黄いろい朝
高速をおりた
朝のたそがれ
信号で停まってる
そんな幻の降る
平日から
仕事とはいえ
ゴルフだ
黄いろい朝
高速をおりた
....
信じることは信じていない証し
喜びは悲しみ
楽しみは辛さ
疲れは活力
苦しみは快感
信頼は裏切り
笑いは偽り
目は盲目
心は真実
考えは蜃気楼
人は落語
落語は作る
人は作る
....
以下は我らが代表、G・高倉の「リアリティの容貌と方向性」と題された講話をテキストにおこしたものである。(S)
諸君、人を傷つけるということ――
さて私たちはつねづねこう考える
人を傷つけ ....
日だまりに溶けたがった
あの太陽は
たんぽぽの色をたたえながら
まだ空に
浮かんでいる
僕はといえば
その日だまりの中で
何にも考えず
ただ
眠っている
太陽が出 ....
助けてください
何も必要なことはありません
助けてください
これといって助けていただくことはありません
助けてください
大丈夫!!です
助けてください
問題無(モウマンタイ) ....
溺れることに溺れて
夢見ることにさらに深く
君はロマンチスト
溺れる自分に酔い
酸素の泡にさえ夢を見て
ただただ君は深く沈む
足元にあるほこりを摘んで
ふぅっと空まで吹き飛ばした
空には大きな雲が浮かんでいて
あっという間に溶けて混ざった
背中を伸ばし
両手を伸ばし
僕は
空を飛んだ。
またあなたは人生に躓いたと
悲しんでいますか?
あなたは本当は主人に祝福されているのに
あなたは泪を零しますか?
いい大人でしょう?
主があなたに報いてくださることを
しっかり心に留めてく ....
「ずっと」
ってことばはきらいだ。
だって、
どうしたって
きみはうそつきになっちゃうから。
夜中
水道から
ぱたぱたとなみだ
海になんか辿りつかないのに
机の上で
しまい忘れたサラダが
哀しい彩りで居場所をなくしてる
きれいに一人分だけ残して
あたたかみをなくしたイスが
部 ....
いきぐるしさには
髪の含む人工の香りを
かすれるまで吸い込ませ
記憶がしびれるほどに
生白いわたしは
のみこまれやすいよう
出来るだけ
出来るだけたねにな ....
学習塾に行く道で
おばあちゃんが一人で野菜を売っていた
何も言わずに通り過ぎようとしたら
どこへ行くんだね
と話しかけてきた
塾と答えると
そうかい偉いねぇ
今の子達は大変だねぇ
せっ ....
毎晩 あらって
ものほし竿に かけておく
毎朝 とりこんで
アイロンを かけてから
戦場へ おくりだす
君の詩がすき。
ひとりじゃないよって
そっと
教えてくれるから。
君の歌がすき。
なによりも
大切な
メロディー。
君の唄がすき。
どんな唄よりも
一番心に
響くから。
....
疎くなった耳もとへ
北風の夜遊びを密告してくる
小窓のサッシがカタコトと
使いふるした電気スタンドも
首をかしげてのぞいてくる ....
十字を背負う身
叶わない約束を守ろうとしている
夜風が吹く
海はこの世の終りを告げている
砂の上に君の名
刻み込む罪の重さ
差し出された手を触れずに立ち上がる
....
僕と君の距離
詰め寄る
静寂
と
鼓動
唇が触れ合う
その一瞬
心
と
心
の
入
れ
替
わ
り
最後の接吻 ....
おずおずと崖から飛び降りる位なら
地獄の上を突っ切って流星みたいに燃え尽きたい。
アンタ等「アナタの事考えてるのよ」なんて言うけれど
そんなの結局嘘っぱち。
ホントはただ怖いんだ ....
まっ赤で
おおきな歌に
くだかれた夕暮れの
かけらをよせあつめて
ぼくはトルソーを
つくった
奄美の島ざらめを
たくさん、うみにながしたら
おおきな涙に ....
いつかみんなに
ワイドショー用に用意されたコンフェッション
目的地まであと10分です
(母 世田谷区)
音声で表示されていく地図たち
がひろがって
信号待ちから動き ....
名前は意味だ
狼を雌鶏に変えた鷲の嘴は
焼かれて煌く
聞いてくれ!と
散歩道で騒いだくせに
すっと黙るのは
卑怯者の群衆
{引用=
森が育むのは
夜という物体
....
父が家に帰ってきたので
お帰りと言って
別の部屋
父が働いた金で
行かせてもらっている塾さぼり
そのまま布団へ
朝を待つ
朝、学校遅れないように
必死で僕をおこす
うるさ ....
J-POPはクソだとか
洋楽は最高だとか
ジャンルで聴いているんですね
あなたも立派なミーハーです
売れているからクソだとか
人気があるからクソだとか
流行で評価しているん ....
窓にはまった網戸を見ていた
それからちゃぶ台の上のスプーン
同じ方向に三本並べられていた
これママの、これパパの、これぼくの
暑かったと思う
そのことで汗もかいていたと思う
数年経って
....
無償の愛を望むには
汚れているんだ
ただ 愛すること を
続けたいだけなのに
性能の悪い 僕の コンピュータは
それさえも 許して は
くれない
....
詩集「人生の最中に」
批評子
(序)
公子に
薄暗き読書する部屋に
時すぎゆきて30年
海の泡のごと、生きてきしこの方
争いもあり、愛もあり
....
白い桜花のあいだから
かいまみた 貴女のくちびる
いつ どこで そうなったのか
わたしの記憶はさかのぼる
赤い花は嫌いです まして
白い花が降りそそぐその中で
貴女の白い指先がこぼれおちた ....
煙草で焦がした風穴が空いたまま
ベランダに出て五分前の太陽の光を浴びている
昨日のメッキはもう
半分以上も剥れていて
ロウキーライティングで誤魔化すばかり
夜空を眺めながら物語をねだるか ....
土曜日のパーティーで会った女の子に
もう二度と会えない気がして
目を覚まして起き上がる
重たく疲れる夢の影が足元まで伸びていて
遠くのネオンが照らし出すのを黙って眺めている
背中にシーツ ....
毎日が楽しい
毎日が生きている
毎日を笑顔で過ごす
ジョーク言って笑わせる
めちゃめちゃな振りして
真剣で傷つく
二人で夢を実現しよう
こうして一緒にいるから
泣く事なんかない ....
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