ホカロンなんてダサいわよ、
あたしと会うときはそんなもの持たないで。


カーテンに透ける夕陽
そのむこうに何があるかを彼女は知っていた

バカじゃないの、
寒いならひとりで居なきゃい ....
「産声」殺した声は無に返る
「廃棄」愛を知らないと忘却に投げる
「残山」知識を集めては興味が無いと捨てては山を築く
「孤独」独りを愛したはず
「所詮」群れで育つ事が恐ろしいと勝手に思い込む
 ....
君が『日食』と『月食』が欲しいと言うから
ビーカーの中の液体に『日食』を取り込んだよ

見えなくなる前に
慌てて摘み取ったから

太陽を失った『月食』が見えなくなってしまったんだ。

 ....
二階のトイレの流れが悪いから
一階のトイレを使っていたんだよ
そんなことが本気で世界のリズムを作るって思ってたんだ

・・ドキッとするよね

今はただ君のほとりでだらだらしたいだけ

 ....
雨だか雪だかが降ってて

でも、そんなことどうでも良かったんだ。


流れる音も聴こえない。
触れることもできない。
冷たいとすら思えなくなって、
もうなんか、降ってるのが雨だろう ....
咳をする母の
苦しそうな声を
置いて
こんなにも
遠くへと
来てしまったけれど
行けども行けども
道はなく
ここが何処だか
解らないのだ

何処の空も
青いなんてことを
確か ....
タイトルだけは過激で、やたらと顰蹙買う。

おかげで僕らの楽しみが減った。

ひとの命を軽く扱うのは得意だったのに、

雨の日、新聞を届けるのはひどく骨が折れるなぁ、と思った。

人生 ....
お前みたいにようできた妹を持つ秘訣はな

兄ちゃんみたいな駄目な兄貴を持つことや

何やってもあかん
お父ちゃん、お母ちゃんに
心配ばっかりかけよる
こんな駄目な兄ちゃん見てる ....
音速以上に速く感じ取れ
遅れを取ったら負けだ
いいかいつでも注意しろよ
何処に潜んでいるか判らないぞ
笑顔の裏で速く感じ取れ
先を越されたら負けだ
いいか誰にでも注意しろよ
何処に潜んで ....
こんなんで負けてられないぜ
うじうじするなよマイハート
それまで雨に濡らしてどうすんだい
こんなんで負けてられるか
からりと行こうぜマイハート
もうすぐ暑い夏なんだぜ
こんなんで負けてられ ....
星は遠く遠く空の向こう
手なんて全然届く距離ではないのに
ひとつ星が空を駆けたとき
捕まえられるような気がしたんだ

でもそれは夢の中の出来事にすぎなくて
当然星なんて駆けてもいなくって
 ....
空がいつまでも陰り続けていたとしても
その向こう側には太陽があると
信じて
信じて
最後まで
信じて

少し意地悪なあなたのささやき声が
耳に纏わりついて離れない
あいしている
の ....
そのように、生きてみたいと願う
いつまでも二階より上の景色に臨めなくても
遠い車窓に同じ肩幅で揺れているだけだとしても


ノイズ混じりのカーラジオの表面に
透き通らない感情を混ぜている
 ....
あたしは、にこにこと笑っている。

いつも、にこにこ。


「エガオ」、と云ふらしい。


何かが違うと思っても、

誰かに酷い事をされても、

決して怒ったり、泣いたり、
 ....
夢よりも一歩、現実に近かったから
振り返ることはたやすかったはずなのに

もうお風呂にはいった?
という彼の、決して難しくもない問いに
眠りに引き込まれるにまかせて
わたし、答 ....
肌をあわせて
肩を抱いて引き寄せて
薄暗い明かりに照らし出された
非現実なひとかたまり
粘膜の全てをすり合わせて
やっとどうにか温かい
やわらかな空間の中でやすらかに眠る
手をつないで命 ....
瑠璃、瑠璃、瑠璃、瑠璃、
瑠璃色の

海、海、海、海
海の下

珊瑚はお手手をいっぱいに広げていたい
広げてお日様を集めていた
お日様を集めて花嫁の衣装に

花嫁さま
しずしずと ....
同じ東京の 同じ空の下

鼓膜を揺らす 

       君の声


           君の声



同じ東京の 同じ空の下

微かに混じる 
    
       ....
父は聖書を読んでいた
本屋さんの片隅の椅子に座り世間から隠れるように
家族から遠く離れていくように
哲学書の背表紙を意味もなく鳴らしながら
横目で父の姿を盗み見る

十戒を教えてくれたのは ....
こんちは。宅配便です。
めくるめく人生模様のアップリケを
お届けにあがりました。
お留守でしょうか。
それでは東京砂漠色の
不在票を入れておきます。
後ほど。

こんちは。宅配便です。 ....
ぎゃーの一声
なぜだかわからないが
奇々怪々奇人変人唐変木が
根本から折れた

分析的な言辞を読むと
考える過程が分かる
楽しい思考過程を
記憶して
その喜びを
永遠にしたいと願う ....
保育所に通っていた頃
家で、積み木を積んで遊んでいたっけ
積んで、積んで、積み上げて
だけどそれは、バベルの塔ほどではなかった

小学校に上がって
年を重ねることを覚えた
それからアタマ ....
チャーリーブラウンは後退なんかしない
あの頃に踏みとどまっているだけ
英語の勉強になるならと
無理して読んでみたけれど
やっぱし後退なんてしてくれなかった
それがリアルってやつ
細い線で描 ....
硝子と氷を踏みしめて
夜は土に息を吐く
解けては昇る渦の音
交わりをひとつ隠し持つ


なにもない洞
失くした名前
夜明けのままに
ちぎるうたごえ


うるむ目の先 ....
     こたえがわかりました

     もとめてるもの、したいこと、わかりました

     きいてきたあなただけど、つたえられません

     とてもとてもとおくなってしまいま ....
もう昔のこと
ある国があった
その国の人々は
自分が良いと認めたものしか作らなかった
自分が気に入らないものは作っても全て壊した
自分が良いと認めたものしか使わなかった
自分が気に入らない ....
君になにかしてやりたいと思うが
今の君には
痛いだけ。

だから
そっと見守ることにするよ

祈りが光となって
大空に響きわたればと思う
やがて君の心に
光がさしこみますように
       1

鎖骨のようなライターを着火して、
円熟した蝋燭を灯せば、
仄暗いひかりの闇が、立ち上がり、
うな垂れて、黄ばんでいる静物たちを照らしては、
かつて丸い青空を支える尖塔が ....
夜、
左の肩甲骨に
小さな傷が生まれた
羽根でも生えてくるのなら
わたしはきっと毟り取ろう

朝、
柔らかい霧雨が降ってきて
わたしは傘を捨てた
強く責めるなら抵抗もしたけれど

 ....
マリンちゃんに告白した


好きだ

俺は
きみより
ずっと年上で
まるでもてないし
甲斐性はないし
かっこよくもないし
男らしくもないし
お金持ちでもない
だけど

き ....
自由詩
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