いくつ部屋に散らばった欠片を
集めて抱きしめれば
キミと同じ感情を共有できる、

今日の喜びを昨日の悲しみを
どれだけ集めれば
キミと寂しさを判り合える、

いつか違う鼓動 ....
今 陽だまりの中で 浮かぶ陽炎のように
ゆらゆらと 心騒ぐけど
ときめきと 心配の中で 浮かぶ夜の街頭のように
人を愛した時の 淡いきらめきと
踊る光の 妖精たち
明日への 希望と ....
アルコールの力を借りて
こじ開けようとした世界がある
無理にこじ開けようとしたんだ
その度に嘔吐して
のた打ち回る
もう少し
もう少しだったのに

強力な抑制効果で
頭痛がしてくる
 ....
きみが 大の字に
野に
うつくしく
ひらいて ぼくを
招いている
あの人も去ってこの人も去って
行く道の知れぬこの先を
一人歩いてゆかねばならぬというのなら

悲しみにも嫉妬にも涙することはないのだろうか

ただ孤独ゆえの涙は透明で美しいといっても
そ ....
いたいんです
くるしいんです

すきなの、
青い空を夢見て 目を閉ざし
僕は ずっと待っていたんだ
春が僕のもとへ やってくるのを

春が来て あたたかな陽と優しい風が辺りに満ちたら
その時 僕は目覚め 大きく花開こうと思って ....
体の隅々を解体され分析され
カルテをつけられ病名をつけられ

悲痛な面持ちの周りに宣言をされる

私は生きているから
痛くも無い病名に
迫り来る恐怖に
少し心が不穏にはなっても

 ....
学校のパソコン授業の最中に
こっそりおきにいりのところに行ってしまうような

そんなスリルあることを
愛していた。

それはたとえば
あなたと手をつなぐこと、

あなたが泡になっ ....
長い間降り続いた雨が上がった
だから何だってわけじゃないけど
傘を差したまま歩くよりは
遥かに進みやすいはず

だけど急ぐと疲れるから
道端の花と語り合いながら
カタツムリの ....
いつの間にか夜が短くなった
それに合わせるように私はとても無口になった

いつもの裏通りには
見当違いな質問ばかりが飛び交い
静電気を帯びた優しさが充満している

声を紡ぐ旋律が見つから ....
汚れのない響き 細かく震える音
その弓で 僕の魂も奏でて欲しい

唇に そっと指をのせてみたい
僕のタクトで 思い切り鳴かしてみたい 


ベートーベンも ワーグナーも きっと君に惚れて ....
御成門の交差点の向こうで
東京タワーは
暖かな孤独を灯している

硬い道の上を
ゆっくりと進みながら僕は
目の前に無いもののことばかりを
考えている

なかなか目覚められない
夢の ....
書きなぐった原稿
溢れたごみ箱から漁りだし
 
我が人生を振り返る
 
私は
なんてたくましく
なんて非情なのだろうと
頭をがむしゃらに振り回す
 
語るのは文字
語りかけるのは ....
ある夜
それはカリカリに焼けたトーストを頭に乗せていた夜のこと

私の足の周りには
とてもざわざわ緑の海

私の頭の遠くには
とても大きなお月さまが光ってた

たまたまパンを見つけた ....
ジョニーがジョニーになった日は
風の強い日だったという


ジョニー
本名は青木勲
親父さんは右翼でアル中だった
よく夜中に日の丸をふってわめきちらしていたという
お袋さんは幼馴染の女 ....
人生は甘くないと言う事実を
嫌っていう程噛み締めて
後悔の海に溺れていく

人間辞めたくなっちゃったから
鉄腕アトム張りのロボットになろう
超合金とまでいかなくても
シルバーメタリッ ....
冬の町に灯がともり
羽を休める


男たちは どこからか集まり
酒に身を許す


女たちは 寄り添い
夢を奏でるように


触れあうことさえ
視線を重ねることさえ

 ....
君からの清らかな愛情を
私 ハレンチな気持ちでしか返せない
君がもう少し 元気になって
君がもう少し 毎日を楽しく過ごせて
君がもう少し

近くに いてくれたら・・・

そんな欲張りな願いを 思ってしまった
自分に 思わず苦笑する

そんな願 ....
   炎とは、燃えさかる火だと、書いてある。
   たくさん酸素をあたえれば、きっと立派な炎だね。
   あんなにおそろしいものも、最初はこんなにちいさいの。

