キュー
首が絞まる
そのままいけたら
幸せなのに
タラリ
血が垂れる
このまま死ねたら
幸せなのに
自殺行為
一人
鏡
目が合う
お前は誰だ
動物にだって喜怒哀楽があると思うけれど
動物も考えるのかな
人間は人間の言葉でモノを考えるけど
例えば犬は
ワンワン、クーンって
犬の言葉でモノを考えて
猫は
ニャアニャア、ミャアオって ....
生まれる前の記憶の糸を
今夜 静かに紡いでみれば
狂った宇宙の青い砂
目覚める白い破壊の季節
飛び立つ呪の赤い鳩
切り裂かれてゆく
痛みのなかで
見上げていた ....
苺のつぶつぶいくつある
1、2、3、4、5、6、たくさん
白菜、葉脈、町模様
あの丘越えてあの町がいい
わたしはお城に住みたいの
銀色鱗の屋根瓦
町に住むのはまんまる子猫
だけれ ....
各時代には
それぞれペニスが生えていて
長いものや
固いものや
それはそれはいろいろな種類があるけれど
私は特にその中でも
品のいい形をしたものを選んで
自分にあてがった ....
へがふ
と
書いて、
灰が降る
と読む
でも、
へ
は
蝿
でも
おなら
でも
あるわけだから、
どうか、使い分けできるよう、
西郷さん、
何とかしてください。
....
霧なのか 、 雪のなごり なのかはシラネー
けど、
紫外線の (真っ青なソラ からの其れ、)
紫外線の (ここは、どこ)
紫外線の (ワタシハダーレ)
まとわりつくハエ、真っ青なソラ ....
どんぐり先生は、生徒の半数、つまり23名を機関銃で打ち抜きました。
瞬間に、
画鋲でとめてある新春の文字に鮮やかな朱が映し出されました。
ある子は頭が飛んでいました。
ある子は悶えていまし ....
輪廻しない世界では君に逢える?
それまでに僕はなんとしてでも全うに生きていかなければならないんだ
君は自殺したから地獄道行きかな?
三界・六道を永遠に輪廻転生し続けていつの日か
解脱 ....
真っ赤なドレスに
10センチ以上あるヒール
鎖骨まで垂らした巻き髪
夜のネオンが煌めく街に
誰にも気付かれない様に
そっと部屋を抜け出す
ワイングラスに ....
ロンロン
ウォンオォン
私の中の動物が鳴く
必要ではないのである
何かみたいである
もう見逃せないのである
一人である
結局は待つのである
右と左が反対 ....
透明 への 憧れ
水辺にできた 澱みを含む水溜まり のように
すぐ側に それ はあるのに
透明 への 執着心
水辺に佇み その 色の無い色 に融けることを想う
色 を持ってしまった 私
....
お前は撃ち殺しても死にやしない
額に開いた穴を指差し
首をゆっくりと振りながら
笑うのだ
そしてお前は俺に喰らいつき
血を啜る
お前のせいで俺は冷血になり
愛情も糞も忘 ....
痛い、痛い、痛い?
悲しい、悲しい、悲しい?
怖い、怖い、怖い?
好き、好き、好き?
さよなら、さよなら、さよなら?
愛しい、愛しい、愛しい?
怒る、怒る、怒る ....
日曜みたいな平日の
ガラスの香りと板の間の
みずいろ影絵の涼しさが
熱でふさがる耳元に
石鹸ぐらいの体臭を
聞こえるぐらいに残します
さみしさという執着駅
....
この黒い塊に火をともせば
星空にくゆる灰色の煙で
ふたり。息苦しくて
思わず咳き込んでしまいそう
エンジンを切った
深夜の車内は。ことさらに寒くて
あなたの手のひらだけが
あたしの温 ....
偉大なる日々
それは人類がこの世界に現れた日
偉大なる日々
それは人類が月に立った日
偉大なる日々
それは人類が争いをやめる日
偉大なる日々
それはあなたが生まれた日
それ ....
雨が降っていたから
・
僕の靴が濡れていたから
・
間違って踏んじゃった
君の靴のカカトが
汚れてしまったんだ
後ろを俯いて歩く僕は
それが気になって気になって
死ぬほど気になっ ....
乳化できたらいいのにと思う
だけど所詮僕とキミ、混じり合わない
僕はキミを中身のない女だと認めているし
キミは僕を生理的に受け付けないし
でも僕と、キミと、そのほかに
レジャーシート ....
世の中には春が訪れたというのに
一人だけ取り残されたかのように
生活に冬が続いている
わずかな陽だまりにその温かさを
見つめるしかない生活
小さな机の上には
灰皿と百五円の使い捨てライター ....
忘れてませんか
地球が
人にとって
母なる大地だという事
忘れてませんか
人は
地球に生かされている
という事
忘れてませんか
地球には
人以外の生命体も
住んでいるとい ....
{引用=
かりそめの
さようならに
わたしを
儚い者
と呼ばないでください
宴の余韻に身を任せ
ただこのまま
眠りにつく
しばしの別れ
夢を見る
子供の頃
夢の無かった ....
百年前、砂浜に寝そべっていたら
「カニだー」と言いながら幼女がわたしをつまみ上げた
「カニじゃない!」と一喝すると
幼女は両親の元へ泣きながら戻っていった
怒らなくても良かったかな、と少し反省 ....
また捕まってしまった。
笑顔で素直に話そうと決めてたのに
目を見ることすら出来なくて
いつもの作り笑い
糸に絡まって抜け出せない
抜け出せないのか抜け出さないのか
イメージする ....
どうしたらいいかなんて
全然 わからないんだ
伝えたいことは
山程あるのに
届かない
遠い 遠い
み ち ばかり ....
そこで見られた存在は
もしかしたら僕かもしれない
今部屋で焼酎を飲む存在は
僕でないかも知れない
唐突な疑問は確信めいていた
既に遠く闇に潜む影は
次第に理由すら覆い隠していく
....
僕らはさみしい子供だから
間違いだらけの夜更けの中で
雨の音を聴いている
最近雨が好きになったのだと
君は言う
明日も雨が降ればいいねと
僕は言う
壊れたテレビを何度でも
....
その列車に乗る人は
とうに生きる意味など
なくしていた
意外にも混んでる車内
空いてる席が見当たらない
・
物静かな車内で
誰かがつぶやいた
『ハレルヤ』
おい 今誰が言ったんだ? ....
1
・
・
羽虫の亡骸が
そらに・うかんでる
・
・
・
親指と
人差・指でつまむ・
....
侘桜
春風に乱れ散り
色滴り 青き鳥
出会いと別れ
想い出の海に溺れ
蕾震え
桜舞い 空染める
散りゆく花弁が 梢震わす
それは誰かに会いたくなる
在りし日の景色
桜は葉桜 ....
4760 4761 4762 4763 4764 4765 4766 4767 4768 4769 4770 4771 4772 4773 4774 4775 4776 4777 4778 4779 4780 4781 4782 4783 4784 4785 4786 4787 4788 4789 4790 4791 4792 4793 4794 4795 4796 4797 4798 4799 4800
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