噴水、しぶきあげ
過ぎ去った細切れのシーン、空を舞う

凝視した眼に、強風が埃はこび
一瞬にして光、蝕んでいく

ゴシ、と手で拭い取れば、
そこには、なにも変わりない、日輪

足元に ....
引き攣るように 音
余韻 華やかに消えて
残った間隙 嘘のように
冬の形 凍える頬伝う
色は瑠璃の
ああ 今日は
なんて美しい音色だ
風はすこしばかり強すぎるけれど
これは春なのだから仕方ない
それよりそこかしこで
草も木もみんな楽器みたいに
お互いをこすりあわせている

風が吹 ....
歳経た
強靭な
行進

奏でる
繊細な
童心

踊りだす
群集の中に
帽子を取って

佇む
あなた
独り

目を閉じて
パレードの
ざわめきを
聞いている

 ....
懐かしの母校に帰って来た
生徒ではなく教師の卵として
ネクタイを引き締めて向かった先は
問題の山積みな教室

授業の時間は昼寝の時間
教科書はただの落書き帳
テレビでは何度も ....
 朝露に濡れた葉のギザギザ。地表を這うように草木を透かして訪れた地獄の陽を浴び、緑に燦然とかがやく【ヤマソテツ】と呼ばれる羊歯を踏みながら言葉なき森の奥深く、「幸」住むと人のいふ原始の密林を駆け巡る雛 .... 星達が朝に帰っていく。
置いてきた温もりが微かに顔を出したように、輝いた
気がした。
 
星達が朝に帰っていった。
人々は狙いすましたように、朝日を追い抜いて、電車に乗る。彼等がまるでいなか ....
ホームセンターで
子象を買って帰る
前から欲しかったので
お金をコツコツと貯めていたのだ
家族の喜ぶ顔が見られるとも思ったが
案の定こんなもの買ってきて
と妻に叱られる
「詩とは違うんだ ....
いつもと変わらない椅子席で眺める
連なる街路樹
葉の不規則な動線
石畳の歩道
日の当たりは白く

珈琲の香りで縁どられた窓枠の中に
挑むような口
軽やかな髪で
無造作に過ぎる横顔
 ....
道は眠っていた
空になった夢を見ていた
春の暖かさに包まれて
とても気持ちがよかった
こうして一日中のんびりと過ごすのは
久しぶりだった
時が止まって
このままでずっといられたらと思った ....
硝枝はけぶる
柔らかな朝

ああ
いい匂いだ

熟睡した樹皮は
哀しみを煎て
苦味すら香ばしい風
そんな
朝もやの窓を包み
夜明けの香りを注ぐ
大気のフラスコ

朝焼けは沁 ....
蟻の行列を見ていたら
一頭だけ、力尽きたのか 
止まったその時 
君の笑い声が聞こえてきた

そこは遠い世界なのかい
と問いかけると
再び歩き出し
どこを振り返ることも無かった

 ....
ど〜でもいいホントど〜でもいい
弱音吐かないなんてホントはうそ

偽りのしがらみは新たなしがらみを生み
暗い部屋で閉じこもって
必死に自分を慰めた

赤いランプが青に変わる ....
鋭く尖った青い薔薇
握れば紅に染まってた

滴り落ちる赤い水
口に含めば鉄の味

次第に笑窪が浮き上がる

狂い始める脳細胞
傷を欲しがるM奴隷

誰かに気付い ....
なんでもいい どれでもいい
なにかが欲しくてたまらない

偶然や必然なんかに
自分を委ねたくなんか無いんだ


穢れた道を進むしかなくて
それでもなにかを求めてて

 ....
?.

神経質そうに痩せた手を合わせて祈っている
ひざまずいて
教会の中 ステンドグラスを割ってこぼれる夕日に溶けそうな 
白金の髪

俺はその斜め後ろに座って
じっと ....
お姉さま曰く


?男は自分の掌で躍らせてるつもりの

 女の掌で踊ってる生き物なんだよ?


