海だって
ずっともぐれば
マントルに着くし
空だって
ずっとのぼれば
宇宙になるし
宇宙だって
ずっとずっと先には
きっと終わりがあって
永遠なんて どこにも存在 ....
空に浮かぶ減点主義の風に吹かれて
今日はどこの国に行こうか
空想の楽園
この手に入れる
こんな俺にも両親はいるし兄弟もいる
友達もいるし恋人もいる
先輩もいるし後輩も ....
こたつとみかんは
飽きたのです
ストーブとおもちは
憧れなのです
君と僕は
幸せなのです
一番安上がりだけど
幸せだから
い ....
奥の
奥の
記憶の
片隅に
ホコリにまみれた
思い出1つ
僕と
君の
淡い
甘い
思い出
ラップし忘れ
腐って
捨ててし ....
大切だから
追いかけない
また
逢えればいいねって
メールした2回とも
返事がなかった
だから
その話はもうしない
どうか
私の存在が
あなたの負担に
なりませんよう ....
暗闇に
四方を囲まれた
街を
少年は
ひたむきに駆ける
羽ばたきにも似た
その足音が木霊する
闇は
巨大な壁のように
しかし
実態を現さないまま
少年の
行く手に立ち塞がる ....
2007/02/28
キャシュメモリの上に
香具師の油をひいて
滑りやすくしたい
こけつまろびつするうちに
下向きの感性が
上昇するかと項垂れて
ご禁 ....
キラキラ輝くパステル色の金米糖
小さな羽を羽ばたかせ
あなたの妖精がはこんでくる
甘い砂糖菓子ひと粒
そっと口に含めば
夢の世界の扉がひらく
噛まないで
....
今咲く桜
ま白な桜を
あなたは一人眺めているのでしょう
私の寄りかかりし幹に手を当て
お慕い下さっているのかしら
ならば私は幸せな罪人
そんな私に
もうひとつだけ我儘を
許してくだ ....
かっぱは優れた職人だ
西麻布の煮込み料理屋
かっぱは世界各国の
名物煮込み料理を出す
晴れた日は、白ワインの香り豊かなトリッパ
雨の日は、ほろほろにほどける牛すじの煮込み
暑い夏は、サ ....
雨に唄えば、何かがころげおちてくるから、月を眺めてたんだ。
子供の頃、聴いてた愛しい人の声を探してるんだ。
雨の日は、ただ雨の匂いがするだけで濡れてもすぐに乾いた空気に肌を ....
まだまだよゆうだ
まだまだとべるさ
あたしの心臓
まだうごいてるし
もしも このままあたしがだめになっても それでいい
だけどどうせなら
空気の粒子まで味わえる肺で 空の青まで食べつ ....
色の名前を忘れていく
最初に忘れたのは
花の色を真昼の
それにする太陽
そして、ものまねの月
雨の色を忘れていく
濡れるものとそうでないもの
雲の内側では透明の
感傷にも似た
匂 ....
不愉快な、心。
モザイクを外したい。
他の誰かに見られないようになんて。
しなくていいの。
だから、見えたって。
良いの。
私たちのことなんて。
私たちにしかわかんないの。
....
シャンプーが目にしみた
でもね湯船はアツアツで
鼻歌交じりがなんのうた
「なんでもいいじゃん」きみの声
タバコ片手にもみ消して
一応おやすみまた明日
ふかふか布団と一緒だな
「電 ....
透き通った黒に、私は何の用意もしていませんでした
立春の冬はまだ夜にあり、凍えるには充分
涙
それはそれは同じような線を辿り、胸まで達する程の
音は
この夜があまりにも深 ....
言葉の全てが通り過ぎていく
幾百の思いを込めてみたとして
その全てが届かないように
分かるかい?
ベランダで見上げた空には
星が一つも見えないんだ
光など降って来やしない
例 ....
僕を見つけて
ここにいるよ
誰も気づいていないのかな?
この世の端の
淵の傍で待ってるから
見つけてよ
何で目を背けるんだい?
何で前を通り過ぎるだけなんだい?
....
あんな色の
月の光に照らされては
わたしたち
色彩を失っていくばかりの
ようですね
あんな色の
夜空に月を浮かべられては
わたしたち
月以外にお友達が
いないみたいですね
....
あまぁいお菓子がだいすき
キャンディー
チョコレート
クッキー
ケーキ
アイスクリーム
飽き飽きするほどの甘さがほしい
その甘さが、わたしを満足させる
だけど今日
新 ....
調子はどうだ。
大学には慣れたか。
都会は楽しいか。
食事はきちんととってるのか。
父さんは心配だ。
ダイエットもいいが
野菜と肉も食べろよ。
風邪引くぞ。
たまには実家に帰ってこ ....
春の初めのこの風と
自転車に乗って一緒に走る
どこまでも行けそうだ
上り坂は大変だけど
風が背中を押してくれる
温かく見守ってくれる
下り坂は楽だから
ぼくの背中に風を背負ってあげる
....
何で?って 死にそうな目で
あなたは 私に尋ねて
あの時 私はただ 好きだから。 としか 答えられなかった
それ以外の言葉を使っても よかったのだけど
そうしたら 全部言い終わる前に ....
起立、気をつけ、礼を繰り返して
僕らの夢は近づいてゆくのだけど
それだけ涙を流す量は
増えてゆくもので
僕はまた今日も机に突っ伏する。
*
「おはよう」の一言が懐かしく響く。
....
もがいても もがいても
楽にはなれずに
誰かに助けて欲しいと
手を伸ばす
けれど誰かが手を伸ばしてくれても
その手を拒んで 助かることを恐れた
....
流れてしまつた雲を追いかけて
防波堤を越えた、二人だけの流星を掴み
散りばめたあとの笑顔を見ましたら
それはもう、美しいとしかいい様のないほどに
ふたりの時間は流れていつたのでした。
ぎ ....
たった一言に ムッとして
手から コップが 飛んで行く
脆い自分に 気がついて
怒りが さらに こみ上げる
しずまれ しずまれ わたしの心
コップの身にも なってやれ
ずいぶん声が似ているねえ、って
先生はおっしゃって
やさしく笑ってくださって
うたうことが嫌いだった
ささやかれるのが嫌いだった
ずっとこわかった
みずたまりをとびこえるのが
....
天道おおいにすたれ
邪説がおこったので
すめらみことをひっさげ
攘夷しようとした
げになかよしは恐ろしや
にくしみくるしみをちりぢりにし
呉越同舟のこころにならい
巧言令色できみとか ....
恋人にはなれないけど、傍に居てあげることは出来るよ。
君を愛することは出来ないけれど、僕は君を宝物のように大切だと思っているから。
4842 4843 4844 4845 4846 4847 4848 4849 4850 4851 4852 4853 4854 4855 4856 4857 4858 4859 4860 4861 4862 4863 4864 4865 4866 4867 4868 4869 4870 4871 4872 4873 4874 4875 4876 4877 4878 4879 4880 4881 4882
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.14sec.