「何を書いているのかい」と、聞くこともなく傍らに座っている

「何を考えているの」と 尋ねることもないままに

凍っていくのか、温まっていくのか






触れて
 ....
『キミが輝いている』
それだけが嬉しくて
詩(ウタ)をなぞる瞳は
指先よりもしなやかに滑っていく

綻んだ想いは いつかのよう

上手く紡げない言葉を
原稿用紙に並べては
戯れを敷き詰めて触れさせた ....
疲れてはいませんか?
目は充血 ため息ばかりでしょ

生きてるなぁ
生きてるんだなぁ
ここに来て

失って気付く事が多いらしいですよ
世の中
ここに来て

中指第一関節
脳から ....
清算されない過去で
腐敗し始めた小指に
果物ナイフを突き立てて
基節骨の深い処に疵を入れる

白旗の揚げ方を知らないから
傷口を舐めた舌は赤く染まり

飼い慣らされて
飛び方も
 ....
陽気の中で囀る小鳥
陽気に響くその歌声
あてつけのように

心待ちにしていたのは私
軽やかに舞い踊る水色の空気
柔らかに頬を撫ぜる緑色の風
そこに見つけた新たな季節
 ....
扉がある、光がある、ギリシャ風の彫刻の陰で眠る娘の右手には剣
が握りしめられている、見ろ、開け放たれた窓の向こうに広がる暗
い森を、降りしきる雨を、ピアノ線のような銀色の雨を、雨がうる
さいので ....
なだれゆく 曇天の鱗
きりぎり 虚空にさす枝先

絡めた糸で 傷付けるから
鳥は 近づいてはいけない

どこにもいらない花のように
身を潜めて 
散る花の中へおちていく

踏む先に ....
お外は苦手なんだ、って
呟いたときに
雑誌の表紙で美人が笑ってた

右隣に
彼の存在を感じながら
やってしまった、と薄笑い

なんでなん?

訊ねる君の優しさと

なんで?
 ....
まぶしさのなか
音は途切れ
夜を忘れてゆく夜に
寒さだけがあたたかく鳴る


壊れた光の波が
足もとを流れる
行くところなく
巡りを描く


小さな眠りが
触れか ....
ねえ君 背中から何か出てるよ?

私には見えない大きな 何

他の子とは違う 何か出てるよ?

私にはわからない小さな 何

何か 何かって何さ
言葉って難しいんだね

それに淡 ....
コットンのオーバーオール
黙って一人で着ていた
もう着なくなった
ブカブカのあなたのもの

大好きなバンドの真似して
よく口ずさんでたっけな
その歌詞の意味
わからなかったけれど
繰 ....
人は幸せだと詩を書かなくなるのかしら

あんなに後から後から溢れていたのに

最近はすっかり枯れてしまった。

枯れ木に花が咲くものか 
咲かぬなら咲くまで待とう詩(うた)の花

絶 ....
夜の公園の上 ブカブカ 猫が歩いていく
君がハジく指の 音に合わせて
お月さんの前を 猫が横切る
キレイな口笛 BGMに

 君を想うと 頭の中
 「君が好きだ」「君が好きだ」で いっぱい ....
おおきな、おおきな水槽の中
36.5℃
人間と同じ比重の液体にはだかのわたしは浸かっていて
朦朧と堕ちゆく意識たち

完全な無刺激状態の中
浮きも沈みもしない身体
時間軸も、 ....
おい、おれはいかないぞ

きみの昼間いるとこなんか


やたら手をにぎろうとしてきたり

素の顔みせて怒ってきたり

忘れてたテキトーな話してきたり


おい、おれはいかないぞ ....
夕焼けの沈む地平の彼方に
メロディと君は消えていった
僕が煙草の火を消せば
目の前に枯野が拡がる
君にも見せてあげたかった
メロディと君は
やがて海の見える丘に
小さな家をたてて住むだろ ....
殺す殺す
彼は殺す
人を殺す
ひたすらに
ただ、ひたすらに

