腰のまがったひとが
夜のとばりに 星をうえていた
しんぼうづよく ことばを
なくす過程が 大切なのです
と おしえてくれた
読みかけの雑誌を開いたまま あのひとが
透明なルリルになってしまった

笑みもそのまま ときめきもそのままに
ガラスのルリルになってしまった

うす青い 摩天楼の最上階
ここでは 音がこ ....
俺は決して希望を捨てない
どんなに苦しい立場でも



俺は決して夢を諦めない
どんなに歳をとっても



俺は決して憧れを諦めない
いくら手の届かない存在の女性であっても

 ....
公園に散歩に行くと
楽しげに飛び回る犬を横目に
足下のシロツメクサを見つめてしまう
あ、もしかして四葉かもと
思わずかがみ込んで
でも滅多な事では見つかりはしない
三つ葉が普通で四葉は ....
洗濯物を取り込む音が
二階のベランダから聞こえてくる
言い争うことも無く
君はもう産まない
とつぶやいた

僕らは同じ悲しみを
分かち合って生きる
多分同じくらいの
分かち合えな ....
 めをふせたまま
 ぐったりしたきみ
 りかいできない
 あいことばをいって

 いちじくに
 のみこまれて
 こうこつとしたよる
 とぎすまされた

 でんとうのひもが
 する ....
部屋の隅に蹲り、彼女が一人泣いている。

瞳から零れ落ちた涙は頬を伝って


コロリ


と小さな真珠になった。


右目から

コロリ

左目からも

コロリ
 ....
人肌のぬめり
満ち足りた舌

極彩色が
降り来る

清涼な 愛 
濃密な 霧
金色の 雲

漂いの快楽 
そしてその髪を濡らした

広まる  幽体
聞こえる楽の音

色 ....
ふと
目を覚ます
ふと
であらねばならなかった
次の日も
次の日も
ロンドン

飢えている
牙・ロンドンの
はるさめの匂い
香り立つ雨
予感として
自由が自白に見える
自由 ....
 
 
οわだい

すべての話題を鮮やかに
祖父の話へと導き
帰結する

この人はたぶん
愛を知ってると思う



οあんこ

粒あんの饅頭と
こしあんの饅頭と

 ....
しーそーしーそー
ゆーらゆら

片側僕が乗っていて
向こうに子猫の幼い姿

しーそーしーそー
ゆーらゆら
しーそーしーそー
ゆーらゆら

ブカブカ
大きい革靴を
無理矢理
 ....
兄ちゃんのヘタクソなギターを思い出す
12月、寒い夜

妹は彼氏が出来たとはしゃいでた

東京には空もないし、星も見えないぞ
父ちゃんは乱暴に俺の頭をはたき
戻ってくるなと言った ....
私が心貧しく荒れていたとき、
あの娘は拳を包んで
涙を塗った。
 ....
起きもせず、眠りもせず
顔の前の空気を、音もたてず吸っている。

この悲しい痛みは消えはしない。  ....
厚い胸に抱かれる安らぎを、
強い腕に抱かれる安らぎを、
あなたから教わりました。

恐れの要らぬ、
心身からの甘えに
恋する喜びを、
生きる素晴らしさを知りました。

今、幸せで ....
冷たい風は
そのまま冷たくて
ぼくの身体を凍えさせてゆくけれど
この寒さを乗り越えなくてはと
ぼくを熱くする

冷たい風は
さらに強くなって
ぼくの身体を固めてゆくけれど
この辛さを ....
言語破壊後


それは大阪に住んでいるM(人)です

ANARU処女
40年来の重量老化
確実にコンドームを付けます

割れ目が残るプレーを許してください
容赦をお願い

終了 ....
世界の果てって行ったことあるかい?
先週もソコに行ってきたんだ
家族連れやらなんやらで
てんやわんやの大騒ぎさ

広い大地
燦々と降り注ぐ太陽
きれいな瞳
そして心
 ....
「好き」という言葉に
飽きたとしても

君を見て ピンッと動く気持ちの方向は 変わらないと思う
ずっと
{ルビ銅=あかゞね}の地に影なす禿げ山は峙ち
ひと足もふた足も早く夜を招き入れる
時のか細き尾は見え隠れを続け
遠くより線路の軋む音が届く ....
 霧のかかった幻のなかで
 俺は一人佇んで
 通り過ぎ行く人や車や季節を
 ぼんやり眺めている

 救急車が夜の街を支配する
 隣りの部屋では
 まだ若い大学生が
 寝息を立ててるのが ....
 うまくいかない毎日に
 うんざりしながらも
 今日も煙を吐きながら
 最前線へ向う

 魂は血みどろになりながらも
 ただ、この地球に留まることに
 希望を探し
 自分のちっぽけさを ....
   


