なぁ
青春とは短く儚いものだったな

桜の色なんて


ああ
暑いな。ここは少し
木々の葉がさやぐような声が
ざわめかしい、朱夏

風の声なんて


ああだけど
底無しに ....
コロイドを写し撮った

君は
クリアトーンが歪む世界で
情景美ばかりを歌う

コロイドを写し撮った
咲くコロイド、還っていく、コロイド

幾つも落ちていく{ルビ双子=そうし}の星
 ....
二人の温度に車の窓が曇っていって
心の在り処もわからなくさせる
長い睫毛に香水のにおい
あたしが吸う煙草の煙
居心地良い筈なのに
どうしてこんなに惑っているのか


あたしのグ ....
今も世界のあちこちで飢餓に苦しみ
大切な命をおとしている子供達がいる

今も世界のあちこちで性犯罪が起き
苦しんでいる女達がいる

今も世界のあちこちで戦争により
尊い命を亡くした人 ....
人魚姫に会いに行きました
淀んだ空の下
冷たい雪を両手に伴い
そういえば
冷たい風も吹いていました
最寄りの駅から1キ ....
風の音とともに影の色は消え去り、
晴れた空の上を飛行機の音が鳴り響く、
口癖のように聴こえる夢の楽園、
抽象画の懐かしい響き、
おお つまらないむかしの戯言、
残骸はやかましく騒ぎ立て、
 ....
不器用な指先の
気の利かない言葉の
温もりを
零してばかりいた

あの日ホームで
あなたは両手をポケットにつっこんだまま
素っ気ないさよならを言った
私の瞳が迷わぬように

く ....
小さな指の間からすり抜けた思い出達
瞬きをすれば明日になっている
そんな毎日を今、僕は過している

理由もないのに涙が出るのは年老いたから?
過去ばっかり思い出すのは未来に希望が持て ....
ロシータっていうおばあちゃんは
サンホアンで一番年取ってて
猫にやさしくて
工房の隣の彼女の家には
いつも猫がたくさんいて
使い物にならないボートが
とまっている
 ....
 風に舞いあがる落ち葉
 その向う先
 俺の心の深いところには
 一人で向う旅路の果てが
 虚ろげに映る

 忘れることなどないけれど
 多くの過ちは風化して
 貨物列車で運ばれていっ ....
鬼だ


「捨てられた」と
呟いた口からは牙が

「苦しい」と
抑えた胸は垂れ あばらが

涙があふれた目は
赤く濁り 血の涙が

「あなたに触れていたい」と
願っていた手は ....
いつもいつも。

諦めていた、

人を好きになる事を諦めていた

人って酷い

裏切るし、妬むし、恨むし、傷つけるし

世の中そんな人ばかりだ。

きっと自分もそう ....
ほれよくご覧じろ
誰も助けてくれんだろう
気休めの言葉も
かけてくれんだろう

それが仲間という者ぞ
それが人という者ぞ

気の利く言葉が浮かぶ者
ほれほとんどおらんだ ....
僕は明日引越しをする
仕事上の都合で

電車にて
片道わずか一時間半の距離
大げさなもんじゃない

なのに
こんなにも心が寂しいのはなぜだろう


それはきっと
あの少年に会え ....
大きな本屋の片隅で
店員にも忘れられてしまった本が一冊
置かれた場所が奥にあるのか
興味を惹かない題名なのか
本に聞いてもわからない

