ひどく髪が傷むのは
 瓶詰めの中で 
 チェリーが
 悲しんでいる



 死にそうな動物を
 殴る
 歯間から漏れる
 折れ曲がった
 釘のような嗚咽

 ....
ずっと悩んでいたんだ
懊悩、抑制、嘔吐、覚醒
を繰り返して日々生活していたんだ
でも今さら気付いた
俺は答えをずっと知っていたんだ

「出会えて良かった
ずっと確信が持てなか ....
どこもかしこも歪んでるんだ
だれもかれもが歪んでるんだ
僕の未来も 悲惨な過去も


MOTHER FATHER BOTHER わかんない
BABY ジィチャン バァチャンじゃ なおさら
 ....
風の中に夏がいる
瞳を輝かせている夏がいる
汗の匂いが風を通して
伝わってくる

じりじりとする太陽の
その気温に負けないくらいの
心に燃えるものを抱いて
一生懸命の夏がいる

結 ....
              白い白い白い
              夏の雲にどこへ
              連れて行かれようか
              桜がスキップをしてかけて ....
空を知らないぼくは
うまく空というものを描けない

ぐるぐる巻きのパー
あれを太陽だと信じているから
漫画の吹き出しみたいな形
あれを雲だと信じているから

今日も空っぽの卵の中で居候 ....
真っ赤な靴を履き
真っ赤なドレスを纏い
真っ赤な髪留めをつけた
真っ赤な美しい女の
そのくちびるはなぜだかいつも
半分だけ真っ黒でした

女は
いつもの酒屋の
いつも ....
ボクはナニから逃げてイルのか

足は思い通りに動かない
キモチだけが先を行く

あぁ
なぜボクはこんなにも遅いのか
あぁ

後ろからナニが追ってくるのか
そこはまるで
ひとつの街であり
ひとつの物語でした

私はもう誰も居ない
公園のブランコに

キーコキーコ
と揺れていて

さようならの練習ばかりを
しています

あなたには ....
 「 僕というとてもちいさなすべて 」

                      現在は錯覚。
                      感覚の針は常に
               ....
なめらかに幼子の
桃に染まった柔肌の
質感と光沢は珊瑚

或いは

とろり新鮮な濁りなき
真に最初の一雫
甘い乳白は象牙

真似て

何れ程焦こがれて
唯身を染めて桃に白に
 ....
理想の仕事を選ぶというのは非常に難しい
まず当たり前だが興味を持てる職種のほうがいい
そうでなければ私の性分からして長くは続かない
その為にはまず自己分析が重要になってくる
このことは非常によ ....
唸る 大空 
その飛翔を 速める 鳩

太陽は 今 南中
素早く たなびいて 雲

飛行機の残音
この 大空に 響き

風は 光の軌跡を 曲げ
大風 天を轟かす

太陽の光を求 ....
 いい子ねえ、って
 大人からいつも
 あたまをなでられていたから
 ぼくはおおきくなれなかったんだ


と、いって
そらちゃんは笑う


海のみえるブランコが
そらちゃんのなき ....
そのままでその{ルビ瞳=め}のままで
僕を呼ぶあなたがいる
ほほ笑みの中で
いくつ時が過ぎたの?

やさしさは時に誰かを
傷つけるものなんだね
そんなやさしいまなざしで
僕をみつめない ....
例えばそいつが絶望であったって
共に踊れたら
希望へと変わる

間違って
地球に降り立ったムーンライダー
月の満ち欠けがおいらの燃料さ

例えばそいつが悪魔であったって
共に歌えたら ....
 RADWIMPSの『ふたりごと』を聴きながら空想していると現実感が無くなり浮遊している気分になる
 部屋は太陽に飲み込まれたように真っ暗だ
 無限の時を刻んでいるように聞こえる置き時計は僕達には ....
          2007/05/12

ギリギリギリ
なにかごようは
ありますか

擬音の世界に
ぎりぎりの
擬音の狭間に
押し寄せて

夜明け前

擬音の忍者と
計ら ....
なるたけ優しい言葉で
なるたけ難しい表現は使わないで
それでいて想いを伝えるってのが
一番難しいってこと実感してるよ
伝えられなかった気持ちがまだ
どれぐらいメモ帳に残ってんだろな

バ ....
          2007/05/12

ギビギビギビ
なにかごようは
ないでしょか
ごようのないおと
おことわり
擬音の世界に
擬音を運ぶ
義理人情も
お断り

義理人情は ....
日中はデイサービスに集まり 
賑わっていたお年寄りも 
それぞれの家で眠りにつく頃 

明かりの消えた広い部屋には 
残って日誌を書くぼくひとり 
静まり返った夜の老人ホーム 

天井 ....
 

