いつの頃からか
私の中に紅蜘蛛が
息づいています

最初は上品に
一匹だけがあなたのもとを
訪れたのです

あなたの爪から糸を引き
あの伝説の糸であると
信じさせようとして

 ....
不覚にも魅せられたが

不本意にも感動したが

たいしたことじゃあない


天ぷらそばの海老天に

舞い上がっているだけ


いや、あれはあれでいいか



上手いよ、 ....
好きな人ができた
付き合ってる人がいるのに

もちろん
その人とどうにかなりたい

でも
付き合ってる人は
世の中で1番大切

選ぶのは自由
相手を傷つけたとしても

こ ....
{引用=




遠い雲と雫が
まわり舞い

霧の匂いの頁に
痩せた流木が
書き留めた
風の足跡が届く

  さびしさの果てに
  信じるものは何 ?



 歪ん ....
指の磨り減る夢の中に 
のび続ける空
皺寄る滴る色の 落ち続けるにおいが
まだする まだする 短い指をふる
空が包む身体からは何かが出て行かないので
遠い壁の高さまで吊り上げられても いかれ ....
『ヨーイドンッ!』
した瞬間に全力でこける。
全力出した結果なので正解。
でも後ろの人に後頭部を踏まれたので不正解。

『グチョッ!』
新品の靴で吐き捨てられたガムを踏む。
他の誰かが踏 ....
今日は朝から
角を曲がる犬にたくさん会った
いま目の前を歩いているこの犬も
やがては角を曲がるのだ
君にその話をすると
頷きながら聞いてくれたけれど
僕がどれくらいの角を曲がってきたのかは ....
フランベルジュという剣がある

焔のように 刃を波打たせて

華美な装飾に身を飾った剣

きれいな剣だと思う

でもその実 本当は

相手を悪戯に 傷つけて 苦しめて 殺してしまう ....
あめのなかに
ゆきのまじる


ぶーげんびりあの
かねのねの
音のあまつぶ
しらゆきまじる


むすめはやらない
むすめはやらない



{引用=三つで病に
五つで迷子 ....
生きてるよ
生きてるよ

腹のそこから

寒くも無いのに身体の芯が震えていて辛いよ

冷たいものから暖かいものに変わる瞬間

暖かいものが冷えていってしまう瞬間

どうしてどうし ....
まっしろな世界が
360度見渡す限りの地平線が
この広いのか狭いのかわからない空間で

私は立っている
位置はわからないけど立っている


足のつま先にマッキーで自分と平行に線 ....
愛を求めたら






微笑を持って私に与えてくれた貴方がいた









誰もが私を裏切ったときにも


誰もが私を蔑んだときにも


誰もが私 ....
その中には いくつもの幸せがある

 私の家族が 私を待っていてくれる幸せ
  夜道を安全に照らしてくれる光のある幸せ

 光の数だけ 
    ぬくもりがあって
         
 ....
         虚ろに見える太陽と
     しらけてみえる箒星の大晦日
       除夜のねだけが遠くから
     「時空」のかげを撫でている

としつきをいとおしむ悔恨がこだまする ....
山から駆け下る
細い川沿いに
置き忘れた人形が
初めての記憶
あまりに強い夕暮れが
記憶の中を暗い黄色に
染めて そして
歩いて返す道で
私は誰と一緒に
どうやってここまで
歩いて ....
ほら、あんなにさがしていた空が
ここにはたくさんあるじゃないか

気まぐれな
ときにはどしゃぶりで泣きついて
ときにはからっとした笑顔をくれる


ほら、あんなにさがしていた空が
 ....
死んでください
僕のために
桜が咲いてます
梅が笑ってます
餓鬼が泣いてます
大人が騒いでいます
死んでください
この世界のために
せつなすぎるよ
僕も死にます
雪雪雪雪
松ぼっ ....
風には{ルビ詩=うた}がある

