家出をしようと思った
理由なんて適当だ
ただやってみたかったんだ

とりあえず思い切り外へ飛び出した
母さんが追いかけてきて
財布だけ取り上げられた

仕方がないからひたすら歩く
と ....
 ありふれた【豆】。――心奪われて
一粒づつ、手の生えたやつを鋏で切り落とし、
妖しい黄緑の笑いに負けまいとする
僕は生体機械。幸せなど知らない

 そう。かなり前に飯炊きの胎から生まれて
 ....
 
耕す
土の中にも幾千もの命
ちぎれても生き抜くものもあれば
七年ののちの七夜の花で
ついのなりわいをとげるものもあり
それを耕す
おかに生きるものよりも
海に生きるものが多いとか
 ....
臆病者だけが
乾いている
磁石のにおいの
ひどい穴ぐら
窓の外では
アスファルトが
黒曜石に濡らされている

  仕切の向こうの笑い声が
  うるさくてちょうどいい
  そんな時刻 ....
いつか寺院で見た 生け贄の山羊のようには 悲しみは私を殺さないから 
汚れやすい白く甘い菓子を 両手一杯に掬う
死者が出そうな陽射と気温の中 恐らく理不尽に叱責されていた少女は
その破れ ....
炎の河を布に包まれた遺骸が流れていく
沐浴する人々が不浄な指先に漁火を灯す
対岸の火牛の群れが過反芻した泥を吐く
河面に落ちた星ぼしよ燃え尽きているか

新しいカースト制
ビル・ヴィオラ
 ....
幾時を重ねたなら

無色に染まれるのでしょう

幾風になびかせたなら

虹色は澄みわたるのでしょう

抱えきれないほどの罪と

背負いきれないほどの罰を

幾雨に溢しても 尚 ....
           2007/04/25


木漏れ日の郷
足軽の猫たち
群れをなして
ミャウミャウ
みゅうみゅう
みゅーみゅー
MewMew
mewmew
ミ ....
「一人前」という人が
どんな人なのか
今でもわからないけれど
多分自分はそうではないだろう
世の中からすれば
自分はきっと
立派には生きていないだろう
お金になるようなことに
とても不 ....
つまんない
なんかもう
笑えない
一年中
どうすればいいかわかんない
明確な明日
その先の輝かしい未来
そんなもんフィクション
どうすればいいのかって
一年中
つまんない
ほんと ....
アベニューにみどりのかげが溢れだし
  タンポポも路肩で微笑みはじめた
            というのに
 精の分身に水晶の輝きが見られない
    神の化身に清流のせせらぎも
      ....
知ってるの


あたしの気持ちが




あなたに届かないことくらい










けど


なんか

あたし、ヒネくれてるからさ



 ....
もうわたしゃ たくさんの世界をみてきたよ

食べるものがない世界も見てきたし
悲しみしかない世界も見てきたし
人を恨むしかない世界も見てきたよ

みんながひとつの目的に向かって
夢のよう ....
あなたという太陽が消えた時

わたしは今でも

決して明けることのない夜の中

わたしも星空になりたいな

すると雪がはらはら降ってきた

わたしの好きな雪

今日はここにいよ ....
自分のことサイコーとか思ってんだろ
悪くは無い意外とCoolとか思ってんだろ
お前が全てを放り出してデカイ事言った時さ
あの時のお前の話さ

分かってんのか?
日本人の3人に2人 ....
キミの口許は

楽しいとか

幸せとか

夢みたいとか

そんな希望を垂れ流して

完璧な微笑みを浮かべていたけど

目だけは笑っていなかったね

本当にただの一度も笑わな ....
なりたいんだ。王子様に。

『礼儀』
という名の服を着て
『優しさ』
という名のマントをつけて
『暖かさ』
という名の靴を履いて
『強さ』
という名の剣を持って
『美しさ』
 ....
全てを忘れて
旅行に行く
車窓から顔を出し
風に吹かれる

