私の肋骨は歌わない
田舎の整形外科の
ものさびしいレントゲン室で
私の第8肋骨はぽっきり折れた姿を晒す
でも私の肋骨は歌わない

だってここは21世紀の日本だから
20世紀半ばのソビエト ....
 
 テスト休みがいちばん楽しい

 宿題も補習もないし

 日溜まりのあくび猫みたいに

 のんびりまったり遊ぶだけ



   雨上がりの良く晴れた朝

   ひこうき雲 ....
テーブルに広げた
白白白白白白白白白
橙橙橙橙橙橙橙橙橙
粒粒粒粒粒粒粒粒粒
ひーふーみーよー、、、
数え数え

今日はこんなもんか

冷え切ったタンブラー
なみなみの水道水
水 ....
あなたの瞳
私を見つめるあなたの瞳に私は暖かな太陽を見た
柔らかな日差しが私の心に差し込む

嗚呼、私は生まれて一度も
このような太陽を見たことがない

あなたは私の太陽
私の愛
慈 ....
○「自治会長」
「また自治会長だよ」
と妹に言ったら
「そうやってやれるうちがいいのよ」
と返してきた
妙に納得した
われわれ年寄りは一寸先は闇だ

○「一日一生」
日が昇って日が沈 ....
待ちに待った発売日
心の動揺押さえ向かいの本屋まで一直線

だって今週のananは「好きな男」No,1を決めるランキング特集
きっときっと今回こそ
君が1位であることを信じて雑誌を手に取りペ ....
壊れてしまうほど清らかなココロを求めて
辿り着くのはどんな幻だろう

白い波に揺れ
子守唄のように穏やかな貴方の愛に包まれて
私は鳥になる  ....
作家なら言いたいことがあるなら
SNSで小出しにせずに
作品にすべてぶつけろと編集者が

僕は毎朝つぶやいて
それらすべてが詩になって
僕、アフォリズムさ

アホリズムじゃ
いいんだ ....
ひたひた
ふかくいきを吸うたび
靴裏にこびりつく、ゆく手
わたしはかすかに確かめている
また 焦げた匂いがした)
それで
カフェで次の予定をひらきゆく
前小節にひっかけたまま
ゆびさき ....
額の皺を気にすることで
前髪を下ろすようになったきみに
僕は知らんぷりを決め込んでいるけれど
心のなかで
呟いているんだ

それでもきみは美しい

僕にとっては、と
女の三日月の夢を観た
上弦か下弦かは解らない
ただただ黄白く研ぎ澄まされ
鋭利なナイフと共に並べられ
濃い茶の色に貼り付いて居た

眼鏡掛けた色白の
見覚えの在る、
けれども年齢不詳の ....
わたしの三十歳になる
自閉症の息子は
通っている作業所で
仲間のリクエストに応え
曲をYoutubeで再生して
みんなに喜ばれているそうだ
小さい頃から
誰が教えた訳でもないのに
ただ ....
瓦礫しかないところに生まれた
悲しみにあやされ泣いた
涙を飲んで眠った
夢の中で大海を漂っていた
目覚めれば変わらぬ瓦礫がそこにあり
泣くことしかできなかった
破壊が運んできた種が
瓦礫 ....
でさ

書きたいじゃなくて

そんなナルシ

でさ

またどこかが嘲笑い

そんなして乗っちゃって

バカみたい

今でこそバカみたいという
言葉あるけど
あの頃はなか ....
茶柱が立った、と言う
その声が
柔らかな水分のようで
会議室の会議の最中にも
誰かの幸せが
どこかにはあった
特急列車が通過する時の
数え切れない風圧
議長さんが小さく
手を ....
真っ白な汚れを知らぬ月

脳裏に浮かぶは誰の面影?

まるで覆い被さる闇すら払い除け
澄んだ輝きで天空に浮かぶ月よ
想いビトの心映す優しさで
私の想いも伝えておくれ
陰りなき幻で彼のヒ ....
私たちは美神の裾を掴む事が出来ただろうか?

個人の利益追求
腐敗した論理

私たちはすぐに手短なモノで何でも済まそうとするけれど
本質を見極める事が出来ただろうか?