           とのことです。







私は子供なのでよ ....
 チャップリンが団長のサーカス団
 経営は滅茶苦茶に苦しい
 くたびれた乞食同然の団員や動物の大群を連れて世界を放浪している
 まさに放浪紳士云われる所以である
 団員にはやたらと厳しいくせに ....
 空から優曇華の雪花がぽつらぽつらと舞い降りてくる
 三千年に一度の奇跡がこの世界を埋め尽くす
 それは君が無事に成仏できた証拠だろう
 君は仏になったの? それともまだ生死流転しているのだろう ....
 宇宙 影 愛 隔絶 死 音楽 妄想 幻聴 君
 絆創膏の指輪をしながらキーボードを打つ
 君に綺麗で儚い想いは届いたかな
 千の物語を知っているそうだ
 そのエキスを組み合わせて新たな世界を ....
気分が悪い。
人の気持ちがわからない。

今日会った僕よりずっと年が上で
人生の半分以上生きた
名前すら知らない人が気に入らない。

「ひどい男でした。」

(I My ME ME  ....
 「キス魔癒す」から「KISS MY ASS」へ
 「バイアスカカッテンジャン」 「バックシマス」
 「レンズクモッテルジャン」 「ジョン・レノンジャネーノン?」

 眼から垂れ流す 妄想水晶 ....
新しい言葉をさがそう
誰のものでもなく
誰が語ったものでもない
自らの存在と
本当の実感と
実存から生まれた
新しい言葉をさがそう

語りつくされた理想は
無残に砕け散って
その残 ....
僕の恋が終わった

あの子の恋も終わった




僕らの大事な友達の恋が、実った
 あたしは射精が好き。
射精は、どこか現実味を帯びていなく、
傍観できる、
あの白い液体は、
現実と妄想の産物。

人間として、感覚的に現実味が帯びる時は、
ティッシュの山、味だったりす ....
                 2007/03/14
ぎょうかんが〜
羊羹のような声を出すなよと
文句を言ったら
行間がと
改まった顔をして
三つ指突いて
男のくせに
やけに色っぼい ....
少年たちは少女の入り口に立って
中を覗き込む
奥の方の最後の門の前で
番人が笑いながら立っている
少年たちは怖くて
そこまで行くことができない
少女は愛想をつかして
勢いよ ....
息をひそめてじっと待つ

秘密の on line

待たされる時の流れが

狂おしく

逢える瞬間のときめきが

もどかしく

震える手で そっと あなたの心に

触れてみ ....
一重に幾重に
堆積した言葉の渦に
埋もれる心があったとさ

貴方の為だとか言う
使い古されたキーワードには
傲慢さが見え隠れしているのに

恥ずかしげも無く語る
思い至る事も無く告げ ....
人は何も持たずにこの世に出でて
何かに押しつぶされそうに
喘ぎながら生きている
何のためにと問いかけることは
おそらくは禁句であって
しかも新たな分身を作る
己の問いの答えもないまま

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
日蝕紀茉莉3*07/3/14 11:59
頬を打つ及川三貴7*07/3/14 11:56
たとえば歌をうたうようにベンジャミン12*07/3/14 11:52
強くあるひと及川三貴4*07/3/14 11:44
教育実習生1486 1...5*07/3/14 11:38
郭公の見る夢 ★[group]atsuch...7*07/3/14 11:35
星空の帰り道黒子 恭8*07/3/14 11:23
詩とは違うのだからたもつ1607/3/14 11:15
あの人はポッケ7*07/3/14 11:08
夢見る道路ぽえむ君6*07/3/14 10:57
珈琲たね。8*07/3/14 9:02
青白い街灯の下AB(なかほ...1107/3/14 8:58
「朝日と涙」Taka★H...007/3/14 8:04
「ろんりねす」107/3/14 8:03
「死の幻想」107/3/14 8:01
祈れ水在らあらあ23*07/3/14 7:27
教訓優飛6*07/3/14 4:35
サーカスはじめ0*07/3/14 4:16
午前三時の優曇華1*07/3/14 4:16
大切なもの2*07/3/14 4:15
泣き虫のひとりごと蔦谷たつや407/3/14 3:44
_影山影司007/3/14 3:31
新しい言葉をさがそうジム・プリマ...107/3/14 1:59
葛藤哀音3*07/3/14 1:57
 射精つぐこ1307/3/14 1:49
ぎょうにんべんあおば8*07/3/14 1:23
少女[group]なかがわひろ...2*07/3/14 1:06
blind love渡 ひろこ4*07/3/14 1:03
良い詩を読ませてくれないか?松本 卓也4*07/3/14 0:26
悲しみの向こう側アマル・シャ...607/3/13 23:55

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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