輝く満天の星に魅せられ
幾多の夢が抑えがたく渦を巻く
もしあなたがその言葉を発するなら
すべてが光り輝くだろう
すべてが夢の底を貫き
それぞれの価値に根付いて
内面のなかを力強く生き抜くだ ....
 はなび

いき残って欲しかった
近所のわたしの野良犬たち

いつも 連れさられていった
空 そら、闇をてらす
町のあかりをするするすべり落ちてきた
きらきら ほら、海の向こう
火の ....
笑えないのがいけないのか
笑われることがだめなのか
春の夕陽が斜めに校舎を切り取って
ぽかん、とそこだけ取り残されたような
学童保育の真ん中で
君は三角形に座ってぼくのお迎えを待っていた
 ....
ただの妄想かもだけど
その人が側にいる
私が猛るとき
ツマラナイカラヤメロとつぶやく
私が震えるとき
コワガラナクテモイイとささやく
本当にひどいときには
後ろを向いてもう見ない
私が ....
カーガリンデの土地では、
エインスベルが結界を張って街を守っていた。
そこにはもちろん、アイソニアの騎士の姿もあった。
エインスベルの張る結界は特別なもので、誰にでも作り出せるものではなかった。 ....
この地ヨースマルテには、エインスベルのグループと同じほどの、
武勇を兼ね備えた集団がいくつもあった。
その一つが、ラディアの街の黒色槍兵団である。
ラディアの街とは、もちろん軍国ラゴスの都のこと ....
おお、生命よ、おお、死よ。
お前たちは一続きの存在であるのか。
わたしたちが四つの天国、あるいは四つの地獄に向かうとき、
わたしたちは生命という糸を手放すのだろうか。

そして、死はわたした ....
シンシンと
音もなく降り続け

零下の気温も重なって

朝起きて
窓の外を見てみたら

10センチも積もる
一面の銀世界

初雪としては
よくもまあこんなに積もってと驚いた
 ....
なんだ どーした
へんに笑ったりすんなよ
なんだかきょう
ここで俺ら終わりみたいじゃねーか

ふられた?クビんなった?
誰か気に食わないやつでも
ころしちまったのかよ
天気はいーぜ ....
黒塗りの道端を歩いていた。

そこには銀杏の柔らかく包み込むような糞の薫りももうなく、
ただただ、寒かった。

ああ、歯茎よ。
ちょっとした気づかないコンクリートの段差で足を引っかけ気味に ....
電球が切れてしまった
ただそれだけのことだ
落ち込むようなことではない
自分でも不思議なくらい
気が沈んではいるけれど
買い置きがなくなっていたのも
近所の店に在庫がなかったのも
通販サ ....
雨の降らせ方を知らない
傘に不明な日々を暮らした
配ると組み立てたから
砂利のなかにしか居ないよ
祝っていた寝転がる
声凍えている同じ指で
外側に月夜を落とす動作たち
君の家の
玄関にあるもの
赤いポスト
白い雪だるま

さよならを言いに来た
僕の右手を添えた
木の枝に手紙

インクが滲んだら
涙みたいに見えるから
君ならその景色で
僕を浮か ....
よろこびの丘に ひとり立ち
白を愛し 白とだきあい
とまどう 感情を
火にくべ ひそかに確かめる

いつわりで濡れた 岩棚で
青を愛し 青にくちづけ
砂浜に 見あげる
秘密のない ひろ ....
照れ隠しで
ヘルプミーと叫んだ

みんなは笑った
僕も淋しく笑った

世界には
後悔さえ残らない

僕は
本気だったから
屋根の上のネコは
大丈夫です。

問い合わせ
お断りします。


      店主
いつのことだろう
サンタさんは
本当はいないと聞いたのは

誰だったんだろう
鬼なんて
作り話だと教わったのは

どこでだっただろう
天使というのは
夢想だと否定されたのは……
 ....
いても立ってもいられず
つい手を伸ばしてしまった

どうにも堪えきれず
我が物にしてしまった

ただ本能に従った
それだけなのに
自分は悪人なのか

公衆の面前で
罰せられる存在 ....
雪の
結晶
ほほに解けて
太古の





{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
やわらかい土に落ちた
家の影に
夜明けの前からやって来た
霜柱が永らえる。

昇った蔓が
黄色に朽ちて、
這われた街路樹は
もう葉っぱを落として
とっくに裸になっていた。

揺れ ....
1.たかしくんは1個120円のりんごと1個80円のみかんをそれぞれ2個ずつ買いました。しかし、たかしくんの彼女が「今度、アップルパイ食べたいなぁ。」と言っていたのでりんごをさらに3個買い、彼女にアップ .... 咲く花に幸あれかしと動く夢



紅茶飲み動く夢みる針の床



向日葵が寂しいというクリスマス



テレビさえ名前を上げる武器であろ?