下衆な旅人たちの呼吸がいやらしく明滅して、風がその隙間を縫うようにして湿ってゆく。隣を行くふじたくんは普段より一回り大きくなって、顔面をぬらぬらとひからせる、るるりら、ひかり、揺れているのは ....
あの娘のテレフォンナンバー 
こっそり教えて貰ったよ
いつも気に掛けてるのさ 
勿論君の事だよ
夕暮れに疲れて 
赤いお酒飲みながら
寂しく僕は 
ダイヤル回したくなるのさ
だからさ君 ....
結び合う空 秋茜 絡まり揺れる 願い握るる細き指に
噛み合わないまま 言葉喪い アイスコーヒー
みなもに写る外灯の 白き光偶然 漂い
まっしぐらな紫煙の さざめく溜息をえらびながら
ちょっと切 ....
帰る。

父の元へ帰る。

いや―
父は、いない。

だけども、死んでなんかはいない、
らしい。

(父の大きな肩を見て、育たなかった。)

(父との思い出、あれはもう、小学生 ....
折れた木の枝は
交尾中のティラノザウルスのよう
街路樹は
地面から生えた手のよう

夜の散歩道には
昼間に見えない
不思議な生き物たちが
姿を見せる

地面に映る  ....
あたしは あんたのことがきらいだと言う

たてじまのTシャツを着たあんたは 聞こえないふりをして
うすべったい腹を 時計まわりになでていた

あたしには なんの文句もない
いつもど ....
黒猫

放置した侭のアボカド
起動為る前のデスクトップ

貴方の眸


(孵りたい )


皐月の穹は眩暈が為る
新緑が力を奪うんだ




茹で卵 ....
行儀よく座って
まっすぐ窓の外を見つめると
青みから老成まで
数多の緑点が集まる山並みは
ゆっくりと同じ方向へ
流されてゆく

次の駅では黄色い帽子たちが連なって
せわしなく目の前を泳 ....
君について知りたいことは山ほどある
君とはもう別れてしまったものだから
僕は飛行船に乗って旅に出る
美味しい水も持ってね

お母さんと7うまく行ってる?
体調はどう?
薬は飲んでる?
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
この音楽の奏者は一方的に失うカンチェルス...307/5/12 16:47
poison doublemaynar...0*07/5/12 15:49
キョウトタワー[group]北大路京介3*07/5/12 15:44
風の中の夏ぽえむ君9*07/5/12 15:20
雪 解けてかけあし貝だったらど...307/5/12 14:51
空を知らないしでん8*07/5/12 14:29
赤ノアイ朝原 凪人2*07/5/12 14:16
・亀の鬼ごっこ・はち107/5/12 13:33
ブランコ松本 涼707/5/12 11:40
僕というとてもちいさなすべてae96207/5/12 11:01
椰子哀歌ICE7*07/5/12 10:30
エリートと呼ばれるために快晴3*07/5/12 9:07
太陽の光を求めてアハウ707/5/12 8:53
そらちゃんのそらまほし26*07/5/12 8:33
青嵐未有花15*07/5/12 8:12
ムーンライダーおるふぇ507/5/12 8:02
『ふたりごと』を聴いて思い出すいつかの記憶と夢はじめ5*07/5/12 5:24
擬音の忍者あおば4*07/5/12 4:07
クリームソーダイヴ107/5/12 3:44
濁音あおば2*07/5/12 3:25
「 贈りもの 」 服部 剛7*07/5/12 2:48
酩酊名店街たたたろろろ...107/5/12 2:03
Please call me please[group]板谷みきょう3*07/5/12 1:49
欲情の温もりと優しい光 傷が癒える夜の幸せな雨/八十作品007/5/12 1:42
父のこと(やすりをもつ)蔦谷たつや4*07/5/12 1:26
夜の散歩道なかがわひろ...3*07/5/12 0:41
記述むらさき8*07/5/12 0:41
皐/殺気/昨期307/5/12 0:18
稜線ポッケ5*07/5/12 0:15
低い飛行船けんご207/5/12 0:14

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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