ほんのわずか 2キロメートル
そう わずかに三十分も歩けば
この身体はそこにたどりつくのだ
あなたのいる場所に
小綺麗なだけの安っぽいアパートの一室に
まるでラブホテルみたいに
 ....
草花が咲いて
古いバラの木がアーチに寄りかかり
向かい合った椅子には
誰も座っていないのに
まるで
それで満足しているかのように
風に吹かれている
恋に落ちるって こんな気持ちだったっけ?
もしかして 初めての想い

 カラダ全ての細胞が変わったようです

あいつと別れて 泣いた夜も
貴女との出逢いのためと 今は思える 
何 ....
花かんむり
シロツメクサの匂い

透明色
ソーダ水の水面の波紋

むせ返る夏を
不器用に泳いで
よろめいた夕暮れ時に涙

びーだま、の

陽炎のアスファルトで
かなしい音を立 ....
昨夜 横臥で金縛り
今朝は朝から肩が重く
月曜から休みを取れば
部長の小言がうるさい

分ってるから
多少無理をしてでも
会社に行くしかないんだ

二十八年の人生で覚えた事
妥協と ....
息がつまりそうになったから
マシュマロ食べた
アルコールランプで
あぶって食べると美味しいんだ

それはあの日のキミの受け売り
放課後の実験室で二人こっそり
運動場を眺めながら
食べた ....
どこかに置き忘れた設計図
 
後戻りは
できるはずもなく
 
新しく作ることも無理
 
それでも
 
どこかの誰かが
 
その設計図で
 
幸せを作ってくれるなら
 
い ....
酷く気まぐれだけれど 自分をしっかり持っていた


人の波に惑わされずに 生きていた人だと思った



私は貴方の事 何にも知らなかったよね


貴方も私の事 何にも知らなかったと ....
ああ。やっぱしね
唐組のエンディングって
こうじゃなくっちゃ
唐組第38回公演「透明人間」千秋楽
ぽっかりと開いた夜の闇に
石灯籠の怪しい灯火
唐さんのおはこだよね
花園神社でも鬼子母神 ....
心に指があるとするなら
その指先から壊死していくような感覚
目の前には絶望がぽつんと置かれていて
それをただ眺めている私がいる
全てが客観的で、不親切で、そして現実だった

車に轢かれて潰 ....
うまれるまえに
だれだったかなんて
どうでもいいよ

うまれかわって
どうなるかなんて
しらなくてもいいよ

まっすぐまよわず
あるけなくても

きちんとじかんを
つみあげられ ....
朝焼けた空に 名前をつけてみて

産まれたばかりの「今日」が高く泣いて

真っ赤に腫らした ひとつきりの瞳


泣き疲れた「今日」の 幼い手をひいて

ほら、こっちだよって
 ....
考えることによって
悩むことによって
答えは見つかる。
何かを得たいと思うのなら
意識すればいい。
当たり前という無意識をやめたらいい。
ぼくは今
2つの分かれ道の前に立っている

1つは空へ
1つは海へ

青い空に浮かぶ白い雲を眺めるのは
晴れ晴れしい
鳥の鳴く声は1つの楽器だろう

青い海に流れる白い波を目で追う ....
香り立つようなあなたの薄桃色のその頬を
ほろほろと熱い涙がゆく
自身のためでなく誰かのためを思って


ああ
この世にそんな涙があったのですね
確か、そう
夏の寝苦しい夜だった
湿度に負けた星達を見上げながら
ある種の期待をした

瞬きなど、とうに忘れてしまったのだろう
湿気たような星が
無表情のまま夜空に貼り付いている
切れ ....
「はぃ 次」
「はぃ 次 お願いします」
と 幻灯機の一齣一齣のように
風に掠められた青い春
 ....
時計の針が動くたびに
世界が変わり 町が変わり
自分も変わっていく
自由は石ころのようなものだ
身近にあっては忘れていき
忘れてはまた拾いなおす
現状は 生きておらぬ
死んでも おらぬ
ただ そこに 在る
視覚的に 見るもの
全てに 祝福あれ!
淵に 回れ
福音が 聞こえる 彼だ
道端に 鐘を かぶされ
福音の 強要である
現 ....
本当は逃げてるンだ
君の優しさに甘えながら
一定の距離をおいてしか
心を許すことをしない