時に哀しく
時に喜び
時に怒り
時に笑う

聞こえるだろう
空から降りてくる詩を
山々を越えてくる詩を
海を渡ってくる詩を
森の木々を通り抜けてく ....
明日は核実験と天気予報で言っている

「台風の影響で今夜は猫が降るでしょう」

Nyaー.Nyaー.Nyaー.Nyaー
Nyaー.Nyaー.Nyaー.Nyaー
Nyaー.Nyaー.Nyaー ....
ペニーロイヤルティー

上手く和訳出来ない
ミルク

もう少し増やして
リアルソサイエティ

上手く調和出来ない
シュガー

もう少し減らして
ハート型のペンダント
 ....
あの日
砂利道で蹴り上げたものは
小石 なんかじゃなくて
はっきりしない哀しさだった

どこかに行けそうな気がするのに
行くべきだと思うのに
どこにも行けない自分だった

何 ....
わたしはカクテルがお気に入りだ

ヒマな夜には 小さなシェイカーを振って

甘い甘い カクテルをつくる

わたしは苦いのはダメだから

甘い甘い カクテルをつくる

強くて苦いお酒 ....
こわいのです
この果てしない草の海が
どこまで行っても地平線しか見えて来ない
この世界が私はこわいのです

風がびょうびょうと吹き荒れる草原のただなかで
私はひとり立ちすくんでいます
絡 ....
何杯も
何杯も
インスタントコーヒーの素を
カップに入れた

別に勉強するつもりなんてない
ただ私の胃をおかしくしたいの
そうしてその痛みで
私の感情を
全て消し去りたいの

感 ....
こんな冬の夜は
冷えて冷えてしかたないわ
あなたのその熱をもった身体で
わたしのすべてをあたためて

頭のてっぺんからつまさきまで
隙間なくキスで埋めて
あたためて
頭のてっぺんか ....
叫ぶ時 叫べ
叫ばねば 裂けよう
心を裂けば 裂け葉ひよどり
秋に咲かねば 冬も想わじ

くろがねもちに 火 入りて
啄ばむ 幼き火喰い鳥
空に舞えども 胸に羽毛無く
赤き炎で 熱くた ....
ホカロンなんてダサいわよ、
あたしと会うときはそんなもの持たないで。


カーテンに透ける夕陽
そのむこうに何があるかを彼女は知っていた

バカじゃないの、
寒いならひとりで居なきゃい ....
「産声」殺した声は無に返る
「廃棄」愛を知らないと忘却に投げる
「残山」知識を集めては興味が無いと捨てては山を築く
「孤独」独りを愛したはず
「所詮」群れで育つ事が恐ろしいと勝手に思い込む
 ....
君が『日食』と『月食』が欲しいと言うから
ビーカーの中の液体に『日食』を取り込んだよ

見えなくなる前に
慌てて摘み取ったから

太陽を失った『月食』が見えなくなってしまったんだ。

 ....
二階のトイレの流れが悪いから
一階のトイレを使っていたんだよ
そんなことが本気で世界のリズムを作るって思ってたんだ

・・ドキッとするよね

今はただ君のほとりでだらだらしたいだけ

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
紅蜘蛛(くれないぐも)三条麗菜5*07/1/25 21:49
強がってみる那人2*07/1/25 21:25
浮き雲しいこ。1*07/1/25 20:58
春の雪まどろむ海月5*07/1/25 20:39
寒さは佩慈の工人407/1/25 20:10
正解と不正解。もののあはれ21*07/1/25 20:06
制度(角を曲がる)[group]たもつ1607/1/25 19:46
フランベルジュ朱桜天 遊雨207/1/25 19:19
手折り唄もも うさぎ25*07/1/25 18:07
想いをのせて緑茶塵2*07/1/25 16:39
まっしろな世界李恵1*07/1/25 15:21
"あげるよ 揺るがない愛を"107/1/25 14:40
光の中の幸せ明香璃1*07/1/25 14:31
煩悩具足[group]信天翁107/1/25 14:28
手を握りあう及川三貴5*07/1/25 14:27
「空がある」 (子供達へ)ベンジャミン5*07/1/25 14:05
本音kei991*07/1/25 13:45
風には詩があるぽえむ君11*07/1/25 12:57
共産党DADAイズム宣言弥勒ちんげん...107/1/25 12:33
カップの底にマイガール虹村 凌7*07/1/25 10:10
そして、歩いてゆくさち20*07/1/25 10:08
かくてる・ひゅーまん朱桜天 遊雨107/1/25 9:53
草迷宮未有花24*07/1/25 9:37
コーヒー野薔薇7+*07/1/25 9:24
つまさきまであたためてlazy9*07/1/25 7:21
ひよどりばな知風307/1/25 6:26
ビーム・ビーム・ビーム田島オスカー207/1/25 5:56
物語-熱を感じない子供-流希-Яuk...307/1/25 4:37
全ての始まりと、旅の途中。シュガー・ソ...4*07/1/25 4:22
洗いざらしの夜にP.B.107/1/25 4:20

Home 戻る 最新へ 次へ
4917 4918 4919 4920 4921 4922 4923 4924 4925 4926 4927 4928 4929 4930 4931 4932 4933 4934 4935 4936 4937 4938 4939 4940 4941 4942 4943 4944 4945 4946 4947 4948 4949 4950 4951 4952 4953 4954 4955 4956 4957 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.8sec.