電灯がつかないって
あなたの人生と同じで
つかなくなるんですよ
故意に壊せば
嘘と呼ばれず、か

老朽化
癖のある車のように
大事に乗らなきゃな
僕らの体
もうガタガタ

老人 ....
雪をみることさえ
久しぶりで
でもほんとうに美しい世界は
無駄で汚れた人のいとなみのなかにある


死、がしずかなのか
土に戻ること、が安らかなのか
生まれ変わること、がただ辛 ....
僕は見つめていたのだ
僕の中で感じ取ることで 意味を
そして 海だった
落ちていた 貝の道だった
白く切り取られた窓枠を
鋭角の冷たさで打ちつける
無数の横顔が
冬の静脈に溶け込んでゆく

*

血の色をした道標を
ひとつ、ひとつ
指で辿りながら
埋葬した言葉を
ひとつ、ひと ....
暗鬱としたコード進行が
延々ループしながら続く
僕らは没頭しながら従う
次々開ける光景は白昼夢
明るんだり暗んだり
いずれもそこは極北の地
いずれもそこは極楽浄土
君は泳ぎだし
僕を導 ....
海の鉱石は
どこにあるのだろう
潮水
浜辺の砂の中
海底の岩窟
松毬魚の眼球?
独りぼっちのエメラルドグリーン
ずっと見惚れていたいけど
視線は波にさらわれて
浮島の両脚のように ....
「いよいよ明日だな」と、アイソニアの騎士が言った。
その翌々日は、ミーガンテの戴冠十年式典の日だったのである。それまでには、
何としても、エインスベルの母マリアノスを王座に返り咲かせる必要があった ....
ファシブルの街々は、以前にもまして疲弊していた。
ファシブルの国は、以前はライランテ一の商業国家だった。
(ライランテとは、クールラントやファシブルを含む北半球の大陸である)
しかし、ミーガンテ ....
今を認めるしかない
私の鬼は
今を認める
永遠の傷だ
銀河の岸で鬼は歌う




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
あなたの世界
私の世界
別々の世界が
一つになる時
たましいは実る




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
思う
思うことの
光と影が
この胸に添う
ひぐらしも歌う




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
雪をみることさえ
久しぶりで
でもほんとうに美しい世界は
無駄で汚れた人のいとなみのなかに
あると僕は知っている

そこには
夕べ食べたラーメン屋さんの
朝のゴミが出されている ....
  

都会の空気に疲れきって
卑怯ながらも故郷に向かった
再び優しい家並みが
包んでくれると思った

けれどもこの町も変わってしまって
昔の面影はどこにもなく
ただ町外れの道標
 ....
きれえな音やわぁ
おさない少女のさえずりは
三宮のゆるやかな賑わいにうかびあがると
セカンドバイオリンにぴったりより添う
きれえな体育座りだった
路上がいちばん好きだ
秘密警察におい立てら ....
眠いのならば
眠ってしまえばいい
ただそれだけのことだ

だのに横たわることに
不安を覚える
寝転がって
仰向けになって
落ち着かない

寝返りをうって
首の辺りを掻いてみて
 ....
無職か引きこもりか
頭イカれた病人の
くっそつまらない
自称詩なんか読んでる暇があったら
youtubeを見よう!

俺最近よく見てるのは
牛の削蹄の動画ね
これがね嵌まると止まんない ....
ユーラディアの谷を一行が抜けるには、十日の時間がかかった。
これは当初の予想よりは、遅かったと言えるであろう。
その途中では、オパ・ビアやブルー・ドラゴンとの戦闘があった。
エインスベルは焦って ....
アイソニアの騎士とエインスベルが、ユーラディアの谷を抜け出ようとした時、
突如ブルー・ドラゴンたちの群れが彼らを襲ってきた。
ブルー・ドラゴンは、小ぶりながら、強い戦闘力を秘めた魔物である。
そ ....
焼き切れて道端に飛び散る、あのときのあのひとの
笑った顔
ああもういいかと思ったのはあの時が初めだったのに
初めだったから
屈んで拾い集めているんですか今も
そうかもしれないね これは
多 ....
何もかも
思い出には
したくない
私の今があるのは
あなたのおかげ