言葉がこんなに近くとあるというのに
誰もが前を通り ....
名を呼べばいつでも来てくれる
君を犬だと思ったことはないけれど

ヒールの靴底で君をなじる至福
浴槽のなか 向かい合って足裏で君の頬を叩く至福

偶にね、
運転中の横顔見ながら噛み付きた ....
男とは、勝手な生き物だ。
やりたいことをやり
いくつもの顔を使い行動を始める。

女とは、哀れな生き物だ。
優しさに憧れ
つっぱっていても
意志は堅いほど
脆く崩れる。

 ....
木の葉が落ちるは                 
時の習わし。                   

春は雨に打たれ、                 
夏は陽に焼かれ、        ....
たまには私のことを
思い出して下さい。

今のあなたに私が見えますか。
二人の楽しい思い出は、
もう色あせた写真の様です。

 ....
遠く 遠く 離れていても


たとえ君が私を知らなくても

きっといつか 逢いにいくよ だから待ってて欲しいんだ

きっといつか 君に逢えたら 闇と不安から救いたい


だから今は ....
夜寝る前に読書していると 
開いた本のなかから 
うっすらと光を帯びた手があらわれ 
わたしに差し出されていた 

その手を握ると 
不思議な想いが心に流れ 
明日に怯えるわたしの影は  ....
叫んでいるのに

分かっているのに

触れることさえ出来ずに

悶えているから、手を差し出すけど君には見えない

2つの想いと想いが純粋に求めているのに

互いを受け入れられず真実 ....
今日の夕食は久しぶりに豪勢だった

メニューはハーブ鳥の焼き物

チンゲンサイのソテー

ポタージュ

白ご飯の四品だった

この前実家から荷物が届き、それも以前詩にし ....
教室にあった1つの星が
逃げるように走り去った
彼女は多くの願いの的だった
「どうか1日も早く 消えてくれますように」

夜がくると僕は足早に家路を辿り
小さな部屋で息を潜める
真っ黒な ....
ヘネシーの一気呑みなどとゆー
もったいないことはもう二度としないように
あるいはもいちど
そんな機会に恵まれたら
ぜひともおねーさんを呼ぶことをお忘れなく
それはそれとして
あんまり気張る ....
あま栗の中でいも虫が死んでいたよ
すでに黒く硬くなっていたよ

あま栗は甘い

いも虫は死んでいる

いも虫は栗をたべながら

たべながら死んだ
あま栗は甘い
いも虫は死んでいる ....
戦後まもなくだろう、
捨てられたガスマスクが
赤黒い錆を纏って
川の中で佇んでいる
傍らに
まだ新しい
マイルドセブンが沈む
ささくれのある人差し指で
水面に
彼の鼻先に
つぃ、と ....
夜巡る光は溢水もない

無限ではない人々の心の渦

海風がなびいて吹き荒れる

季節外れの海辺の砂のお城

夜の公園一人たたずむ僕のすがた

大した事もないが生きている世 ....
「風が吹かないんだ」

笑っちゃうわ

ふーって吹けばいいでしょ
吹かせばいいでしょ

何を待っているのよ




「つまり、月が出ないってことなんだ」

可笑しいのね
 ....
親愛なる、
あなたさまへ。

あなたは何時の夜も、
肝腎なことをはぐらかされます。
わたくしがどれだけ歯がゆい思いをしているか、
よくご存じのはず。

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
玄冬かのこ506/11/21 5:28
コロイドの花(imageといふもの)306/11/21 5:11
冷めた欲情ロリータ℃。106/11/21 3:59
生きる事の意味Direct...6*06/11/21 3:11
人魚姫遊羽6*06/11/21 1:59
太陽はうつくしい、なつかしい摩天楼の夢白雨3*06/11/21 1:36
ほんとうのものyaka4*06/11/21 1:35
眠る前に海月2*06/11/21 1:05
ロシータ水在らあらあ52*06/11/21 0:40
人類滅亡後山崎 風雅11*06/11/20 23:43
ごまたれ10*06/11/20 23:37
【アリガトウ、ダイスキダ】Taka★H...006/11/20 23:19
人の間なかがわひろ...1*06/11/20 23:17
ささやま ひ...13*06/11/20 23:11
言葉が泣いているぽえむ君11*06/11/20 22:59
エス朽木 裕3*06/11/20 22:58
気をつけろ女どもネコ助1*06/11/20 22:53
3*06/11/20 22:52
女の願い106/11/20 22:50
章から章へOrange...006/11/20 22:34
「  手  」 服部 剛21*06/11/20 22:17
気付け!!!Orange...006/11/20 22:16
夕食Direct...3*06/11/20 21:59
連帯yukimu...4*06/11/20 20:50
弟へ佐々宝砂3*06/11/20 19:36
あま栗肉食のすずめ8*06/11/20 18:49
戦後の遺骸[group]士狼(銀)13*06/11/20 18:34
迷宮入りの知恵の輪こめ1006/11/20 18:08
つれない君ANN2*06/11/20 17:53
「 血信。 」PULL.10*06/11/20 17:42

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