街はいつのまにか 輝いている
乾いた 冬も終わっていく
でも 風は冷たいままだった そんな
横浜の地下街をどこまでも行く
池袋の地下街とは異なる思いで
だけど少しだけ疲れていたのだ
水 ....
鼻の奥まで、ツーンとする
あの香り草を求めて風の中をさがそうか

ほかにも愛情表現はあるのに
撫でたひたいが暖かいとか、
それって
褒め言葉?


鳥がかわいそうにないている ....
上皿天秤は
待てど暮らせど
いつまでも動いてる

(左右対称に振れ続けてるなら釣り合ってるとみなします)

小学五年生なりに
意地を張っていたつもりはないけど
根負けという成長もありま ....
うねりを上げて
向かって来る
ビッグウエーブに
彼はまな板一つ持って
挑もうとしている
まな板に何の意味があるのか
誰にも分からない
ひょっとしてサーフボードのつもり?
「自殺行為だ! ....
夢見と現実が交差する
初春の昼下がり
独りの透明なたましいが
時の静謐にいだかれ覚醒する
輝く光の帯に乗り
生まれ来た
あの至聖の場所に至ろうと
麗らかな春の陽射しに眼を見開く

( ....
私は森の中を迷いながら彷徨っていた
山ふくろうの鳴き声と、おぼろ月夜がおびただしい夜をつくっていた
なぜここにいるのか
記憶を辿るが、なぜだか脳が反応を示さない
記憶の構造が気体のようにふわふ ....
結露した鉄管を登ると
冷気の上がる自家発電の貯水層があり
ミンミンゼミは狂いながら鳴いていた
夏はけたたましく光りをふりそそぎ
僕たちはしばしの夏に溶けていた
洗濯石鹸のにおいの残るバス ....
 執拗にのたくる
蛇のような走査線の裏側から
  黒色に泡立つ粒子の
 ホログラフィックな性夢として
   二台の戦車の幽霊が姿を現わす

 海へ突き出た岬の草地を、蹂躙する鋼鉄のキャ ....
テントを張って居ると
撤去を迫られて
鏡の花を買う
決意をした
ケンタウロスとミノタウロスが
交合しているようなイメージに
さいなまれる
鏡の花は安かったり
高かったり
それよりもソ ....
 なにもシンゾウやフミオやその傀儡のことだけを目くじら立ててあしざまにいうことはないじゃあないか、彼らは私に心酔しているんだからね、と桜の枝を咥えた富士山がいうので、それはそうですが、いちおう決まりと .... どうぞ
お好きなように

マフラーがはためいた

すっかり
忘れてしまわなければ
きちんと
思い出すこともできやしない

人類の一番の失敗は
残しておくことが最善と
思い込みす ....
ある日宇宙から来た脳が
猿に寄生して人間になった


脳は常に血をもとめた
脳は今も血をもとめる


















 ....
毎日死んで
毎日生きかえる
どこまでつづくのか
この微細に拡がる
脳という名の血の海は
覆われていないところに痛みは降るので
いつのまにか指は全て覆われてしまった


痛みが無くなるのが早いのか
覆いが無くなるのが早いのか
指がなくなるのが早いのか

 ....
いまでもずっと
あいつのかげをさがしてる
わるぐちいわない/はやおきはしない
遠くまでいかない/近くでは探さない

どぶのなかでもぐって
いきをとめたままめをあける
ひとりはこわくな ....
まあ微笑ましく眺めている。
縁側から列ぶ 大きさなんて 

君は

可愛らしい可視化でしかない。
とうとう桃色の花を揺らしているものである。
からして雪解けの開けた町並み。
思わぬ欲望 ....
発情した猫の声
寒い真夜中
悲しげに聞こえる
その夜はいつまでも
猫の声がひびき続けて

空腹をかかえて
寒さに震える
真夜中の
見えない猫の
声だけが聞こえて

空腹 ....
澄んだ空が
撒き散らす冷たさは
この上なくて
春はまだ遠いと
思い知らされる

夕焼けは赤く燃え
異様さを見せつけて
闇夜の訪れを
阻もうと試みるほど
夢を見る

白い月が昇る ....
いたるところに在る
きらきらとしたもの
忘れてほしい
ふたつの景色


雪を呑んだままの朝
音もまた呑まれたまま
聞こえるものは無く
火の穂は降る


両腕 ....
水の弧に触れた指が
夜を虹を描き出した
風はここにとどまる
牙に爪に 傷になる


目の奥に羽ばたく星の蛇
霧を歩む双つの影から
無数の羽が生まれては消え
夜の輪郭を ....
Go Go Go and Goes On!糸居五郎もウルフマンジャックも、FENも知らない、活字の中の存在だ、山口のクソ田舎の、しみったれた居住区の夜、ぼくは頭から布団を被り、姉貴のお下がりの黒いラジ .... どんなに
聡明で謙虚な人間でも