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
永遠に一緒だよ
みんな
永遠にありがとうだよ
みんな
けれど さよならを言う




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
無くて当然
あってありがたい
いただきます
ごちそうさま
おいしかったよ




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
待っていたのは太陽光線を浴び始めた雪の結晶だった
億千の結晶の乱反射が
きら きら、きらと
生き物のように動きながら
わたしひとりの岳人のために
おびただしくひかりは踊っていた

駆り立 ....
わたしがまだ幸せの形をしていた頃、恋人と暮らしていた
春の夕暮れの匂いのする水槽の底で、わちゃわちゃと低砂をつつくコリドラスの口許にある二対のヒゲのように仲良く暮らしていた
彼は時おり水面から顔を ....
仮寓の蝸牛には
やり残したことがいっぱいあるのだが

奇遇という気球に乗って
無音の空の旅をしてみたかった

修羅場という修羅場がなくて
絵になる風景も知らずに

雑踏に紛れて遺伝子 ....
気怠い声を
突き刺さる声を
遥かな地平に放ち
失われた故郷からの応答を待つ

懐かしい高曇りの大気の匂いに誘われ
剥き出される異邦の孤独が
両手を広げ帰っていく場所

振り絞るように ....
関西地方では
オ"ピー"コロン株
と放送されるらしい
所謂放送禁止用語だ
しかし、例によって
政見放送だけは
何を言っても大丈夫なので
コロナ問題に関しては
泡沫候 ....
エインスベルらの旅は、すでに四分の三の過程を終えていた。
周りは依然として、鬱蒼とした森の中である。
そこで、アイソニアの騎士が口を開いた。
「ここまでの旅は穏やかだったな。ワイバーンやドラゴン ....
エインスベルたちがその旅を始めてから、すでに五日の時が経っていた。
ファシブルへの道のりは、まだ半ばである。
というのは、ユーラディアの谷はうねうねと蛇行しており、
中には道なき道、という場所も ....
「今夜、付き合ってくれない?」

それ程 
親しい関係じゃ無かった
けれど
それが最初の切っ掛けだった

カウンターに両肘を着いて
トロンとした眼差しを向けて
グラスを傾けながら
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
日暮れ時にりゅうさん122/1/28 5:06
冬の朝の《改》秋葉竹222/1/28 1:29
二月の光番田 222/1/28 0:21
冬の雨/夜ちぇりこ。1322/1/27 23:18
サウンド&ヴィジョンひだかたけし922/1/27 20:19
海の鉱石壮佑11*22/1/27 19:47
ファシブルの国のエインスベル(二)[group]大町綾音1*22/1/27 18:55
ファシブルの国のエインスベル(一)[group]1*22/1/27 18:54
※五行歌こしごえ4*22/1/27 15:04
1*22/1/27 15:03
1*22/1/27 15:02
冬の朝の秋葉竹022/1/27 7:28
道標AB(なかほ...122/1/27 0:18
あの夜の景色soft_m...122/1/26 23:28
眠れぬ夜に坂本瞳子0*22/1/26 22:32
何で自称詩なんか読んでんだ?お前ら馬鹿じゃねえの?花形新次322/1/26 19:10
復讐への旅路(六)[group]大町綾音1*22/1/26 18:31
復讐への旅路(五)[group]1*22/1/26 18:30
無題 2022/1/25星染022/1/26 17:26
※五行歌こしごえ3*22/1/26 9:05
3*22/1/26 9:04
1*22/1/26 9:03
稜線山人10*22/1/26 5:26
コリドラスちぇりこ。4*22/1/25 23:12
蝸牛のうたマークアーモ...18*22/1/25 21:28
ひだかたけし822/1/25 19:44
オメコロン株花形新次122/1/25 19:34
復讐への旅路(四)[group]大町綾音1*22/1/25 17:57
復讐への旅路(三)[group]1*22/1/25 17:56
思い出のフラれ女板谷みきょう2*22/1/25 14:08

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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