優しい光を
いっぱいいっぱい
贈るから
どうかどうか
キミが涙を忘れますように
Wave of sex drive
Quite many
Quite strong
Quite high
It push you down
I am the wave
けっこう頻繁な周期でやってくる
性欲の波
これが打ち寄せるとき
おまえが押し倒される
おれの本質は
波です
この道をまっすぐに行くと
昔、昔の思い出が眠っている
一歩一歩と歩き始めた少女一人
未だにメリーゴーランドの夢に乗り、回されている少女
季節はもう春になってしばらくたつはずが
メリーゴー ....
時の間に
時を分け
綺麗な 12等分の
パラソルが回る
かわいい雨が
頬をつたう
パラソルが揺れて
闇に落ちる雨は やさしい
きゅう・はち・なな・ろく
時の間に ....
杉の林に静ひとつ
靄の立ち込める朝
靄に紛れて時間が漂う
暗闇から聞こえる森の声
林は何を考えている
杉の林に静ひとつ
緑の湿地に隠された
緑の夢と宝物
眠りから覚めた林の向こう
....
身体をふいにすりぬける
風にそっと教えてもらった
この世界は未完成なんだって
そういえば海の色は
まいにち
まいにち
違う色
水たまりにうつっている
ぼくの顔は
ただただ遠くを
....
ピンクの透明なライターを
すかして落ちる電球の光は
穏やかな菱形にゆれていて
口をあけてすごした何百回の夜を
あくびなみだのふるえにも似て
思い出させた
夜の路地を行く人々は
人々
だ ....
霧の湖の畔に見える建物 あそこまで歩くのにはかなり遠い この丘には休憩所がある あそこには洋館風のホテルが立っている この建物の展望台に備え付けられた無料の双眼鏡で見ることができる
僕はなだらか ....
俺達は、姦淫殺しを試してみた。始終、見えぬ土地の中に埋められた白痴の子を殺すのだ。案外、憧憬にも似た感覚のままで、そこにいた尼僧は、お経を唱えては、子達のゆらゆらと映る様に、又、黒い喪服の列が、ひしひ ....
今日、こいをした。
3じから4じ44分まで。
決まった時間。
それからの決まらない時間。
ドキドキ。
慣れない事に酔いしれた。
背伸び、ちょっぴり淫らな時間
計1 ....
今生きている事に感謝しよう
今日生き抜けた事に感謝しよう
今日食事にありつけた事に感謝しよう
誰かに愛されている事に感謝しよう
手助けしてくれる友達に感謝しよう
....
お元気ですか
そうですか
僕はと言うと
風邪をひきました
えぇ
そうなんですよ
病院にいくほどでも
死ぬほどでもないので
分類すると
元気です。
どうでもいいですね。
新 ....
ねぇ 記憶たち
あたしはどこまで行くんだろう?
どこまで遠くヘ行ってしまうんだろう?
あの頃もずっと感じていたけど
あなたたちは本当にすべり落ちていく砂粒なのね
きらきらさらさらと ....
帰り着いて、パソコンを開き、眺め、水を飲む。
明日に残らないよう、ぐいぐい飲む。
窓ぎわにぴたっと頬をあて、熱を吸い取られる感触に浸りながら、街灯をぼんやり眺める。
一人の侍が、
街灯の下 ....
耳を傾け
それとついでに
頭も45度ぐらいに
安堵感
と
疑惑感
記憶と
どこか噛み合わない歯車
ふるさとも
同じ時間が流れてたんだね
....
まずい飯を食べていた
ウェストミンスター橋の端
ビッグ・ベンが見ている
今日はまだ
雨が降らない
ロンドンが霧と雨の街だっていうのは
あんがい真に受けていい
あとは
春だと思ったら冬だ ....
冷たい樫のテーブル
両腕で抱いた中心
テキーラのグラスに柘榴の血を
集めて完成する生
お前の誕生日がいつなのか
知らないけれど 知らないまま
祝わせてもらう事にする
....
渇いた瀝青の道に散る
ジュエリーの煌きと渦をえがく黒髪
鉛の銃弾は、みごと額を貫通し
――鮮血を枕に眠るオフェーリア。
たぶん、昨日。
黒いシークィンのトップが視線を浴びて
胸元のゴー ....
風が、やんだ
鳥の声を探して
下草に濡れたのは
迷い込んだ足と
慰めの小さな青い花
遠ざかっていた場所へ
私を誘う手は
湿っていて
それでいて
優しいから
触れたところから ....
おぼろげに見え隠れする夢の欠片
綱渡りしながら捕まえていく
流れ弾に当たる
宝くじははずれる
アスファルトに落とした視線を
夜の透明な星空に浮かばせる
何度も ....
食べてすぐに横になったら
牛になった
あんたいい牛だね
人々は私に尋ねる
一番美味いところはどこだい?
牛になったばかりで
まだあんまりよく知らないんだ
私は正直に ....
瞳の奥で揺れる
至極、あやふやな
日付変更線を
片足ずつで跨いで
昨日と明日の間
本当の、本物の今日で
息をする
世界を知る
でも
ここには
日付なん ....
2007/05/02
不景気でみんなが困っているとき
復調の兆しをぺろりと飲み込む
飲み薬に仕込まれた毒薬の銀の粒
スリラーはきらい
簡単に人を殺して ....
生きてゆくことの危うさ
悪意なんてない
少し踏み外しただけさ
それで人がまた一人 死んだよ
僕たちはわかりあえない
事勿れ主義の神様
あなたのおかげで今日もずいぶん
赤い血が
青い ....
今日あなたが
髪型を変えていたので
私の胸はときめいた
土星の輪っかみたいな髪型
こっけいでなつかしい髪型
無垢で可愛らしい髪型
愛していた髪型
最近惑星から除名された
冥王星 ....
左目が痛い
左目が痛い
酢を舐めたように痛い
白く濁っちゃったら怖い
怖い怖い
あ…あ…
電波信じるマナコ
銀紙噛み潰すマナコ
カラッポの海を漂うマナコ
みな ....
山の下小さな家があるのね
またその下清い小川があって
周りには白い石が転がって。
流れる水音は空に歌になって
私の胸に染みるのね。
そこに私がいるのね、私の国に。
眩しい朝日ざしを鳥が ....
八十円切手を
丁寧に千切りながら、考えていた
軽四輪だったかどうだか
切断された偉そうな記憶だけが
粗大ゴミみたいに
音、
みいいんって
ああ、またかまただ
....
星 無き夜にも 日は昇る
日 無き昼にも 夢昇る
無心で 今日も空を見上げる
そこには
きっと何かが待っている
4719 4720 4721 4722 4723 4724 4725 4726 4727 4728 4729 4730 4731 4732 4733 4734 4735 4736 4737 4738 4739 4740 4741 4742 4743 4744 4745 4746 4747 4748 4749 4750 4751 4752 4753 4754 4755 4756 4757 4758 4759
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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