20年近くも身近に
ブリーフケースに収められた

核の発射ボタンなんかがあったら

気づかぬうちに
その魔力のとりことなり

精神状態に
異常 ....
夜空を見上げるのが好きでした
夜空を見上げながら、あなたとお話をするのが、好きでした

豪奢なお屋敷の一室で、あなたは床に臥せていました
大きな窓の外に広がる、星の海に心馳せておりました

 ....
愛を呑ませて
殺すつもりか
そんな嘘では
死なないよ

愛のカーテン
閉め切った窓
良き香りする
君の髪

好きすぎるのが
罪だとかいう
くれない愛に
嘘をつく

 ....
僕はときどき深く潜りこまなければならない自分を抱えている

僕はいつも以上にきみとの距離をはかりがたくなってしまうが

言葉と音符が似ているのならば変換ソフトがあれば良いと想う
つまづいている地球が
プーチン化しないように
大好きなきみのYouTubeを

こころの所在を忘れた者だけが
占有しないように

誰もが過去のプチプチを
潰しているんだもの
 ....
黒いジャケットを
着るということ

その中に
明るい未来を
描いていること

少しの笑みが
壁を越えていかないように
シャッターを切り
尖った肩で
並べていくこと

鏡がなく ....
悪魔とお茶を
ある晴れた昼下がり
あなたと出会ったその日に
悪魔とお茶を

わたしは歩き続けていた
まだ暗い山中を
朝の鐘の音が鳴り響き
皆が仕事場へ出掛けた後
ひとりその場に崩れ落 ....
急激に色褪せていく 黒曜石を、投げ反す 醜悪な鵺が閃き、過ぎる全容は静かなバラックの奥に。
雷雲に、塊。砂糖が卵上の熱を生む。明かりを近づける印影で 地下室に閉じ込めた覚悟とお喚び。

めらめら ....
ハイデガーにも 愛人がいました

プーチンにも 愛人います かね

エドワルダっていう 娼婦だとか

呪われた時間

ほう 惨事動画を 見ている間

またライブが ゆがめら ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
青い春番田 422/3/11 0:34
ねぇ、君の、声を、聴かせて、よ?秋葉竹122/3/10 23:01
天秤TwoRiv...2*22/3/10 21:32
涙のシーサイド、スーサイド花形新次122/3/10 21:28
初春の予感ひだかたけし522/3/10 18:24
山人8*22/3/10 17:55
夏休み7*22/3/10 17:53
薄いアポカリプス壮佑5*22/3/10 17:19
呪博士(のろいはかせ)間村長222/3/10 14:14
小さな死Petite mort草野大悟2022/3/10 11:40
風化やまうちあつ...2*22/3/10 7:55
ノート(脳Ⅱ)[group]木立 悟022/3/10 0:53
ノート(脳Ⅰ)[group]122/3/10 0:51
ノート(指)[group]022/3/10 0:50
遠くまでいかない/近くでは探さない竜門勇気1*22/3/9 11:51
惨めな死にざまよ、あらい022/3/9 0:28
真夜中の猫シホ.N322/3/8 23:18
自堕落な坂本瞳子3*22/3/8 21:23
青空と絶滅木立 悟222/3/8 15:45
青空と焦土122/3/8 15:43
共和国/悲しきRADIOちぇりこ。5*22/3/8 14:32
亡霊兵器st122/3/8 8:34
硝子のフィルム松本 卓也022/3/7 23:32
愛を止めないで秋葉竹122/3/7 22:31
音楽マークアーモ...722/3/7 21:46
中村佳穂に捧ぐ322/3/7 21:23
NOIRミナト 螢222/3/7 21:09
悪魔とお茶をひだかたけし622/3/7 18:27
あらい022/3/7 17:35
符合ナンモナイデ...2*22/3/7 14:36

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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