亡霊を手に指揮棒を振るう老人の
ずれ落ちた眼鏡に映っていた。
風が鳥を離さないと同様に、鳥もまた
風から離れようとしなかった。
「魂のつがい」と題された音楽が聞こえた。
風の鳴らすシンバルと ....
ホルマリン漬けの妄想
強制終了かじりとった
だって、指生えたんだ。

だって、指が生えたんだ。
それを毟り取ろうにも
できないだって、指生えたんだ。

刹那を彩るには何色がよいかしら? ....
昨日は言えた
あなたに向って 
愛してる 
明日も言えるよ 
あなたに
向って 
愛してる 
今日だけは 
あなたを嫌いと 
言ってみる 
だけどネタばらししなきゃ 
あなたの涙 ....
夜の街で闇をさがし
身を隠す暗がりにも
灯りを求めたりして
中途半端なままだね
いつもぼくらは

   言葉の空白にふるえて
   粋な単語たちをあつめ
   草の実に糸を通すようにつ ....
例えば僕は、総合陸上競技場で部活があった帰りに、途中まで一緒だったタカ坊がなかなか来ないので、さっくんと一緒に自転車を押しながら何度も何度も後ろからタカ坊が来ないかタカ坊が来ないかと振り向いているんだ .... 弱ってた犬がいたので、蹴り上げました。
婆さんが道に迷ってたので、財布を盗んで手っ取り早く崖から放り捨てました。
コンビニのバイトのお姉さんが可愛らしいので、{ルビ輪姦=まわ}してマグロ漁船に放り ....
  「 ありがとうの詩 」

   

    ありが とおるよ こんにちは

    ありが とおくへ さようなら

    おひさま くれない 真っ赤っ ....
洗濯物が風に揺られて
乾きやすい季節になりました
洗う回数も増えてしまって
あなたの香りもすぐに消えてしまいます

四月の暖かさは
すべてを曖昧にしてしまうから
あなたと過ご ....
やめてくれ

勝手に髪を切らないでくれ
ナチュラルヘアーが好きなんだ

そんな紐で縛らないでくれ
そういうのに興味ない

名札なんかつけないでくれよ

名前 間違ってるよ
生まれた日に
燈る一本の蝋燭
その儚きこと

あの風前の灯になった日
時が経ち色あせて
病んだ夜に
誰もいない
零時過ぎの鬱病

膝を抱えて
笑う背に
忍び ....
春がくる

春が来て

何しよう


まずは花見

ぼんやりと

桜の木の下


ゆるり

ゆらりと

考える


目には

空と

桜と

花び ....
寂しんだ手から
夕凪の薫りがして
少し切ない
 
飛び交う何かに向かって
感情を吐き散らす
 
 
 
ねぇ
空の向こうって
 
何だか知ってる?
 
 
 
触れた毛 ....
詩を書ける人になりたかった

なってみたら ろくなもんじゃない


詩が書けるなんて ろくなもんじゃないよ
 その少年は、少女で動いていた。
 少年のどこかに少女が埋めこまれている。
 少年はときどき吐き気がする。
 そういうとき、たいていそれは夜だけれど、砂浜を思い描く。すると、少女が少年の砂浜を歩 ....
定率減税の縮減、配偶者(もなが)特別控除削減、年金・(もなが)雇用保険料引き上げ、医療負担引き上げなど、小泉(もなが)政権が決定した個人負担増は5.5(もなが)兆円。政府税調からは更なる大幅増税が提案 .... 最後にね一口飲もうとしたの
ペコッたテトラパック
味は無かったから
何も残ってなかったと気づいていたのに
いつまでもちゅうちゅう吸ってたの
優しい味を求めていたのに
鉄の味がしてき ....
不器用なあなたを縛ってみる
抵抗するたびに麻縄が黒い肌にそって生き物みたいに動く
熱に浮かされていて気づいたらそんなことをしていた
ずっと触りたかった黒い肌にわたしのすべてを這わせて
少し ....
せんぷうきはとばない ここにいちゃいけない
もうすぐここは湖の底
早く逃げなきゃいけない
もうここは君の居場所じゃない

