うららかな朝、もぎたてのフルーツを片手に
ひとひらのハムを齧りながら、この文章を書いています
新幹線が猛スピードで目の前を通過しては走って来る
のを縁側にポツネンと腰掛けて、ぼんやり一日中ながめ ....
 それを描くためには、鉛筆では華奢すぎる。
骨はどうだろう?プラトンは幼少期、
クレヨンのかわりに指を、死んだ死刑囚の
指を与えられた。彼は作品を完成させるまで
幾度となく指と会話した。わたし ....
   

   【ア段】



愛していると仰るの
買われましたと言い返す
去り行く今夜違う背中
たちんぼの我を見つめよ
泣き言啼き声なんでも出せる
はめられるのかはめ ....
外見ばかりで判断しないでほしい
こんな僕たちだって
日々を頑張って生きてるのだから
故郷には昨年体を壊したお袋を残し
単身乗り込んできた大都会
のまれるほどの交差点のなか
ふいに思うは何時かの木の香り ....
僕が応援したところで 
あなたの人生は
変えられないでしょう 


でも・・・


もしもあなた人生を 

あなたの可能性を 

ちょっとでも

変えられるよう ....
野も町もかなしく震えるので、
ろうそくの火のような、
さびしさを灯し、
生きものは尖っていく、
のだと思う


夜通し続いた嵐が過ぎ去った、朝、
生きものたちは、
消え入りそうに、ほ ....
真夜中は部屋の小さな隙間からやってくる
なにも味方につけずに足音もさせずに入ってくるくせに
誰の目にも留まるようにわざとらしく大きく泣いて見せたり
吐息を漏らしたりしてここに大きな存在がい ....
幸せは、
と書きはじめようとして
私はそこで言葉に詰まって開き直る
敢えて語るほどのこともない 私は幸せである

自分の心が決める
とは誰が言った言葉だったか
それはなんだか
壁にかか ....
悲しみが一つ
悲しみが二つ
数えだしたら、切りがないので

数えてみるのを
止めてみました

嬉しいこと
悲しいこと
切ないこと
苦しいこと

生まれてから幾つ
楽しかったこ ....
 深夜に太陽が昇る
 俺は頭に血が上る

 まだまだ、自分の宿命を見つけることできず
 モラトリアムな時を過ごす
 あちこちに回る街には
 それぞれのドラマがあって
 知る由もなく
  ....
止まりますか?
進みますか?
アズユーライク

もしも進んだら
パトカーに見つかって
罰金を請求されるかもしれない

もしも止まったら
後続車に追突されて
鞭打ちに ....
線路脇の小石を濡らす黒い雨

焦げ臭い騒めきに揺らぎ

くしゃみの止まらない僕

感じる間も儚く手放してゆく微睡み



翻して僕は

二月の呼び声へと駆け出す

湿った呟 ....
コンシェルジュリーに棲む女
人は醜女の心を持つと言う
不能の旦那の種で生まれた
愛しき結晶を抱いている

コンシェルジュリーに棲む女
愛した人が手を差し伸べる
掴めぬのか
 ....
もう話さない 
交わらないって決めたんだ 
携帯からも 
キミの記憶を全部消して 
全部…全部
消そうとしたよ 
だけど残ってた 
弱い自分が
そこにいた  
心のど ....
芳しい花

空に舞う鳥

戦ぐ風

満ち足りた月

この世の理の中
研ぎ澄ませて ききなさい

青の せせらぎ

青の こきゅう

青の ざわめき

青の 鼓  動


研ぎ澄ませて ききなさい
牛乳の海から鶏ではない鳥が生まれた
実際に見てはいない
人づてに聞いた話

本当のことを言うと思うな
善人面した悪人がお前の芯まで食いつくし
真実なんか見えなくしてしまう

笑顔の向こ ....
お昼時しか食べられない
よし牛の牛丼
なんだか
味が変わったような気がする
不思議だよね
東京タワーは郵便ポストより真っ赤だし
飯倉の交差点には
いつも機動隊の車両がとまっている
交差 ....
夜なきをしていたうちのわんこ
とうとうお空のわんこになった
朝仕事に行く前に地面に眠る彼を見て
ああ、いってしまったと唐突に思った
鎖につながれたこの古びた家の狭い庭から
足取りも軽く
広 ....
天井から降りてくる輝きは
いささか砂糖のように
甘くまろやかというべきか
幾重もの光と
何層にも重なり合い
反射し
刻を遅らせる魔法を僕にかけ

