私が詩ウタふのは所詮平和の詩ウタだ
だが數知れぬ男根が齧り取られてゐる
それを平和の御世だと云ふなれば、の話

マッチング・アプリの戀
もはや女の實體を相手に
戀の手管を試す騎士道は
廢 ....
○「不安の世紀」
見上げれば
火山灰がどんどん落ちてくる
見下ろせば
地面がぐらぐら揺れている
目を閉じれば
心臓がバクバクする

○「年」
年寄りに年を聞くのはやめてほしい
「も ....
自分はガンダム世代と思っていたけどイスカンダルに行ってちゃんと戻ってきたヤマトって凄くないか?さすが右翼。ふつうの老人はブレーメンの音楽隊員になれるだけでも栄光背負れるのにね

*

http ....
月ものぼらぬ無明の闇よ
壊れし石垣の傍らに
震へる風の
強く弱く啜り泣く

我が子を見ることなしに
戦に赴く愛しきひとは
帰る我が家を忘れたもうや

囁くやうな聲がする

眠れ  ....
お嬢様、温かいお茶を持ってまいりましたわ。

いつもありがとう、ろーら。
今度、またあのお花を見に行きたいわ。

いつも勉強熱心ですねお嬢様は。伝えておきますわ。

久しぶりに思い出した ....
会員から預かったカネの在り方
わからずじまいのまま会計報告あげた役員に
怒り心頭の母
役員たちは問いただす母の口を封じ
まるで母が諸悪の根源であるかのように言いふらす
しかもトドメは
「あ ....
電解質の雲は、うすうす氣づいてた、赤い龍の欄干、アリストテレスの横顔、上映中の忍たま乱太郎、
立って、立って、立って、
たった一つ絶った二月
工場は閉鎖しました
ロボット肯定botになった人間 ....
左首筋に喰らいつくドンとした重さを感じ
思わず顔を顰める
まるで虫がしゃぶりつくような薄気味の悪さ

しばらくすると何もなかったかのようにすっきり治るが
不意打ちのようにやってくる厄介者
 ....
わたしのおじいちゃんは山が好き
山に入ってはいろいろ採ってくる
ハツタケマツタケイグチにヤマドリタケ
時にはマムシにキムシにハチノコも

一緒に山に行くと
おじいちゃんはよく木々の間に消え ....
破壊と再建の繰り返しで
歴史は編まれている

恐怖 ショック 残念
悔しさ 闘志 アクション

様々な編み方が共存しながら
延々と編まれ続け
時点時点の結果がそこにある

今日は三 ....
ときおり、ビビッと飛び立つカワガラスの刹那が、凡庸な1日を僅かに輝かせてくれるけれど、私はまるで重量の失われた物体のように空に向かって昇っている気すらした

雪は降りしきり、私は屋根の上で雪を下ろ ....
とてもとても
とほいとほい
処から
やって来る風
からだからだと
纏わりつき
からだの輪郭
形づくり
わたしの身体
通り途として
すぅうと抜け
アホイと
明るむ空の青に
挨拶 ....
 眼に泳ぐ精子たち      
                     電子を帯びたきみの姿見
 幾数年もわたしの前を歩いている
               ひとりごちに浴する勝手が ....
些細な日常のことでもすぐ喧嘩になる
お互いが酷い言葉を投げかけあっても
いつのまにか何もなかったかのように元通りに笑い合う
お互いわがままを言い合い許し合う
私にとって母は母でもあり姉妹でもあ ....
生まれてきた者らの國と
生まれてこなかった者らの國
お前はどちらに
棲みたいのだ?

なべてこの世は撰択肢だらけ

自分で決めろ
と云ふ事だ、要するに

僕は自室に詰まつた
澤山 ....
街に雨が降っている
いくつかの記憶が断片のまま転がっている
  僕は君に呼びかける
  かえってくるものが自分の谺にすぎないと
  知っていても
  それは君がいなければ
  生まれなかっ ....
排気口からとめどなく産まれる風船。バスの行列、タイヤをラメで塗る。
正方形の庭、日付のないカレンダー、海。
「もう一度最初から話してくれませんか?」
髪の毛を耳にかけるしぐさ、紫色の砂。ポリカー ....
○「ディスコ」
ミラーボールの鮮やかな夢のような光が
くるくる回っている
その鮮やかな夢のような光に包まれていると
だんだん女は誰でもいいように思えてくる
ディスコで結ばれた男女は少なくない ....
奏者は愛おしそうに
艶やかなボディをひと撫でし
ため息をついて弓を構えた

