貴方の隣で目が覚めたら
 猫になっていればいい

 長いしっぽがすてき
 ぴんとした耳で
 さらさらの毛並みの
 野性的な黒猫

 飼ってくれるんでしょう??
 愛で手なづけて ....
オレがマンホールから飛び出した朝
世界は平行四辺形だった

次に現れたのがビッグバンの犠牲者みたいな
あきれたニキビ面の看護婦で

オレの高貴にして好奇なる富士額にキスしたから
夜露死苦 ....
ピンクの木馬に乗ったのよ
とがってて
おしりがとっても痛いけど
とびきりピンクが
好きなわけでもないけれど
ピンクの木馬に乗ったのよ

不思議の国の入り口で
王様の目をし ....
素敵な夢を見たの

あなたが私の隣に座ってね

もっと私の近くに何度も座りなおしてね

左腕に、すりすりってしてくるの

そうしながら恥ずかしそうに

世間話をしているのよ

 ....
 太陽が消えちゃった夜
 しんと静まり返った部屋
 放り出された読みかけの本
 
 無理やり履いていたブーツ
 足はまめだらけ 真っ赤

 ねぇ 逃げなくちゃ
 貴方の香り まだ残って ....
強い奴が好きだ

弱い奴は嫌いだ


強い者は大岩だ
動じず揺るがず転がらない

弱い奴は砂場の砂利だ
風に吹かれてどいつもこいつも見分けがつかない


強い奴は大樹だ
ねじ ....
 金木犀の香りが漂い
 星は落ちてきそうに輝いてる
 風が吹き俺達の頬を撫でる

 愛撫するように
 耳元でお前に囁く
 決して遊びなんかじゃないぜ

 絶え間なく続いていく命のリレー ....
誰もわかってくれないと
思っているのは
誰にでもわかっていることで
誰もがわかっていると
思っていることは
誰もがわかっていない

それでもどこかが
つながっているようで
そのつなが ....
お気に入りのスニーカーと
私たちのDNA
それらは、歩くようにできている
足裏から伝わる感触に、踊るようにできている

森の腐葉土、落ち葉
そして草原の土だったそれは
いつかアスファルト ....
人が死ぬ時
その人には
何が見えているだろう
もしかしたら

もう
何も見えないかもしれない



世界の時間




ゆっくりになって

身体が
ゆっくりと
 ....
今日より、明日、明後日
舟が古びようと
櫂で水しぶきを描かずにいられない
来週より、来月、来年
からだの影が深まろうと
羅針盤の先を指差さずにいられない
蜃気楼を揺らして
永遠に届かない ....
二人の夜の楽しみは来た。

時の川は海に流れ出で、
ただ広く深き、その青さに驚き        
黙り込む。

空には力足りぬ、かよわき星達が
今ぞと
日を分かちて輝き出す。

 ....
陽を見て満ちるは誰が思い。
その重きに耐えかね
今、赤く染まり、傾きぬ。  ....
                   
星をみて、                    
もの思う乙女らの瞳に映るは、誰の影。                                
 ....
空が誰かのものであって欲しいと思う
できれば、あなたの

  すすき すすき かぜのわだち のこして

あなたがいない世界に
意味がないのではなく
あなたが見捨てたこの世界に
あなたは ....


全てが色づく季節

黄色の銀杏

真赤な紅葉

茶色の樹

紫が重なる夕暮れの空

目に優しいカラフルな季節

どこを見ても色があって

ふと、切なくなる

 ....
くちゃ、

おかあさんがかえってこないので、おやつにだされたゼリーをふんだ。

だいどころのゆかがつめたいのに、おかあさんはくつしたをくれない。

となりのうちのおばあさんが、さっきとんで ....
おまえが
おまえの母の指を握りながら
泣いていたので
どうしたのか聞くと


おまえは
母の左手の薬指の
銀色の指環を
指ごと握りながら
これが欲しいと
言って




 ....
オート三輪は
とくにダイハツのオート三輪は
蝉の顔をしてますよね
というわけで
ヌケガラも
オート三輪選詩集の
タイトル候補になったのだけど
魂のないヌケガラ
ガラガラと廃墟の中で崩れ ....
少年ピエロがステージ終えて
一人夜道を歩いているよ
今日も上手く演じきった
問題なんて何もないのさ