ごめんね
今の私には
余裕なんかないから
君の期待に
応えられないンだ
NO と言えないこの世界

YES の意味なんてまるで知らないように


否定することを拒む 人々



貴方は幸せですか? YES


貴方は不幸ですか? YES


 ....
うまくいえない気持ちに
怯えてる
関係のないオトばかり
溢れてる この街で

つながれたままの
コトバたちと
冷たくなったままの
この指先と

この心に うたを灯そう
君にも届け ....
死んだ目をした魚が

プカプカ空を泳いでいて


僕はそれ見て 笑っている



アリが道を行進して

テクテク歩いているのに


僕はそれを邪魔して アリを潰し笑っている ....
愛しい ひとの
少し あとを 歩く
街灯の下

あなたの 影に
影を 添わせる

影は時計の針

長針は あなた
短針は わたし

重なって

時は 12時。

わたし ....
知ってるかい。 俺も君も天才だってこと
知ってるかい。 躁鬱病で劣等感と優越感の間を繰り返し往来していることを
知ってるかい。 その振り子運動が生きる力を発生させているということを
知らないだろ ....
せめて夢のなかくらい
思い通りにならないか

閉じた扉
切れたワイヤー
エレベーターで落ちていく夢を
いくども 見た

地上に衝突する瞬間の
痛みは思い出せない
もぎ取られた浅い眠 ....
なかなか進まない僕の中に

迫り狂う時計の音は ・・・・


カチッ カチッ カチッ・・・


何故そんなに僕を焦らすの?


進めないもどかしさは イライラの素


そん ....
深夜0時
訃報が届いた
別に特別親しいわけでもなかったが
よく世話にはなっていた人
多分俺なんかよりずっと長生きする
そんな確信じみた思いすら抱いていた
そんな人があっさりと逝ってしまった ....
ふかい夜のそこで
ひざをかかえていても
かならず夜明けはくる
地球が回っているかぎり…

かなしみのそこで
かなしみがつづいていくのは
じつは
あなたがあなたじしんで
かなしみを追い ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
(わたしは千の風にならない)佐々宝砂607/3/5 23:44
Gardenチアーヌ807/3/5 23:26
初恋?[group]北大路京介8*07/3/5 23:21
微炭酸の夢夕凪ここあ11*07/3/5 23:19
終わらない松本 卓也207/3/5 23:19
風とマシュマロ水中原動機307/3/5 23:13
三角関係瑛治007/3/5 23:06
決して007/3/5 22:55
巣鴨行進曲恋月 ぴの21*07/3/5 22:53
髪留めvallet...307/3/5 22:45
うれしい松本 涼707/3/5 22:32
『福音』しろいぬ5*07/3/5 22:27
当たり前という無意識美琴507/3/5 22:22
ぽえむ君の旅−空と海−ぽえむ君4*07/3/5 22:14
純粋さくらほ7*07/3/5 22:11
贖罪智鶴2*07/3/5 21:42
confession信天翁207/3/5 21:16
三行詩 〜時間〜[group]電子ノ猫人0*07/3/5 21:14
三行詩 〜自由〜[group]2*07/3/5 21:13
現存3奥津 強107/3/5 21:12
ごめんね春日野佐秀10*07/3/5 21:08
NOと言える人心愛207/3/5 21:05
心にうたの灯火を春日野佐秀7*07/3/5 21:01
そんな世界心愛007/3/5 20:57
あまやかな かげぼうしLucy.M...2*07/3/5 20:44
狂信者作成[group]狩心10*07/3/5 20:41
北野つづみ4*07/3/5 20:40
利き手心愛107/3/5 20:38
通夜長月 猫007/3/5 20:31
夜明けを待ちながらふぁんバーバ...9*07/3/5 20:13

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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