青い瞳のいじめられっ子
やっと見つけたこの居場所
『ここにいちゃいけないの?』
濡 ....
春がゆく
春が ゆく

毎年 逃げ出したくなりますので
束縛の呪文を繰り返し 繰り返し
残りわずかの平衡感覚で
危うい足元を耐えています

一点の迷いもなく
無邪気にあふれる光が ....
どこにでもある公園の
どこにでもある家族四人が遊んでいる
けれどもその家族には
家はなかった
それでも着ている服はちゃんとしていたし
髪の毛も長すぎず短すぎず
食べるものも食べている
と ....
夜ごと
小さな星から星へ
色とりどり
おはじき遊びのようでした

きいんと澄みわたった音がして
そのとき
宇宙は大きな円盤でした

まわるまわる輪廻転生
虫から花へ
花から虫 ....
仕事で二日連続ポカをした
休憩時間には詰め所でコーヒーの成分表ばかりを見つめている
同じ班の人たちはそんな俺にとても親切にしてくれる
だから余計みじめになってしまう
現場で働いている90%の人 ....
あなたに会って
わたしひどく泣き虫になった

ふとしたことがかなしくて
ふとしたことがうれしくて

わたし、こんなに感受性豊かな人間だっけ?
知らないわたしが溢れて溢れて
あなた以上に ....
君の綺麗な瞳が好き

君の優しく笑う口元が好き

君のがんばってる掌が好き

君のこと、好き
一章.断片と熱



大きな交差点で人と擦れ違う
身体は少しずつ削られて
大人に成長していく
長い時間迷い込んだ“熱”
脳に刺激を与えるのも忘れて酔っている

蒼く輝く指は生命を忘 ....
亀を背負って
懐かしい人の苗字を呼びながら
塩を舐め続ける
水が飲みたい

+

かまきりの新しい
亡骸を
司書は黙って
見ている

+

カンガルーが直立したまま
波音 ....
『独り遊び』
 
静かな海を眺める
何一つ言わず
誰に声をかけることもなく
静かな海で
静かに独りぼっちになる
 
波は小さくちょこちょこ押し寄せ
僕の心はそのように静かで
ずっと ....
遠くからでも

やわらかい色がよく目立つ

このまままっすぐ歩けば

ふたりきりになれる

目だけが呼吸してる

吸い込まれる―


また、先を越された


彼をみあげ ....
おれがオギャーと言った日から

おかんのスイッチ ON

そいつは不思議なスイッチで

おかん睡眠中も ON

温泉浸かってても ON

極楽極楽言いながら ON

おれか ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
「あちらこちらで」プテラノドン5*07/4/1 2:06
リハビリチェザーレ407/4/1 1:39
Today is the day to love youユーヘッセ007/4/1 1:35
夜のかたちのピッテロビアンコ[group]たりぽん(大...12*07/4/1 1:34
僕はまっすぐに君を見ていたいひろっち3*07/4/1 0:42
やさしい風1+*07/4/1 0:39
ありがとうの詩ae96307/4/1 0:35
春の光なかがわひろ...2*07/4/1 0:32
嘆きの街樹207/4/1 0:18
無益な素行maynar...007/4/1 0:07
haruシュガー・ソ...2*07/4/1 0:05
夕凪の山中 烏流207/3/31 23:55
詩が書ける北大路京介9*07/3/31 23:55
少女式[group]今唯ケンタロ...16*07/3/31 23:54
もながシリ・カゲル0*07/3/31 23:33
テトラパックススメ107/3/31 23:17
暗闇れもん2*07/3/31 23:14
はねR307/3/31 22:59
タエとソーズ黒い鴉107/3/31 21:57
春陰明楽407/3/31 21:52
家のない家族ぽえむ君9*07/3/31 21:08
ナイトクルージングyo-yo10*07/3/31 21:03
2007-03-31馬野ミキ9+07/3/31 21:02
泣き虫ことは407/3/31 20:17
・好きなとこ・はち107/3/31 20:09
Crystal流希-Яuk...107/3/31 17:30
かなしみ[group]たもつ37*07/3/31 17:18
独り遊び柴田柴助107/3/31 16:50
この恋ポッケ3*07/3/31 16:32
おかんのスイッチyaka3*07/3/31 15:54

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