商店街の裏道を抜ける
街灯の明かりさえ
闇に飲み込まれそうだ
道連れになってしまい ....
料理で人を喜ばせる
長年の技と経験を
一瞬に表す。
今日は湯豆腐を作る

人が喜ぶように神経を使い
色々工夫して丹念に作る
喜ぶ顔が見たいから一生懸命
その人の事を思い作る

出来 ....
ビオラとフィドル
天体になって雨上がりの夜に浮かべ
おれは酩酊状態馬の夢鹿を数えて眠ります
背の高い茂み
オーキードーキーとマンマミア
クロスロードブルースとシュガーマグノリア
息を凝らし ....
威嚇的なあなた達は
きっと私を見て嘲笑う

派手に装飾しているあなた達は
真実なんてのを求め
それを追う中で何人でも犠牲にする
遺書を笑い 日々を笑い
陳腐な恋愛や言葉には涙を

な ....
海はどこ?
と言いながら
あなたの中で果ててゆく

海が見たい
と言いながら
あなたの中で消えてゆく

海に行くわ
と言いながら
あなたの中で力尽く

優しい光の街灯が
石の ....
ふん ガキの遊びに
おつきあいするほど
ひまじん だと
思ったのか おれを
ちっ そのとおりだぜ
遠くて近きもの

君と私の距離

受験までの月日

永遠の終わり

ただ遠いと思っているだけで

本当は

結構近かったりする
ロイド
何時になったら
巷に溢れたポップソングはなくなると思う?
ロイド
何時になったら
あんな空っぽのメッセージはなくなると思う?
ロイド
何時になったら
ねぇ
ロイド
赦せる日 ....
肌寒い冬の日であっても
それが淋しい雨の午後でも
探して下さい
一縷の柔らかな陽射し
あなたを誘(いざな)う一陣の
甘い風の香
ふいに足を踏み出して 旅してみたいと思うまで
両方の耳を澄 ....
錯綜している視神経の
からまりあった編み目の間に
ちいさい魚が
かかっている

つめたいつめで
そっとつまんで
涙腺の中へ
放してやろう
水草があれば尚いいが
涙腺の底には
 ....
よこがお

見つめてる

暮れてゆく西の空

降りしきる窓の外

白熱電灯 照らし出す いつか


よこがお

聴いてる

並木揺らす風

遠ざかる終電

カース ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
にゃあ(夢)lazy1*06/11/19 2:19
オレのトレンチ知風106/11/19 2:00
ピンクの木馬なかがわひろ...6*06/11/19 1:02
あのねANN1*06/11/19 0:54
ねぇ茉莉香5*06/11/19 0:24
私は強い奴が好きだ知風3+*06/11/19 0:06
望み山崎 風雅906/11/18 23:32
誰もわかってくれないぽえむ君13*06/11/18 22:58
58、散歩 【さんぽ】[group]雨宮 之人5*06/11/18 22:55
創書日和「白」[group]イズミナツキ6*06/11/18 22:45
十三月のヴァルカローレまほし24*06/11/18 22:03
夜の楽しみネコ助2*06/11/18 21:33
今さら改めて3*06/11/18 21:31
片思い0*06/11/18 21:30
だれのものでもないたりぽん(大...14*06/11/18 21:17
秋の白[group]愛心406/11/18 20:53
ゼリーミゼット4*06/11/18 20:47
家族指環[group]25*06/11/18 20:38
セミの抜け殻パズル[group]あおば5*06/11/18 20:26
少年ピエロⅡ青山スイ1806/11/18 20:21
料理(2)ペポパンプ2*06/11/18 20:18
ぷるぷる長屋水町綜助4*06/11/18 20:15
陳腐なあなた達へ送る陳腐な言葉さえ3*06/11/18 19:47
海は近い三条麗菜12*06/11/18 19:36
そろもん(灰色ドワーフの話)みつべえ606/11/18 18:52
新・枕草子 「遠くて近きもの」[group]緋月 衣瑠香4*06/11/18 18:47
ロイド虹村 凌3*06/11/18 17:45
希望の詩きりえしふみ9*06/11/18 17:40
涙と魚の相関関係吉田ぐんじょ...1606/11/18 17:37
よこがおyaka3*06/11/18 17:15

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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