   それでも、あたしのブライアンは
   はっ、はっ、はっ、はっ
   なんて、口をあけてからだぜんたいで呼吸をして
   わずかに首を傾けているだけだったし

   こ ....
あの娘は世界を見つけた
そこには世界が広がっていた
周りをどれだけ見渡せど
世界だけが広がっていた

縮み上がるような冷気の中で
小さな小さなこの場所から
世界を知ってしまっ ....
私の心を哀しくさせる

温かく強い光は天高く遠のき

私は切ない気分になる



枯れ葉舞い散る風の中

私の心は千々に乱れる

秋風よ

どうか私の心から温もりを奪わな ....
  (それは罰でしょうか
   それともただの汚辱でしょうか・・・・・・)


   樹の幹につと掛けられた梯子に登ったのは
   愚かさでしょうか
   それとも下卑た好奇心でしょう ....
悪夢に魘され 目を覚ます
暗闇に 君をさがしても 見つかるわけもなくて

僕はイヤな汗を背中に残したまま 少しだけ熱い額に 手を翳すのだ


泣かないで。どうか。僕の愛で 君の身体はもう守 ....
細胞すべてが気づいてしまって

指の先から砂になる

寒さの合間で魚を逃がすと

私の鬼が ホウ と鳴く


息をするのは喉でない

呼吸をするのは肺でない

青い一つが ....
窪んだ目と
掠れた声で
それでも
微笑んでくれた

あなたは
そうやっていつも
きっと辛い時も
きっと苦しい時も

我侭で屁理屈好きで
拗ね者を装う愚息を

だいぶ痩せたねっ ....
冬のすじ雲に
数羽の鳥が列をなし
横切ってゆく
あの空は海

冬の枯れ野に
数羽の雀が群れをなし
降り立ってゆく
この地は空

天は恵まれ
幸福は満たされ
その喜びを
地へと ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
そろもん(導師の話)みつべえ806/12/2 18:30
透明なルリル藍静29*06/12/2 18:21
希望Direct...5*06/12/2 18:02
*幸せの三つ葉*かおる13*06/12/2 17:57
空にあってよかったたもつ2106/12/2 17:32
Hi-my prutonium UranSPINOZ...3*06/12/2 16:54
コロ コロ コロリ琉碧 翡翠1*06/12/2 16:44
人肌のぬめりアハウ4*06/12/2 16:15
倒折黒川排除 (...006/12/2 13:12
祖母のアラカルト橘のの606/12/2 13:03
思春期Fnoon106/12/2 12:05
東京ラーメン大西 チハル1706/12/2 12:00
あの時あの娘ネコ助3*06/12/2 11:24
会えない女2*06/12/2 11:23
ゆ め206/12/2 11:22
冷たい風がぼくを熱くするぽえむ君14*06/12/2 11:05
M(人)です言語破壊機械1+*06/12/2 6:45
ブギウギ・ワンダーランドなかがわひろ...6*06/12/2 6:35
気持ちの方向[group]北大路京介25*06/12/2 1:46
銅夜(どうよ)遊羽5*06/12/2 1:37
そうだったのか山崎 風雅506/12/2 1:35
詩人A606/12/2 1:13
空にあってよかったたたたろろろ...9*06/12/2 1:01
世界と少女なかがわひろ...4*06/12/1 23:56
秋風ajisai8*06/12/1 23:21
寓話月夜野15*06/12/1 23:08
真夜中に待つウデラコウ3*06/12/1 23:06
指の先から砂になるミゼット10*06/12/1 23:06
あなた松本 卓也306/12/1 23:01
生存以上の生ぽえむ君10*06/12/1 22:59

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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