かぜ。が、
なみ。を、
いちばん。
(ちいさくしたから)
しんとう。
(するようなやさしさで)
つつまれ。
(きょうめいするのは)
はる。が、
(うまれたから ....
見慣れた景色から
昨日まで在った なにかがひとつ
消えていても
今日はなにも変わらない
ただぼくらは
別の景色でそこを繕いながら
いつか忘れてしまう
飽き飽きする毎日から
昨日 ....
いってらっしゃい
見送る朝がある
おかえりなさい
迎える夕暮れがある
うそつき
わがまま
くちげんか
だいっきらいって言いながら
いっしょに揺れる影法師
そしてまた朝が来 ....
高層_ 大理石建築の なかで なつかしい
( いまは、どこのひとなのだろう? )
ウオシゲに あった
かれは 色の 白い きれいな 顔を して
シャープな フレーム ....
時計はほっとけい
ホットケーキだ 二人でホットケーキを食べに行くんだ
仏になるまでホットケーキを食べ続けるんだ
時間という絶対的な制約
俺たちはそれを乗り越えるという契約
ハンデをうまく使い ....
さいしゅうかいをいっしょにみる。
サッカーのはなしをいっしょにする。
すきなうたをいっしょにうたう。
かがみのうつりぐあいをいっしょにみる。
みつめあっていっしょにふきだす。
....
今年も一年
あなたを好きでいられて 幸せでした。
来年も
きっと ずっと好きです。
あなたを想えることが 何よりの幸せだから。
この蒼い空は
きっと
遠く君の街まで繋がっていて
この白い雲は
きっと
形を変えながら僕の気持ちを乗せ
このやわらかな風は
きっと
透き通った僕 ....
光電子化された記憶が
増幅されているので
思い出す事も無い
その揺れて刈られた
芽吹きが
目に刺さるように
帯域を跳ね返して
辺り一面に広がって
囲まれて
眠れない距離
若 ....
メンソールが目にしみて
お前はきっと、してやったり顔
少し、じろっと目を向けたら
またそっけなく横を向いている
知らないふりは上手くなったんだな
キャメル、その瘤に
俺の愛情の一欠片 ....
風、
見ることは
触れることは
掴むことは
できない
それでも
髪を揺らす
頬をなでる
服をはためかせる
感じることはできる
幸せ、
見ることは
触れることは
掴むことは
....
あなたは今
風の色が見えますか
春の風の色は
すぐに変わってしまいます
でもいつもどこか光っています
ほら
白い花が光っている
青い空がつやつやしている
また色が変わっています
あな ....
{引用=さらり ふぅ さらり
水の音
ふぅ さらり}
川岸で
あかい手を あらってた
空には月が揺れ
あたしは 朧月夜、を 口ずさむ
川岸で流れた ....
それは夢ではなく
暗闇の中ひとりベッドの上で涙してる自分を
俯瞰から眺めてるデジャブ
突然ひらりとベッドの上から
蝶のように鏡台の前に舞い降りてみて
かみそりを手首にぴたりと当ててみるフ ....
「 心の果て 」
走るように降りだしたスコールに
傘を重ねるふたり。
毎日がまるで綱渡りみたいで、
....
午前2時を過ぎると 時々 死の淵まで立たされることがある
脳には絶望しかない
僕はこのまま外へ連れ出されて 何処かで処刑されるんじゃないかと思う
文章に書いてしまえば落ち着くことができる ....
財布の中に 小銭が二、三枚
まだまだ僕の価値は決まらない?
人間なんて みんな欠陥品
ぜひともこうなれ 近未来
・
『産まれたてのベイビーが
19800円!
今ならお洋服とおもちゃも
....
哀しみが霧のように
降りしきる夜
君はただ呆然と
立ち尽くす
僕の目の前で
その瞳を閉じたまま
君は金色の羽根をひろげる
荘厳な儀式のように
僕はひれ伏して
そして君の手に
くちづ ....
そろそろ準備をしとかないとね
あまがえるは僕にそう言った
明日からなんだ
あまがえるは少し嬉しそうだ
まだ大きな声は出せないんだけど
あまがえるはそう言いながら立ち上がって
....
よるがしった
よるとしった
したのだいのたいこ
よるがしったの
こうえんで
すべりだいであそんだ
こうえんで
きてぃーちゃんとあった
よるがしった
しった ....
旦那、いい酒飲んでるねうまそうだね
汚い身なりをした老婆がそう言った
あんた臭いね、なんとかしなよ
ゲヘヘ、ゲヘヘ、老婆は気持ち悪く笑った
旦那、あんたみたいな人は
きっと毎日 ....
狂喜の宴に正視して
そして意味も無く目を瞑るのでしょう
無鉄砲な丸腰で
死地に赴くのでしょう
この私を生に縛り付けているものは何ですか?
星は綺麗で波は永遠で僕 ....
何という曇天か!
調停は断固として拒絶された
それから涙ぐましい年月だった
粘り気を帯びた雲の低さたるや
橋塔の先端に触れんばかりであった
黒地の御旗が疾風になびいて
金管が酷薄な分散和音 ....
ふもとの牧場をよぎるものは
いつかふたつの影をみていた
不安は彼のものではなく
疑いは彼のものではない
荒涼とした断頭台の丘陵が
不埒に入り組んだ森と
遠くの煙突の羅列に重なり
全く明朗 ....
晴天 やがて使い込まれた
ガラスケースの街並みは
生まれるのと同じ速度で
あわただしく死んでいった
もう一度彼だけは普段着で
重たい顔をあげて
何ごともないかのように
ミラーを通りこして ....
何をするにもいつも
誰かに睨まれ見張られ
怯えて居るのは オイラだけかい
いかれた奴らの腐った国で
ただれた常識振りかざして
自由気取って格好付けて
勝手気ままを決め込んで ....
せめてもの
という慰めを残して
子猫は飛び去ってしまった
その背中に
あまりにも何もなかったから
軽く土を蹴るだけで
ぼくの見えないところまで
子猫は飛んで行ってしまった
かなしいと
....
君は孤高の城砦に篭り
アメリカンコーヒーを片手に
砂時計を睨みつつ
夜空に浮かぶ星々の軌跡を追う
君は数式を解いて
混沌に秩序を
偶然に法則を
変化に予測可能性を
無数の仮説を検証 ....
2007/04/21
なにもないところで食べ物を探して歩いていると喉が渇いて足が疲れて歩くのが嫌になったので立ち止まって座り込んだら動けなくなるので遠くの ....
涙が書かせる言葉がある
流れて消える泡沫の
一瞬にしてまた覚めぬ夢
心が鳴き伝える音がある
そして詠うわたしがいる
旅立った言葉は涙に包まれて
優しく鳴く
見送るだけのわたしはただ
そ ....
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