
時が動いているからぽえむ君15*06/11/16 22:35
1mことは5*06/11/16 22:33
歌と無限[group]なかがわひろ...1*06/11/16 22:26
向かいの席服部 剛5*06/11/16 21:50
髑髏嬢[group]六崎杏介106/11/16 21:49
カオスペポパンプ4*06/11/16 21:25
 彼岸花茉莉香406/11/16 21:02
たとえばごまたれ12*06/11/16 20:36
しあわせにこんにちはふぁんバーバ...3*06/11/16 19:48
そろもん(隠れ剣士の話)みつべえ706/11/16 19:08
救世主山崎 風雅1006/11/16 18:24
つばくろピクルス9*06/11/16 18:11
私について。もののあはれ5*06/11/16 16:34
言葉は朝に生まれ夜に翔け上がるぽえむ君11*06/11/16 14:11
忘却の深層より—東京前田ふむふむ22*06/11/16 12:53
会いに来てよ虹村 凌2*06/11/16 12:02
『ビフォア・ザ・レイン』橘のの206/11/16 11:46
野薔薇1+*06/11/16 9:33
吐き気がするほど明るい世界kei99106/11/16 9:24
第二章藤原有絵4*06/11/16 9:09
フラットuminek...6*06/11/16 7:46
「 まっぷす。 」PULL.23*06/11/16 7:06
遠叫(TOKYO)水在らあらあ39*06/11/16 7:05

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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