俺は自分の世界すら
滅亡させることができない
大火を愉楽することもない
消防署も火消しもあり
ポンプ車があり
どこで火事が起きているか
俺は解っているのだから
三秒で駆けつけて消し去る
....
家族を見送る朝
友達と別れる時
恋人にオヤスミをいう夜
バカみたいな話だけど その都度
明日は逢えないかもしれない
今日のうちに死ぬかもしれない
バカみたいな話だけど ....
謹啓 Mr.チャボ様
当フラワー団は本年九月の
一日から末日まで
「秋の七草キャンペーン」を開催いたします
つきましては誠に勝手ながら
キャンペーン期間中 貴方様への攻撃を
....
/
ヴ
ゅ きゃははh hhっはっは
、 っは あhhっははは
CH なんだ、これ きゃっはhhっははは
/
ヴ
ゅ、CH/ヴゅ、CH/ヴ ....
ジャグジーがくすぐったいだなんて笑っちゃって仕方ないな
ほとんど脂肪だからよく浮くんだ、あ、臀部が水面から出た
人類が正しくなくても許すよ
種族になんの利益ももたらさ ....
帰る場所を私は持たない
たとえば
ふるさとは
ほろびるだけで
東京は
ただ試してる
ことば
あるいは
ことば以外で
わかったようなつもりになって
帰る場所を私は持たない ....
星空は
誰かを亡くした後に見ると
もうせつなくて
全身の力を奪うけれど
残された人間はそのまま
生きるしかないのだから
永い年月をかけてでも
また
星空を見上げる勇気を
わたした ....
夕焼け空捕まえて泣いた
切なくて声出して呼んだ
宵待ち竦んでうずくまる
可哀想だなんて
放っておいてほしくて
差し伸べられた手払って
悲しみなど許せないと叫んで
幼い日
川 ....
乾いた部屋の中で 僕は
水をこぼしてしまった
慌ててティッシュやタオルに吸いこませるけれど
水はカーペットや毛布の中に染みていった
ため息が空中で停止するくらいに
時はぬかるんで 流れがよど ....
赤い河の流れに身を任せる
一通の船に乗る 目の前には夕闇
視界の先を今なら明確にimageできる
失くしたのは片肺…
失くしたのは最愛…
美しい音色に委ねる我が身
力の源が言葉であれば ....
あが、あがあが。
手にとって見たら、ちがった。
こりゃ、まずいぞ。
見なかったことにしよう。
誰かに見られたら、まずいぞ。
あがあが、あが。ちがった。
....
私の理想の女性は林家パー子です
見た目はおいといて理想です
自分のやることなすことを
中身はおいといていつも笑ってくれる
そんな人がそばにいたら世界はどんなに楽しいことでしょう
別に私はいつ ....
雪野原をなぞる、赤い指先。
ほう、と吐いたひと息が 冬の落ち込んだ雪空に
溶けて消えた。
ただひた向きに
かつもくもくと
汗をかきかき 生きてゆきたい
風はなく
誰も居なくても
責めるのではなく 受けてゆきたい
花は花として
なに 想うのだろう
....
ハイ ジミー
今日は晴れているかい
君がジムという名前かどうか知らないけれど
僕の中ではジミーと呼んでいたよ
ときおりすれ違うだけの君が
急に
ねえ兄弟
今日はなんて素敵に晴れてるん ....
それでも無くても
トリーチェの日曜日はいつも特別なのに
今日はレンガの隙間から太陽まで差し込んだ
雨漏りと暖冬のせいか
床に生えた黄色い苔のおかげで
鉛みたいな腰も少しは軽くなったし
....
朝から降る小雨が
今にも雪に変わりそう
そんな景色に
今日一日の力を抑えられ
心は閉じてゆく
沈んだ気持ちで
一日が流れてゆく
昼を過ぎた頃
気づけば雨は消えていた
間もなく ....
私の中では固定された考えというものがあるのです。
それはあなたがいくら引っ張っても動きません。
いやだから押したって動かないって。
ははは。何人がかりで押したって動くものか。 ....
魚群
天から降る
花のよう
鳥の群れ
爪先が赤い
あれは鳩だ
針金を巻かれるよう
その声は細い
薄い影、首筋に射す
そこには初めてのしるし
階下から聞こえるコーラス
....
私は誰と言うよりは
なんで生きてるのって思想
生きる目的がない事は
死ぬ理由にはならないようだ
お母さんが出て行った
僕もお父さんも
泣いて 泣いた
ただ
まだ幼い弟は 何も知らず笑ってた
弟が「ママは?」って聞くたび
お父さんは泣きそうな顔をして
僕は聞こえないふりをする
....
AV女優のやうな名に
慣れたあの日に失った
皮肉よりも薄い膜
鬼は外福は内
子種を撒いて
幸よ来い
無法地帯に咲き誇る
花には毒の蜜が溢る
三億の死一つの命
....
気持ちが薄れ
情熱の炎は消え
彼女に振られた
私の夢は打ち砕かれ
涙は川となり
夜通し踊った
他に道はなかった
彼女は私を気遣い
そして私は別な道を歩くんだ。
....
朝露が涙をこぼし
空は移り行く
私は貴方を失った。
ひもすがら夜もすがら泣いた。
安物の香水は私を置き去り
握手をした
私はまだ貴方を愛しているのです。
胸の内を話せないまま
....
生きてると
嫌なことや
気持ち悪いことや
やるせないことや
許せないことや
悔しいことなんかが
いっぱいある
ま、いっか
自分の心に言い聞かせる
言 ....
陸と海
乗り物と景色
バレンタインと勝利
寝てワナをかけ
夜明けと夕暮れ
奇麗な空気とキチンとした芝生
踊りまくり
木々と塚
たたく人と走る人
完璧は効率的でない。
あ ....
きみが生まれた病院へゆこう
インフルエンザの季節だから
まだ赤い きみのBCGみたいに
痛い注射を刺されにゆこう
歯の無いきみの笑い顔を抱っこして
きみを産んだ病院へゆこう
晴れて乾い ....
雨は空から降るよ
恩人は退職していた
涙は瞳からあふれて頬をつたうよ
問題は停滞したままだけど願いは一つかなった
悲しみは遥かな藍色の空の下から訪れるよ
お金はない、だか ....
小さな細胞にも戦いがあるように
私は愛すべき者の為に、
喧嘩をする。
世間には、
有形無形の相手が満ち溢れ。
その中で、
私らしさを存在させる為に
喧嘩をする。
イエス・ノー ....
シンとして、乳首ふくます母と子を
ほのかに照らす五ワットランプ
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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