静寂の中に たおやかで
かつ 控えめ ....
まいばん うすく
あやまちの 傷あとを
みがいては
紙の舟に のせて
ながし つづける


関連作品→http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=9063 ....
喫茶店の中は
小さなロッジを思わせた
ランプの橙色の明かりは
それでもやはり薄暗くて
カウンター席の後ろでは
まだしまわれていないストーブ
季節に似合わなくても
この店には似合ってい ....
多くの詩が生まれ
同時に多くの詩が消えてゆく
誰にも読まれず
誰にも語られず
誰の心の中にもない詩は
もはや生きていない

生きている詩は
誰かに読まれ
誰かに語られ
誰かの心の中 ....
            紙片の端に揺らぐ未分の

            
            片雲

            白バラの
            千切れ


 ....
北の大地では薄荷味の風に
モンスター化した凍りついた樹々

海の向こうではこの時期
湯気を上げているはずの換気口が黙りこくり
狂った季節がピンクの花を咲かしている

バラバラの季節を ....
動物園通りっての繁華街の中にあって

ちゃちなアーチに書かれてる

この通りの中には

きっと

けもののような夜に流されたおっさんたちがひしめきあって

わさわさ

わさわさ ....
艶やかに悲しく舞い

やがて朽ち行く 姿を例え

顧みる世のひと心


愛した数を数えるように

ひとつ ふたつと ビイドロはじき

やがて泪が枕を濡らす

いっそ目覚 ....
チェリー

甘くて酸っぱい果実よ

ほおばって

Sweet

もう 忘れましょう


この毎日に必要なのは

珈琲じゃない


ノートと鉛筆と

かかとのすり減っ ....
鉄とワイン、その祝祭日
バースデイに鉄
青カビと赤サビを表皮から、刮ぐ、ステンレスの刃
チキン、そして鉄串、そして火、回転する肉
火にくるまれるニワトリ、の首、チキン
刎ねられた首、 ....
割れた小窓の向こうに
子供の靴が転がってる
幸せはいつも
シャボンが泡立ったときの
匂いに似て苦しい
どうしてわたしは
名前を書いておかなかったのだろう
指を動かして
桟に父の旧姓 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
南極通信21*07/1/21 3:06
「real」プテラノドン5*07/1/21 2:48
かしらもじなかがわひろ...5*07/1/21 2:41
ナマケモノの帰省ラッシュイヴ0*07/1/21 2:36
おおきなかべをこえるときユーヘッセ3*07/1/21 1:58
生きものって尖ってく感じがする青色銀河団407/1/21 1:44
訪問される楠木菊花4*07/1/21 1:41
69、幸せ 【しあわせ】[group]雨宮 之人4*07/1/21 1:40
忘れんぼう渡邊永遠6*07/1/21 1:18
眠りたい山崎 風雅907/1/21 1:16
黄信号1486 1...5*07/1/21 1:07
最終電車[group]松本 涼507/1/21 0:51
コンシェルジュリーに棲む女[group]なかがわひろ...7*07/1/21 0:36
想い、思い出。ユーヘッセ3*07/1/21 0:13
花鳥風月[group]狗の骨007/1/20 23:13
地の果てし ん6*07/1/20 23:04
暗闇れもん1*07/1/20 23:04
クロスロード恋月 ぴの24*07/1/20 22:53
うちのわんこ(2)暗闇れもん2*07/1/20 22:47
君の温度、僕の涙し ん7*07/1/20 22:33
そろもん(また供養の話)みつべえ507/1/20 22:29
初めての記憶Rin.31*07/1/20 22:12
詩は生きているぽえむ君12*07/1/20 21:46
method静山和生1*07/1/20 21:17
*あしたのかぜのむこうがわ*かおる10*07/1/20 21:16
夜町スロット水町綜助5*07/1/20 20:51
月蛹彌月5*07/1/20 20:38
Cherryオズ107/1/20 20:15
鉄とワインと穴だらけのチーズがらんどう107/1/20 20:08
窓からみるたもつ14*07/1/20 19:16

Home 戻る 最新へ 次へ
4925 4926 4927 4928 4929 4930 4931 4932 4933 4934 4935 4936 4937 4938 4939 4940 4941 4942 4943 4944 4945 4946 4947 4948 4949 4950 4951 4952 4953 4954 4955 4956 4957 4958 4959 4960 4961 4962 4963 4964 4965 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.76sec.