岬の先っぽで
昼と夜が混ざり合う
感じやすいところをめがけて
長い長い
立ちしょんべんを放つ
すると
前触れもなく
水平線の辺りに稲妻が走って
映画みたいで
わけもなく泣けた

 ....
   +    +    +    +    +    +


指先で 空中に 6 って 書くよ 機械みたいに すばやく 正確に


   +    +    +    +    +    ....
ソファを見に行った
高級家具店へ行った
電車にのって行った
外国人のつもりごっこ
買うつもりごっこ

オーノーと
あなたは言った
オーイエスと
あたしは言った
やあらかいソファはふ ....
 
見上げる空に
星は無い
町の空は
寂しさを忘れる為に
いつまでも いつまでも
見える範囲を
照らし続ける

照り続ける事が優しさで
見えなくなると
その優しさも届かなくなる
 ....
誰にも知られたくなかった
僕の宝物は人の物
本当に欲しいものならば
奪い取っても仕方ないだろ

輝きを失った宝石を
見せびらかして
びくびくしながら笑って
誰にも知られないように
 ....
生きることから 逃げるな


一度は自ら望んだ道だ


這いつくばってもやり通せ


哀しみに殺される位なら



思い切り叫んで 笑ってみせろ!






 ....
服の首もとから 手を入れられると
求められている気がした

頭の上に 重く 手をのせられると
愛されている気持ちになった

全ての行為が済んだ後
もう私は必要ないんだと思った

眠る ....
体調を崩して(半分は仮病でもあった)
授業中の、保健室で
そのベッドから見上げた模様が好きだった
長方形を積み重ねてあって

ロボットの顔を想像して
胴体までは上手く作れなくて少し残念
 ....
冬だって
やがてやってくる暖かさで
春になる

悲しみだって
やがてやってくる笑顔で
幸せになる

酸性だって
やがてアルカリ性と混ざって
中和する

キャラメルだって
やが ....
澱んだ町にいる

それは川底だっていい

俺は黒い汚らしい鯉の鱗でいい

どろりとしたみずのなかから輝く鏡の水面を覗く

そこに汚れた気泡を吐きちいさなとてもちいさな波紋だけを浮かべる ....
サテンの光沢まばゆく
風が雲の緞帳を翻すとき
ひととき白日夢に眩む

まだ蕾、とも呼べぬ小さな膨らみは
幼すぎて花の名前を知らない

その風の名残のなかで
わたしは繰り返される春を
 ....
 市民は怒り狂った
 王の度重なる重税と圧政の為に
 反乱を起こす為に武器を持ち立ち上がった
 市民は宮殿に乗り込み
 立ち塞がる兵士達を押し倒し
 王の前にやって来た
 王は言う
「ほ ....
嘘で固めた

自分を固めた

嘘の塊を

砕きたくても砕けない

そんなに

厚く無いはずなのに

なんで砕けないのだろう?
 地下の森の匂い
なんともみずみずしい匂いがするものだ
 地上は砂漠化で植物は一本も生えていない
 北極と南極は温暖化で溶け海抜が上がり大陸は大幅に縮小した
 地球は青と白と黄色の世界にな ....
 生物達がみんな死んで
 住宅街はひっそりとしている
道端にコオロギの死骸を見つけた
 足で蹴ってみると体は実が無くスカスカだった
 夜の住宅街
 巨大な公園に沿って家が建てられている
 ....
若い 日より
私に 心の叫びが あった

『臨終 只今』・・・

若き日の 嵐のような 感情の 起伏
暗い 濁流に 流れる 一枚の木の葉

焦燥し まんじりともせず 眠る
暗くした  ....
 