その言葉自 ....
この机のちらばりの どこかに
あいつが棲んでいる 潜んでいる
ほそい指で 引っかいている
なつかしい暗がりに あぐらかいて
澄んだひとみで 夜を 夜を
夜を待っている 寝がえる私に

ぶ ....
手のひらにすっぽり
おさまった石
しばらく握りしめていた
握るものがあるだけで
力をぐっと込められた

あなたに渡すと
温かいと言う
返してもらうと
たしかに温かい

わたしの手 ....
チンポと呼べば
チンポと応える
診療内科の受付で
「チンポ」
「なんだい?」
燃える恋心
二人は若い

診療内科へ
防火服を着て、ヤマト消火器を
背負って行こうとしている時点で
 ....
愛を知らなかった
愛を知らない僕は
絶望、乾き、寂寥、孤独
に満ちていた
笑うことさえ忘れて
愛のない暗闇を
ひとりで彷徨っていた
この地獄化した世界で
生きてゆけるのは
イザベラ、 ....
天使は嗤う
人々の嘆く姿を見て
天使は嗤う
雀の息絶えるのを見て
天使は嗤う
富の偏るのを見て
天使は嗤う
煽動された善人たちが世界に火を焼べるのを見て

天使は立ち上がる
人々は ....
私は知っているのです
神はただ、培われる場所を見誤り、
今ここに現わされ おいでになられただけだと。

この場所はみちにまようて創めて現れる格子の間

若草の溢れる銀の輝きから逃げるように ....
花びらが落ちる時
唇を隠した
僕の秘密に
鍵を掛けたような

ハンカチよりも薄くて
透けてしまいそうな気持ち
心の中で広げていて
皺になりたくなかった

見えない空を
飛んで来た ....
遠い地平に
雨は降る
逃れていく
人声に
郷愁は募り
ひざまづく

この世の果て
夜の底
あの深遠な声の淵
(銀河は廻り爆発する)

人は産まれ生き
去ってはまた産まれ来る
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
幸福のうたひだかたけし421/12/23 18:02
はなびsoft_m...1*21/12/23 16:13
笑える日、笑えない日。ちぇりこ。6*21/12/23 10:39
デクノボーやまうちあつ...421/12/23 9:37
ラディアの黒色槍兵団(二)[group]大町綾音1*21/12/23 9:26
ラディアの黒色槍兵団(一)[group]1*21/12/23 9:24
生命と死[group]2*21/12/23 9:23
雪をも溶かす松の体温st421/12/23 5:56
いつもどおりに竜門勇気1*21/12/22 23:58
歯茎121/12/22 23:32
ともしび坂本瞳子021/12/22 22:42
アメフラシ水宮うみ1*21/12/22 22:07
雪だるまミナト 螢221/12/22 20:58
なぎさsoft_m...121/12/22 20:28
照れ隠しTwoRiv...8*21/12/22 20:01
張り紙4*21/12/22 19:59
実 在YEWJI 1*21/12/22 17:15
花盗びと1*21/12/22 17:14
※五行歌こしごえ1*21/12/22 15:57
動かない旅路asagoh...3*21/12/22 7:41
なんだか不憫なたかしくん月夜乃海花021/12/22 6:42
やぶれ傘秋葉竹121/12/21 23:46
餓鬼soft_m...121/12/21 21:55
手のひらの石木屋 亞万4*21/12/21 21:40
自称詩人の火祭りカレンダー花形新次221/12/21 21:23
愛を知らなかったジム・プリマ...4*21/12/21 20:53
戴冠式雨宮吾子021/12/21 20:31
スカベンジャーあらい021/12/21 20:09
closedミナト 螢121/12/21 19:28
遠い地平に雨は降るひだかたけし521/12/21 18:01

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