そこはいつも夕暮れで
暗く沈んだ花園
ある時
一匹の鮮やかな蝶が生まれて
その上を軽やかに舞い始めたのです

私は長いこと
絡み合う植物でした
痩せた葉は光合成を忘れ
さりとて枯れる ....
夏にして 君と出会い
秋にして 君を想い
冬にして 君と結ばれ
春にして 君を愛す

{ルビ季節=とき}を越えて 我が心
奪いし君の その{ルビ未来=さき}に
{ルビ永遠=とわ}の二人を ....
言葉と言葉の間には
言葉はないけれど
言葉にはならない
人から人への言葉がある
言葉は全ての中の
ほんの一部分の表れ
書かれてあることよりも
書かれていないことの方が
圧倒的に多くある ....
醜い身体を機械に預け
新世代へ突入
虫から機械へ
全てはCockroach


機械音のする羽音
暗闇を覗く暗視眼
新たな時代を生きるために
銀色で己を包む


古から存在した ....
ハチミツみたいな
甘い恋が好きよ,sincerity

いきなり結婚しようだなんて,あなた,早すぎやしないかしら?

それでも
困った時はそばにいて
そっと背中押してくれる

あなたが好きなのよ
心の ....
木の枝が重ならずに生きていくことを
描き言葉と伝え言葉が生まれる
それぞれの心の在処を

まるでひとり言でも呟くように静かに
少し楽しげに君は教えてくれる

大きな木の根元に寝転んで
 ....
ぼくの目は

右にいっこ 左にいっこ

ふたつ合わせて

にこ




ぼくときみ

ふたりそろえば

にこ と にこ

ふたりで にこにこ



 ....
風呂の中で
足を伸ばして
長風呂で
くつろぐ

入浴剤をいれ
ユズの香り
すべすべの肌
湯を熱くする

シャンプーは楽しい
泡をたくさんたて
きれいに洗い流す
心の垢も取れる ....
休日のキッチンでイタリアンサラダを作っていると
天井から垂れ下がったホーテンベイリーが僕に囁く
「ちまきにしてしまえ」
しかし僕はちょうどその時
革命に参加しなかった無産階級のことを思っていた ....
機械でさえ泣き笑う
ハイテク先進し心の豊かさ後進するこの世

この太陽系の
青い星に産まれて
月の模様が兎に見える
島国で育って
アスファルトジャングルの
この街で生きて ....
小さな子供たちは
小指で誓う
幼稚園の無花果の樹の下で
色づく頬はうふふと笑う
遠くで鳴るオルガンはメヌエット

大きな子供たちは
唇で誓う
通学路を外れ孤独を埋めるものは二人以外には ....
今さらその切符を買ったことを
後悔しても始まらない
どうせ次くる列車にはねられて
僕はその生涯を終えるつもり

きっかけはなんだったろう?
ろくに覚えてもいやしない
ただこんな終わり方 ....
「なぜ、こいをする? なぜ、あいするの?」
わたしは、じぶんがかわいくてしかたがないからです。
わたしは、じぶんだけはしあわにいきていたいのです。
だから、ひとにこいをしてあいするの。
じぶん ....
嗚呼 今頃 汗を流しているかな
こっちは 思ったより 風が気持ちいいぞ

生命の縷々 断ち切れぬなら
流れのままに 摂理のままに

嗚呼 今頃 笑っているかな
こっちは 思ったより 風が ....
いつか前
君が散りばめた星々は
母を探して
まずは
アンドロメダ星雲
 
旅立っていった
らしい
 
***
 
アンダルシアが言った
さようならの意味は
まだ、解せない
 ....
月は

冷たい

太陽は

熱い

海は

空は

それでも

裸で

命は

一度も

孤独に

逢うことなく

打ち開かれた

壁の

向こ ....

 かし  な
  ぎ


  ふきょうわおん  ?


