12時
「もうなにもかもやめる」といいながら
見た事の無い男がキッチンに立っていて
重力の関係かすこしだけ勃起していた
わたしはリビングでまるくなって泣きながら
声でいろいろな嘘 ....
だばだばし、ぐうたらし
ただたばくぁえてだばだばしたばし
あさがみえてばねころびぐうたら
しばれてみたればおはこさまっくら
だぶしぇえてかだしぇえて
きたばれさまくてかまくらほるさて
たま ....
それから(あ…
涙のさめる速度で
失ってゆく
かつての海原へ
予感する視線がまっすぐ立ち
地軸のかたむきをなぞる
そっと
(夢を瞳の奥に燃やしている核心
のぼっていった少しばかりの ....
あいたたたー。
机の角に足打つ僕。
ケタケタ笑う君が居る。
釣られて笑う僕は幸せ。
ほんとなのー。
うたぐる君と真顔の僕。
我慢出来ずに笑う僕。
怒って笑う君に幸 ....
死蛾導の暁空
黒い無類喋は散策し
六尺の刀ぐるぐる旋る
砂滑な傾斜
荒々しい枯れ草
裸足で赫い生命懺悔を残すも
背中を突く刺風
自我の導怨より
様々な光影の行方を
受けな ....
詩が書けない
だって部屋が寒すぎるんだ
とりあえずあっためよう
詩が書けない
どうもお腹が空きすぎてる
米一合ご飯炊こう
詩が書けない
なぜならキミが好きすぎる
明日はきっと電 ....
終わりにしよう あなたは言う
その瞬間 私の時は止まる
君に会えて良かった あなたは云う
去年交わした約束は 木の葉のように散り
私とあなたは別々の道を歩む
一人で ....
ジャスタ・モーメン
おまえのそれは珈琲なんかじゃない
幾分糖分多目カフェオーレ
カフェ・オ・レだって?何様だ
フェイクヨーロピァン・イン・短足エドウィン
タチの悪いパロディだ
アス ....
全くあなたの人脈の広さには感服いたしますよ。
この前はなんでしたっけ。超スーパーヒーローさんでしたっけ。
その方と飲んでてついつい朝帰りしてしまったんでしたよね。
どんな話題で盛り上 ....
はじけた言葉の勢いで
ドアを蹴って飛び出した
夕暮れの空に浮かぶ金星
ポケットには月の石
言わずにいさえすれば
通り過ぎた一日
ひと言 ....
ピンと張った和音は
見事にハーモナイズされて
青空に溶けていく
その時 私は
風よりも風
雲と一緒に
どこまで流れていこう
体にへばりついているんだ
まるでゲルのように
まるで泥のように
まるで怨念のように
まるで肉のように
水深何十メートルの所にいるような
そんな感覚だ
物凄いGなんだ!
俺にGが!
G ....
幸せさえも幸せな
僕等遠くへ跳びもせず
流れるように時は過ぎ
いつかどこかへ着きもせず
川の流れの濃淡も
幸せさえも幸せな
出会う事さえ幸せな
僕等明日から逃げもせず
振り返る ....
盲いたのは何故?
加速する世界に心忘れて
瞳の中心を無くした
ひとつ貫くことを怖れて
焦点を無くした
風が冷たいわ 冬がきたのね
ねぇ 寄り添っていい?
手がかじかむの 真っ赤になって
だから 手を繋いでいい?
吐く息が白いわ 体が冷えちゃう
ほら 早く抱きしめて?
なんで ....
都市の末梢神経が、ところどころでむきだしになっている。むきだしになった都市の末梢神経に眠らない水が引き寄せられる。四谷には初冬の冷たい雨が降り、お茶の水では真夏の日差しに輝く神田川の汚れた水面に鯉が ....
夕陽オレンジがとても綺麗だ
と
あなたもそう感じたのなら
わたしの手は握らなくていい
舌を出しながら遊んでればいい
まわる毒がまわったら倒れたらいい
これはきっと夕方のはざま
....
あなたの元へ向かう電車は
やけに鈍行ね
先頭車両に乗るのは
1秒でも早くあなたに会いたいからだわ
気付いてね
いつもと違うあたしに
誘惑してるの
負けてもいいのよ
今日はあ ....
「生きたまま、食べるのかい?」
「それが一等うまいのさ。」
そこに花がある
名前は知らない
けれども
その花にしかない色がある
それだけあればそれでいい
そこに鳥がいる
名前は知らない
けれども
その鳥にしかない翼がある
それだけあればそ ....
昨日の雨で葉が大分散ってしまった
路に張り付いた黄色い葉を確かめる様に
路を踏み締める猫
駆け出し 物陰で丸くなる
(寒い)
いつものように膝をがくがく鳴らすわたし
柵にもたれて ....
ヤリたいだけだっていーぢゃん。
そんなに自分を高く売るなよ。
だけど、安売りもすんな。
価値なんか見いだすなって、バカくせぇー。
まぁ、ヤリたいだけだっていーぢゃん。
早漏だけどねー ....
さがしものなんて何もない
はずかしくてもさがさない
どこへいったかわからない
手もとをはなれても
いきてゆけるならどこへでもいっていいぞ
消えてなくならそれまでだ
....
ゴロしがぐね、
かちゃときの罵びん
よくとめの帰しに
ガザン、
パ毛。
野の雲、身すらくも
奈菜フェル
藻爬p数 )))
メレぬこし 花咲 ....
脳をまさぐると
まるでさっきまで
そこに在ったかのように
断片が輝きを放っていた
思い起こす
笑顔のような表情
涙声と数々の溜息
隙間を広げた綻びから
記憶が流れ去っていく
....
恋が苦しいってことを知らなくて 恋をしたわけじゃないのに
胸を締めつける切ない痛みに耐えられず
どうしていいか解らずに ただ泣くだけの自分
自分を責めたって痛みは消せない
あの人を責め ....
旅程、 それは
気体としての体の呼び名
約束は山嶺のむこうで
鼓動が、 「遠く」と嘆く
あなたの住む町に
なごりを凍らせて
肌の温度で流れ出す
液体としての心
はるか、 はるか ....
羊水の記憶を辿りたくて
何度も海を呼ぶ
故郷への列車は海も山も知らない
揺れは
胎の記憶
響く音は
血の流れ
唸る、唸る、
私の海
(海にあこがれて南へ出たけれど 。 ....
わたしの夢がとけたら、合図してください
電話ではなく
叫んで
いくつもの夜に
犬の想いが編みこまれています
とりどりに
一本だけ、見たことのない色の声を
ゆった ....
あなたへ手紙を書こうとする時
暗闇を映した窓に
例文が訪れます
「あなたとは
もう何も無い」
私は絶対に
そんなことを書きたくはないのです
ありえないほど光に満ちた
未来を思 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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