ひたすらに

悲鳴が聴こえる
鼓膜が破れる

血が吹き出る
飲んでやる

恐怖の目は
彼の目だ

急所 ....
レターズ

要らない服を捨てようとあけた押し入れ、色あせたYellowボックス
綴られた文字を黒ずんだリングの合間に戯れにくぐらせ
冷めた色を香ぐ


忘れようと、涙
笑顔を覚えて ....
しあわせな気持ちが、わたし全部をみたしてる

あったかくて、うれしくて、笑ってしまって

わたし全部を明け渡して、たった一人を思う気持ちが、全部になる

でも、その人は「最初はみんなそう」 ....
箱の中の砂嵐

無気力な夢

紙の上の世界

我儘な幻想

憂鬱な歌

強張った精神

邪な欲望

不確かな真実

絶望的な憧れ

断絶している意 ....
 世界中の生き物達に 『神の子が生まれる』と神様の精霊達の声で心にお告げが届いた
 生物達は驚嘆した キリストや仏陀やムハンマド達の再来かと喜び 乱舞して今か今かと誕生を願っていた 世界は揺れに揺れ ....
どっかで聞いた名前だな
とだけ言って
すでにその名前を思い出している

どっかで聞いた名前だな
とだけ言って
相手の今の暮らしぶりを想像している

どっかで聞いた名前だな
 ....
ねぇ 作り笑いは嫌いなの

ねぇ 愛想笑いは得意になったわ

ねぇ 胸が苦しいの

ねぇ 泣かせてはくれないかな
夕日にコガレテ
赤空へ封印
気持ちと気持ち
どっちが強いか確かめあって
明日晴れたら
晴れたら
きっと
大好きだから
霧雨小雨
夜中に降っても
明日まで
きっと明日まで
明後日 ....
月に向かった

こころに?マーク

紫いろのオーラ

肌につけて

ミレニアムのすこしまえ

夕刊にきみを見つけた


まだ

会うことはないけれど


月に向かっ ....
帰るところがあって
それは遠く遠くだ
遠く遠くのどこにあるかは
集中した残酷さのためにわからずにいる


踏みしめた足の裏にいくつもいくつも
戯れようと集まるそのすべてに
目を ....
夜風をくれるひと
真昼の温もりがさめた後の
森の湿り気の冷たさ
ビル風が懐かしいとき
吐息のように
寄り添って

いつも真夜中を知るのは
まぶたを閉じる仕草
あちこちに仕掛けられた
 ....
暗闇に起きる朝

憂鬱な一日の始まり

刺激の無い無機質な日々が始まる

差し込む日差しは傾き色を変える

何をする訳でも無く続く心臓の鼓動

機械的な運動を繰り返す臓器たち

 ....
果物を持って歩いていこう
どこに歩いていくかは知らない
ポケットに入らないこのでかい果物
手に持って歩こう
どの国から輸入されたのか
どの船に積まれてきたのか
フルーツよ!
 ....
新しい世界にやってきて

新しい事が沢山あるけど

怖い事が沢山あるけど

いつまでも怖がってちゃあダメだ

必死にみんなに溶け込もう

新しい物を取り込もう

すべてを自分の ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
断片リーフレイン207/5/6 17:58
you見崎 光207/5/6 17:31
失ってシンプル酸素の枷2*07/5/6 17:12
風切羽根[group]士狼(銀)9*07/5/6 16:17
追憶朝原 凪人3*07/5/6 15:55
The Doors大覚アキラ307/5/6 15:39
古蝶石影砂木17*07/5/6 15:20
些細な歓びチェセロロ107/5/6 14:56
ノート(ひとつ つながる)[group]木立 悟507/5/6 14:19
何かチェセロロ407/5/6 13:33
オーバーオールおるふぇ407/5/6 13:01
【いきしちに】つむじまがり1*07/5/6 12:54
美味しいコーヒー[group]北大路京介13*07/5/6 11:58
とけてなくなるまでコトリ2*07/5/6 10:39
やたら恋してるんだけど吉岡ペペロ007/5/6 10:08
小さな恋のメロディ ‐エピローグ‐村木正成6*07/5/6 10:00
一つの結末太陽の獣207/5/6 9:48
センチメンタルレター1*07/5/6 9:21
だいすきです[group]逢坂桜20*07/5/6 7:20
春の新月ジム・プリマ...107/5/6 6:31
神の子供が生まれた時はじめ2*07/5/6 4:01
名前小川 葉3*07/5/6 3:41
オネガイ優羽1*07/5/6 3:34
夕縛秋也0*07/5/6 3:02
まだ吉岡ペペロ207/5/6 2:02
見失うばかり田島オスカー207/5/6 1:45
夜風、夜の風たりぽん(大...1107/5/6 1:36
今日テルテル坊主1*07/5/6 1:30
故ブラッド・ノウェルに馬野ミキ8*07/5/6 0:39
新しいことテルテル坊主1*07/5/6 0:29

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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