       混じる  ノイズ


             あなたは 閉じて あなたの 青白い まぶた 

 そ ....
今宵も偽りの服を着て 裏の門をくぐる
嘘を吐くクチビル 罪悪感はない

ムズカシイ言葉を喋りだす テレビの音を消して
砂漠への時間を 優雅に楽しむ

タバコに火をつけないで 白い煙を吐かな ....
春のうららかな陽気

桜の咲き乱れる川原に腰を下ろして糸を垂れる

暖かな日差しが誘い込む

気持ちの良い世界への誘い

夢か現かボーっと対岸へ向けると

君がいた

笑顔でこ ....
未来が何も見えなくて

後ろを振り返った

咲いた桜が散っていく

向こうには

ひなたのバイクの運転席で
猫がうたた寝
微動だにせんな
ふてぶてしいが気持ちよさそうだな

春休みの子どもたちは
自転車を公園の入口に倒して
人工の河原でバシャバシャ
びしょぬれだけど ....
淡紅が揺れるから心が騒ぐ

フェンス越しの桜並木
隙間から覗くと学び舎が重なって
霞む
春の魔法にかかった

お別れはずいぶん昔に済ませたのに
世界が淡紅一色に染まる頃
すれ違った昇 ....
桜の季節に雨は邪魔者


桜が悲しそうにうつむく


花びらは揺れることなく落ちてゆく


それを見て君も


悲しそうにうつむいて


揺らすことなく涙を流す
花びらを満たした

桜のお椀の箸をとる


しあわせなら泣かないで

セックスはしてあげられるけれど

なにも言う資格ないから


花びらを満たした

桜のお椀の箸をとる
声が聞こえなくなる

遠く遠くにある声

昔は聞こえてたけど

今は微かにも聞こえない

触れる言葉に震えた心

触れなくなってから薄れていく味

甘く聞こえた声は ....
四季の始まりを彩るピンクの花びら。

それを桜という

一度観桜すれば、心身ともに桜花の如く

ささやかな風が吹く

 儚くも綺麗に舞う花びら達は

地に落ちるまで咲き入 ....
それは舞い散るように
儚く消える桜色
それは朽ち果てるように
切なく踏まれる桜色

落ちて逝くだけ
踏まれてくだけ
刹那の時間が華なのか

ドンドン踏まれて朽ちてゆく  ....
犬小屋の中でお父さんとお母さんが
おままごとをしています
春の陽が一番良く当たるお庭で
せまいね、と言いながら
それでもきれいな身なりで
プラスチックの食器を並べていきます
  きょう、の ....
涙流れる度 鮮明になる 白昼夢

いつかは 消えてしまうもの

言い訳をして 捨てずに置こう


幻想ばかりが 波間に揺れて

見たくもない 現実は

涙に流れて 沈 ....
御曹司という名前が無くても
生徒会長という名前が無くても
学年トップという名前が無くても
私を愛してくれますか?

御曹司という名前が無くなれば
生徒会長という名前が無くなれば
学年トッ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
花園三条麗菜10+*07/4/3 22:18
こいうたウデラコウ7*07/4/3 22:01
言葉と言葉の間にぽえむ君15*07/4/3 22:00
機械虫-Cockroach-流希-Яuk...007/4/3 21:57
愛するあなたへ和森朱希407/4/3 21:57
さくらの日松本 涼1207/4/3 21:36
にこにこむむ307/4/3 20:45
風呂ペポパンプ3*07/4/3 20:29
ホーテンベイリーシリ・カゲル4*07/4/3 20:21
砂漠と瓦礫の日までにmaynar...107/4/3 20:08
誓い[group]さくらほ18*07/4/3 20:07
motal station黒い鴉107/4/3 20:06
とても悲しい白寿2*07/4/3 19:39
風が気持ちいいぞ蒼穹6*07/4/3 19:13
アンダルシア山中 烏流107/4/3 18:41
壁にゆーいち207/4/3 18:02
春のノイズふるる407/4/3 17:48
No Smoking北大路京介14*07/4/3 17:45
春と桜とテルテル坊主2*07/4/3 17:25
_ANNA307/4/3 17:16
ねこどもフィルター水中原動機307/4/3 17:15
*春幻*ちと10*07/4/3 17:03
桜と雨とテルテル坊主1*07/4/3 16:58
桜のお椀の箸をとる吉岡ペペロ207/4/3 16:45
「見えない聞こえない味が無い」Taka★H...007/4/3 16:41
「百花繚乱・桜月 」107/4/3 16:38
「母なる大地の性奴隷」007/4/3 16:36
おままごとたもつ707/4/3 15:17
東風107/4/3 14:17
名前1486 1...10*07/4/3 13:38

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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