最初は軽く軽く
羽根のように優しく奏でる
ヴァイオリンは直ぐに応え
小刻みな小さな音で震え求めた

ヴァイ ....
蝶々結びになっていた指をほどいて、

今はとてもあわくしろい、

わたしたちから剥いでいったシーツをヒシと掴んで、
数珠繋ぎになった看護師たちが、
屋上へ舞い上がっていく、

手垢でも ....
気づくとたいてい
じゃがいものくぼみから芽が出ている
ほっとくとそれらは
すくすく伸びて
じゃがいもをだめにしてしまう

わたしの毛穴からも芽が出て だけど
それは空なんかは目指さない
 ....
環境は心が反映子どもたち
大人からだと音無し世界!

こわっぱのどろぼう 逃げだした
この部屋から いちもくさん
お化けがこわいと むがむちゅう

部屋にのこった 音楽隊
暖か ....
 泳ぐことができず 手足を
 遊ばせているだけの水夫
 笑いぐさで

 赤く硬い
 蕾が 夜の上で冷えている
 折り重なった 死の ガーゼケット
 重い目蓋を 持て余していた 沈黙の ....
 いつか雨はやむって

 みんな言うけど

 ちっとも晴れない

 私の心

 星占いでは

 絶好調のハズなんだけど

 私だけ

 ホロスコープの輪からはぐれて

 ....
わたしのおばさんは
おばさんなんだけど独身だ
結婚してたことはないと思う
本人に聞いたことはないけど

おばさんちには山のように本がある
マンガも岩波文庫もラノベも
エロ小説も詩集も古典 ....
逃げても逃げても追って来る
明日という時間に
悪い想像ばかりしてしまう
明日に捕まったら
地獄が待っているきっと

きっときっとはカットしよう
KitKatを食べながら
どうにかなるは ....
あえないのです、私たちは、絶対に!
すれ違うことしかできないのです!
電話も会話もできるひとたちに
この深い絶望が分かりますか?

板の上で、
愛を確認しあって
ようやく希望を灯していき ....
チリリンチリリン
響きの音の
風吹き抜けながら
脳髄震わせ
チリリンチリリン
うねり始める

風が思考を呼んでいる
思考が風を呼んでいる

風が思考を
思考を風がと
呼び交わす ....
黒か白か
白か黒か
肌色に近い赤か
波にゆらめく生命線
分断しては繋がり
溶けこむ

下降線と上昇線
鏡の前で無理やり
口角を上げようと
努力する人のように
Uの字を描いては
 ....
古傷が痛むことだってある
それは仕様がない
要はそれを伸び代にして
成長していくしかない
季節が巡れば
必ず花は咲く
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
齒母神つひに裸身となる髙任勇梓 T...125/1/18 9:30
独り言1.18zenyam...2*25/1/18 6:33
● フラワ枯れたと誰か笑ふ ●足立らどみ3*25/1/18 6:02
兵士は何処へ行った 1番りつ2*25/1/18 3:14
ローラがくるわ[group]陽向(2躯-...325/1/18 2:45
無念栗栖真理亜2*25/1/17 23:20
業業サマートビラ2*25/1/17 21:47
首筋の虫栗栖真理亜2*25/1/17 20:00
わたしのおじいちゃん【きょうのソネット】佐々宝砂2*25/1/17 19:37
永遠の編み物5*25/1/17 19:26
除雪山人4*25/1/17 18:41
とほい行方ひだかたけし9*25/1/17 17:56
無線紙アラガイs10*25/1/17 15:01
栗栖真理亜2*25/1/17 14:43
人間の撰択髙任勇梓 T...325/1/17 11:47
call塔野夏子6*25/1/17 10:22
ラメ付きバスはるな225/1/17 9:49
独り言1.17zenyam...3*25/1/17 6:43
ヴァイオリンりつ5*25/1/17 2:45
あわくしろい日々パンジーの切...525/1/17 0:08
ソラニンそらの珊瑚13*25/1/16 23:05
ブレーメンの音楽隊足立らどみ2*25/1/16 22:02
泳げない(2025.01.08)草野春心225/1/16 21:01
ホロスコープおやすみ225/1/16 20:04
わたしのおばさん【きょうのソネット】佐々宝砂4*25/1/16 19:54
KitKat425/1/16 19:36
絶望と怒りりつ2*25/1/16 18:53
詩想、熱風思考ひだかたけし6*25/1/16 18:03
慟哭栗栖真理亜2*25/1/16 15:15
渡辺亘325/1/16 10:46

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