   火だけじゃないね。みんな ....
 男はその歌を四十年間聴き続けた
なのにまともに歌えない
 外国語の入っている歌だったからだ
 けどサビならまともに歌える
 今となってはそのサビの部分は彼の人生の教訓そのものになってしま ....
 僅かな隙間からそれを見た
 午前二時半
 生物が凍死する時間
除雪機が轟音を上げて車道を抉っている
 この時間帯は毎日のようにやって来る
透明に近いブルーが部屋を満たしている
  ....
 僕達は夢の中を生きている
 死んだ時夢から覚めるんだ
本当の僕達は夢の外で生きている
 そこでこの夢の世界よりももっと文明が発達した世界に住んでいる
 卵形のマシンに乗って空を飛び回るん ....
「もっと好きになりたい」好きになってもいいですかと
子供のような体温で背中にしがみつかれ 私は

だめです だめです と
気配で背中越しに伝えようと
きつく目をつむり 微動だにせず寝たふりを ....
水に馴染まず
錆付く事を恐れた私
壊れた金属片に癒しを求め
冷たい温度が心を写してくれる


高速化が進む
取り残された
部品は間に合わず
旧式と呼ばれた
時代は私を必要とはしない ....
きみをひらくと
なかから ちいさなきみが
ぽろぽろと はだかのままで
たくさんの 砂金のようにこぼれて
たくさんのきみは 少しはずかしそうに
ひざをかかえてる

 ....
朝起きたら

『おはよう』

昼人に会ったら

『こんにちわ』

夜寝る時は

『おやすみ』

そんな決まりきった挨拶に

『さよなら』
日本はアメリカの衛星国を選んだから
大リーグが プロバスケが ハリウッドが
押し寄せてくる

日本はハワイの次の属州だから
メディアをひねれば
アメリカンスマイル全開だ
日本語が上手なヤ ....
火をみた事が無い彼女の為に
僕は火をつけて回ったのだ
燐寸箱
煙草の箱
捨てられた新聞紙

彼女は大きい火を見ると喜ぶので
どんどん火は大きくなった
ベンチ
ゴミ箱
公衆便所
車 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
睡蓮の在る池AKiHiC...407/2/28 22:27
はるこの春天野まさたか107/2/28 22:21
便器maynar...207/2/28 22:20
そろもん(春ざれの話)みつべえ3+*07/2/28 21:56
祈りアマル・シャ...4*07/2/28 21:39
恋焦がれるひめと3*07/2/28 21:32
「春待ち」和 路流(N...6*07/2/28 21:25
検査茉莉香5*07/2/28 21:13
喪失ひめと1*07/2/28 20:51
雨、上がり…1486 1...12*07/2/28 20:47
短い夜松本 涼807/2/28 20:04
照 美[group]北大路京介11*07/2/28 19:52
東京タワー松本 涼207/2/28 19:52
無情柴田柴助207/2/28 19:24
月ジャムふく507/2/28 19:12
ジョニーの理由しゃしゃり607/2/28 18:56
*錆びないジェラルミンは*かおる10*07/2/28 18:55
わら14*07/2/28 18:47
ハレンチな気持ちスプートニク3*07/2/28 18:41
もう少し<18のprose-7->[group]ウデラコウ4*07/2/28 18:06
創書日和「炎」  grow up[group]逢坂桜9*07/2/28 17:53
SETSUNARENSAを口ずさみながらはじめ4*07/2/28 17:20
実験的感覚的その1[group]007/2/28 17:19
007/2/28 17:18
寝たふりスプートニク4*07/2/28 17:15
METAL HEART流希-Яuk...2*07/2/28 16:45
きみをひらくはらだまさる30*07/2/28 16:33
挨拶春日 凌我207/2/28 16:24
日本はアメリカの衛星国だからアハウ107/2/28 15:43
創書日和「火」[group]虹村 凌2*07/2/28 15:11

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