近く ....
言葉の羅列を詩に換えて得意気に語るヒト
ココロの音に耳を傾けるコトすら拒絶して
明日の書店にはもう平積みされている

嗚呼、アナタにはたくさん哀れな信者がいるコトでしょう

生活に ....
ばんざいばんざい
ぼくたちはともだちと
みにいくんだ
せいいっぱいの
アンコール

あのステージで
もう一度
ともだちなんだって
みにいったんだ
小さな足で
このステージを
小 ....
生きてるか?ガンバってるか?
ケガに気おつけてな、
それがどんな詩よりも、
やさしい、
顔になった、ことば、
ゆくりゆっくり大股で
朝の途を歩みいけば
かろやかに風吹き寄せて
ふわりふんわり包み込み
すぅうと春の近づき風語り
たんとん確かな感触に
やはらぐ肉身のぬくぬくと
夜毎の激痛の跡なんのそ ....
裸の王様の一言で
誇りは燃やされ
世界中の空は灰に塗れ
不安や憤りで揺れる
街角から消える笑い声
子どもの手が風船を離し
雲の向こうでシュレッダー
さらに奪い尽くそうと
鉄の臭いが降っ ....
夢を見ていた
俺は行先のわからぬ列車に乗っていた
人々は無言で座席に座っていたが
どうも様子がおかしい
彼等乗客たちはみな
左脚か右脚のどちらかが欠けているのだ
同時に 左腕か右腕のどちら ....
気づいたら
私だけの公園であそぶ
誰もいなくて誰も来ないから
邪魔されない自由

反省と戯れる
止まらないブランコ 気持ち前後に振れて
おりてしまえば大したことはない

のぼ ....
あなたは
ひかり ぬくもり みずのつめたさ
たべてるごはん たいようのまぶしさ くつをはくおと
おおきなかぜ しおのにおい うみのみず まぶた
むねからこみあげるなみだ


あなたは
 ....
ベルゼク、ダッハウ、ビルケナウ。

このあいだ、阿部ちゃんの勤めてる旅行会社が
収容所体験ツアーを組んでた。

現地の施設で実体験できるなんて
とってもステキ。

ひとつに砕け ....
陽の中に心を置いたので
影もまた 濃く残った

あなたを愛していた
誰にも知られたくなかった
誰にも
○「別れ」
別れのときにこそ
人間関係が如実に現れる
いい別れには
いい再会が期待できる
立つ鳥跡を濁さずだ
さまざまな出会いと別れを繰り返して
人生を豊かにしていきたい

○「ああ ....
冬は終わった、と心底思う

咆哮を繰り返し、雪をやたら積もらせては、ことごとくを埋め尽くした
冬という珍奇な丸い巨大なボールの中で私たちはひたすら混練され
今となっては、そのぽっくりと開いてし ....
 おはようと爽やかな声

 振り返るとクラスのマドンナ

 それだけでちょっといいこと

 いいことは探しちゃだめ

 無造作に落ちているわけじゃない

 常日頃のちょっとした ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
肋骨のうた−Музыка на рёбрах佐々宝砂3*25/3/12 15:46
ひこうき雲おやすみ525/3/12 10:21
Old Day詩乃225/3/12 7:49
太陽の瞳栗栖真理亜025/3/12 7:44
独り言3.12zenyam...1*25/3/12 7:38
君こそオンリーワン!!栗栖真理亜125/3/12 7:38
嘆きの白鳥025/3/12 7:28
格言集りゅうさん025/3/12 6:08
めざめよあらい225/3/12 2:45
きみは美しい花形新次025/3/11 21:24
女とナイフと三日月とひだかたけし425/3/11 21:05
息子の肩を揉む花形新次425/3/11 19:06
瓦礫を生きる5*25/3/11 18:39
おもらし陽向(2躯-...1*25/3/11 13:42
会議室会議たもつ425/3/11 5:16
願い月栗栖真理亜125/3/11 0:09
美神1*25/3/10 23:55
詩の終末(おわり)125/3/10 23:39
ともだちは春のにおいwc8*25/3/10 22:54
五行歌 どんな詩よりも本田憲嵩825/3/10 20:52
風語りひだかたけし525/3/10 19:41
前夜5*25/3/10 19:28
終りのない旅岡部淳太郎3*25/3/10 14:09
私の公園唐草フウ12*25/3/10 13:52
1年10*25/3/10 13:30
千切レタ耳ヲ拾エ。田中宏輔11*25/3/10 9:54
題無しはるな425/3/10 9:21
独り言3.10zenyam...2*25/3/10 6:20
みつめている山人7*25/3/10 4:03
ちょっといいこと佐白光7*25/3/10 1:25

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