生きる事は



生ける者

全ての

正義である






僕の命は



君の

命の

正義 ....
生きたいと思わないんだ

でも
死にたいとも思わない


リスカしたいとか
吐き出したいとか
何も思わないんだ


でも

苦しくて
何か感じてて
どうしょもできなくて
 ....
ブロック塀の向こう側から
笑い声が聞こえてきたので
穴からこっそり覗いてみたら
子ども達がビー玉で遊んでいた

その笑顔は輝いていて
太陽よりも眩しかった

あれはもう10 ....
水から聞こえくる声に
応えつづけて日は暮れる
滴のなかの千年に泣き
魂と物をくりかえし
小さなうたをうらがえす


翳りの坂をのぼる火の葉
夜明けと午後は
混じることなく ....
緑錆に走る
スレイプニール
星団の航行図
灰色の鬣に
潮の飛沫が煙る

猫が咥える
ドラウプニール
数える端から零れて 
追いきれず諦めた 
くつわの先
恋人の意味
友人の意味
家族の意味
自分の意味

人間が存在する意味がわからない

大切な人には
全部言わなきゃいけないの?

大切な恋人がいるのに
友人のことで悩んじゃいけない ....
あなたはいつでも完璧だ





綺麗で
優しくて
明るくて

強さも持っている

けど、
寂しがりやで
涙もろくて




いつも
きらきら
輝いてる

 ....
何も無い空間には
「何か」があって
 
父よ
母よ
 
「何か」一体は何なのでしょう
 
何も無い空間は
白でも 黒でもなく
「何か」で成り立ち
 
父よ
母よ
 
私に ....
見上げれば
いつもの空
 
見渡せば
いつものヤツら
 
 
 
空に何を描こうとも
それは一睡の夢
 
 
 
取りこぼした現実に
涙は自然とこぼれる
 
 
 
 ....
ダンス ダンス

死神とダンス


わかっていたよ

差し出されたあの手を

干からびて冷たい手を

取ってはいけなかったこと

でも誰が拒めよう

どこか風変わりで
 ....
私はあなたの足から離れてしまいました
橋から見下ろす川の水が
私を誘っているようでした
一瞬だけ
ほんの一瞬だけ
あなたのことを忘れてしまって
そのまま川に吸い込まれてしまいました
水の ....
私の病名

 嘘患い

確かに他の人より健康じゃないけど

他の人が思ってるほど悪くない

私が欲したのは心配

心配してほしい

とりわけあなたに心配してほしい

ずっと ....
怖い
そう
怖いのです
墜ちる
墜ちる
墜ちる所まで落ちたら
あとは上るだけ…

上るのが…
怖いのです
また
墜ちるのが
怖いのです

だから
足が進まない
いっその ....
あなたから逃れるように
発車間際の列車に飛び乗れば
涙が後から飛び散って行く
誰かここから連れ出して
あなたのいないところへ

愛を確かめるたび悲しくなるの
あなたのやさしさ愛さえも
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
遠雷大覚アキラ207/3/1 19:56
リヴォルヴァー307/3/1 19:54
シチュウ日和ふぁんバーバ...9*07/3/1 19:52
星に川口 掌14*07/3/1 19:09
ローバー黒い鴉207/3/1 19:07
笑ってみせろ!007/3/1 19:07
おでこスプートニク3*07/3/1 19:05
85、天井 【てんじょう】[group]雨宮 之人1*07/3/1 18:58
キャラメルティー緋月 衣瑠香14*07/3/1 18:35
丘の上水町綜助6*07/3/1 17:37
さくらいろ銀猫24*07/3/1 17:33
王と市民はじめ1*07/3/1 17:24
春日 凌我107/3/1 17:24
天国と地獄はじめ1*07/3/1 17:24
願いの叶う公園1*07/3/1 17:23
『臨終 只今』アハウ2*07/3/1 17:01
【 正義の味方 】豊嶋祐匠3*07/3/1 16:31
・呼吸・はち807/3/1 15:53
ビー玉1486 1...9*07/3/1 15:51
ながれ ちかく木立 悟207/3/1 15:31
八つ 九つ及川三貴6*07/3/1 15:22
・人間・はち307/3/1 15:20
あたしの憧れの人蓮未3*07/3/1 13:30
遺書柴田柴助307/3/1 13:15
あの日瑛治407/3/1 12:55
死神とダンス[group]三架月 眞名...5*07/3/1 12:03
川底の靴ぽえむ君12*07/3/1 12:03
嘘患い三架月 眞名...3*07/3/1 11:53
恐怖春日 凌我107/3/1 11:53
ローレライ[group]未有花12*07/3/1 9:47

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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