遠く 見晴らす 草原
凍える手に 情熱にほだされた 息かけ
圧倒的な 旭日は希望と共に 昇り
草花の露は 烈風に揺れ 輝きを増す
地響きがする 遠く遥かな 思いを湛え
{ルビ群馬=ぐんば ....
サラサラ
サラサラ
時の流れて行く音が聞こえた
ドクドク
ドクドク
血液が流れる音が聞こえた
カーキ色した夜を越えて
浅い眠りか ....
マンションの鍵を開ける
左手にぶら下げた金魚
学校の友達と
お祭りに行ったんだ
金魚すくいでね
僕が取ったんだ
リビングの扉を開けると
ママはソファーで横になっていて
つまらなさそうに ....
降水確率が
七十パーセントだとか
予報された空から
雨は得意げにやってくる
ビルとビルの隙間を
灰色に染めていく
知らない顔の持ち主が
逃げるように通り過ぎていく
少女は傘も持たずに
....
オレらはファミコン世代だが
それでも主流はカン蹴りだった
今じゃガキが三人寄れば
おっ始まるのは株主総会
必要なのは強い酒と
エコノミックアニマル・セラピー
だけど何とも不思議 ....
ここから最終行までを いっきに
ロープで吊るし、
よし ブランコだ
サーカスのはじまり
はじまり〜
のまえに
「お腹空いてないかい?
....
勤労感謝の日の昼下がり
今年も晴れているから
散歩に行かなくてはならない
木枯らしの吹く前にと
慌ただしく一年分の
犬の散歩する人の群が
通学路の小径を占拠して
昨日の午後
学校帰 ....
もうすぐ狼がやってくる
山羊なんかを食う
羊羹なんかを歯の間に挟んで
山羊なんかを食う
めえ
俺は牛の乳を搾取する
俺の牛からも
お前の牛からも
しかたなく全て搾取する
それが俺 ....
「修行」という言葉が胸をしめつける
もうなんにもいらない
人間としての幸福がほしい
地球には様々な花がある
すぐに散ってしまう花
すぐに枯れてしまう花
どんな環境でも咲いている花
桜のように人々を魅了する花
薔薇のように刺 ....
あたしのいちばんでいたい
けどそれはわがままだから
そう言ったキミ・
わがままじゃないよ
だから
あなたのいちばん
私にして下さい
そう言って泣いた日 ....
なぁお前は
いつもさ
脅えるふりして
狡猾に狙ってる
何を
餌
多分
寝床
そして
生きる事
欲求
野生
達成して
しぶとく
図々しく
雨の日も
風の日も
....
かかえこまれて
光線から隠れて
鼓動の深さに滲む
羅列
虹のような破線
こぼれる
ガラス の
底の底
あなた
立ち去りなさい
私が
自由になるのだか ....
オカチャベ たべる
と言ってキミは
お茶漬け海苔もって来るから
ボクは困ってしまうんだ
彼女はコワイ顔で
食べさせるなと無言の圧力かける
でも休日だからいつも寝顔だから
つい甘やかし ....
泣き出しそうな空から
冷たく凍ったみぞれが堕ちる
あなたの黒髪を容易く濡らして
あたしは重く垂れるその雫を飲み込んだ
体が冷たく冷えていたので
上手く手足も動かせない
代わりに ....
イメージはね
うすいピンク
周りの空気が
ゆっくりと
優しさに包まれていく
君と出会った大好きな春・
イメージはね
さわやかなアオ
長いようで
....
最初の日曜日、世界は混沌とした闇の中にあって、まだ私の手の届く範囲内でした。
最初の夏、世界は混沌とした闇の中にあって、私はその世界で王様でした。
最初の冬、混沌とした世界は終わりを ....
枝がしなって揺れ
扇状地になった
川が日本海に向かって走り
人が住み、田畑を耕し
町をつくった
神はこれを最上置賜地方と呼ばれた
オナンの裔はここに住んだ
漏らしたものが土にへばりつ ....
今日生きれてよかったと
思える日が一日でもあれば
一週間は生きてゆこうと思える
今週生きててよかったと
思える週が一週間でもあれば
一ヶ月は生きてゆこうと思える
そう思えるのはわず ....
人は死ぬ
すべてを終える
前に
・
・
人は死ぬ
誰かを残して
何かを残したまま
・
・
・
人の死を
笑うなよ
・
今もど ....
1.
タ.a-ル u,{兎..?}タ、耽 銀具に編ム-Ur'血
ヘ.kクト、TAIYOO炎-$,卓と粉finに
{i-}!ト'U律線t-ヲ奏..bisト)でル.Lu
淫靡なr-シster ....
◆‥{a.魚-ie'Xゥ,p}‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥◆
オイデ、精緻に 敷-クLinesを越[-Go!℃]えて、砂ァr
◆‥‥‥‥{a.魚-ie'Xゥ,p}‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ....
手を握ると仄かな貴方の暖かさが
心まで届いて私は目を瞑る
不器用な言葉をひとつひとつ噛み砕き
とうとう此処まで着てしまったけれど
目の前の道は二つだねと呟いて
足を止めたとき、貴方ももう気が ....
さげすらん・ぺぐ(梅の木の下)
く・くつぐ・くどぅ(月夜の晩に)
めぎ、めぎ・ふ・らむ・れすとりし(おとめ、おとめが蝶になる)
ばすで・を・きぬく・ふあまれれ(ヴィオロン男が爪弾けば ....
箪笥のいない夜更けに
わたしは廃屋に棲む四つ目と会う
四つ目を思うとなんだかせつなくて
夕暮れ時からたまらない気持ちになる
廃屋が見える路地まで来たら
心臓が喉元ま ....
愛しい
風は
誰にも、吹く
けして
同じ様ではないが
....
箪笥はいつも 夜更けに戻る
鼻歌まじりに 廊下を歩き
暗い風呂場で くしゃみする
畳ニ枚分 離した布団に
ドーンと倒れて いびきをかく
酒の臭気に 眠りの鎖が
....
生ぬるい 外見上の 愛などいらぬ
我ら 田舎に 生息し
ダサい 天下を 取る
決して オサレではいけない
我ら すでに 年老いた 自由をもつ
決して 縛られては ならぬ
外見上の 愛な ....
映画館のないその街の市民が
映画を観られる唯一の場所「公民館」
そこに私は技師として勤めている
あなたがレコードを出した
レコードで聴くその声はあの頃
そうパブで私とはしゃいでいた ....
ジョニーは自分では
きっと前世はやかんだったに違いないという
なんでやかんなのと聞くと
やかんを見ると落ち着くからだって
俺はやかんに戻りたい
お湯をわかして暮らしたいよ
ジョニー
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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