心がうきうき
わくわくする。
何が起こるか
分からない。

体の芯から脱力
温泉入って
美味い物食って
寝る。
不細工で可愛い私は最近モテるんだよね昔からずっと
私あなただけだから私が存在していない多分絶対そう
そう呟いた女の男が浮気をして女が発生した今日の出来事が
明日だけでなく昨日をも作り上げて今日の ....
 夕べの机

つまらぬ世辞をいい
つまらぬジョークを飛ばし
人は生きてゆく
つまらぬほど人は笑い
つまらぬほど満足する

今日も日が暮れる
今宵も妻帰るを待つ
鰈を二匹 ....
意識は留まった
その熱狂的に冷たい
閉鎖の表情が闇に砕け散り
白い壁の心は僕には白すぎました

路傍のコンドミニアム
季節は変わるすべなく
黄昏にうしなった
僕を優しく包み殺し
 ....
あれはチューリップだ
これはチューリップだ
それはチューリップだ
それでもチューリップだ
交通渋滞はチューリップだ
あなたはチューリップだ
私はチューリップだ
あなたも私もピーナッツはチ ....
本を読む人の眼は
例外なく真っ黒い色をしている
それはもちろん
眼が活字のインキを吸収してしまうからである
本を読みすぎて
白眼まで真っ黒になってしまった人が
こちらを向い ....
こんな雨の日ほど
きみにあいたい

雨音にココロを重ねていると
なつかしい気持ちが
すっと通り過ぎていくから

こんな日ほど
あいたくなる

多分偶然のふりで
すれ違うこ ....
深夜の病棟の廊下を
患者を乗せたベッドが幾つも
音もなくしずかに漂流していく
あれらはみな
モルヒネを投与された患者なのだそうだ
おっこちたりしないように
きちんと縛り ....
気がつくと両手は
真っ青な血管から真っ赤な鮮血が
噴出し体中を染め
このまま私は永遠に
何を思う事もなく
記憶も閉ざされ
やっと
煩わしいことも
苦しいことともお別れと
微笑んだとき ....
ふんだ
何かふんだな
気にはなるがな
嫌なものだったら
嫌だからな
踏まなかったことにするのだよ

何かふんでる
なんて言う奴がいたらな
その足で踏み潰せば良いのだよ

何かふん ....
 あなたと私のあいだには
 
 聖なる心の壁がある

 互いに相手を傷つける

 絶対恐怖の壁がある

 

 付かば痛いが 離れば寒い

 二人の距離さえ暮れなずみ
 ....
夕べ目を開けたら
水溜まりが出来ていて
手で掬って
口に含んでみたけど
酸っぱくはなかった
 
広がる波紋は
限り無く優しい
広がる雲は
限り無く冷たい
 
 
今日は月が
 ....
ばらばらに散らばった
こころをかき集めて、


「こんなにも だよ」

って、見せるキミの手は
散りゆく破片で 血まみれで



降りそそぐ花びらは、

しきつめられて

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
はじめての優羽6*07/4/26 0:37
ビーンズボーンの詩atsuch...5*07/4/26 0:19
木漏れ日隠れAB(なかほ...907/4/25 23:52
雨を許すと濡れてしまう[group]たりぽん(大...1907/4/25 23:51
特別な日キヨカパパ6*07/4/25 23:30
さかまく、炎シリ・カゲル107/4/25 23:12
罪と罰見崎 光307/4/25 22:49
木漏れ日隠れあおば8*07/4/25 22:33
立派に生きてはいないけれどぽえむ君6*07/4/25 22:18
a go goたいにぃぼい...407/4/25 22:08
にびいろの声紋(五)信天翁307/4/25 21:53
手紙蓮未2*07/4/25 21:37
いとまごい相良ゆう007/4/25 21:32
悲空(ひくう)森下 流華1*07/4/25 21:15
Message tomaynar...107/4/25 20:59
glass pumps[group]三架月 眞名...2*07/4/25 20:47
あたしは王子様になりたい。愛心1*07/4/25 20:36
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