みずたまりにおとした
あなたがくれたとけいの
ゆらしたわたしのめと
ちいさなきおく
やわらかにかさなる
みどりのそら
あなたをまった
こもれびのないひはずっと
わたしのかさを
....
秘密は機密情報の様に隠されてる
密約し迂回する
そこに何かあるってだけで
通り過ぎるんだ
嗚呼いいかい?
俺には俺を象ってくれる先人達の意思がある
でもまだ足りないんだ
....
体育座りしたガンダムが、淋しそうに夕陽を眺めています。
(((ぼくの時代は終わったんだ)))
昨日、いつものコンビニで、
ポリッシャーをかけながら、床をピカピカにして、
レジし ....
新しい恋をして
それを育てるのに私は
背伸びを必要とするだろうか
それだけ手放したくないあなた
あなたはよく私に
「どこが好き?」
と聞くけど
そんな事聞いてくる
無邪気な気持 ....
お前が何ものだと言うのでここにいるのか
お前は何ものだと言うのでここにいるのか
お前は何ものだと言うのでここにいるのか
....
暗がりで息してる
変なのが動いてる
もぞもぞとしてたから
こわごわと近づいた
試しにつついてみたら
ぶわんって起き上がった
びっくりして腰抜けた
まだぷるるんとしていた
ファンキーなあ ....
あの人が、幸せそうだった。
ううん。
幸せなんだ。
僕はまだまだ一人だけど。
何だか、許された気がしたんだ。
少し、ほんの少しだけど。
心に憂いを
(少し青くして)
憂いに水を
(青は淡い水色に)
その中に安らぎを
(侵食されない)
個は個として色を持つ
(華が足りないね?)
ありったけ ....
かれたちは恋人たち
けっこんしてない恋人たち
あれはなんという現象なのだろう
人生得意時とでも言えばいいのか
日時計のまわりを
夜歩いていても
ロマンチックな
....
2007/05/16
キンモクセイ
ギンモクセイ
火星の顔した
みどりいろの
緑の花の下の
地球にはない
美しすぎる色
きんもくせい
ぎんもくせい
春に咲 ....
† 僕は夢を魅る。
遠く・・・遠く・・・。
僕は鳥に成りたくて
見えない翼を羽ばたかせる。
広い、雲一つ無い青天を仰ぎ、 ....
今朝は何回鏡を覗いた?
ボクは何時もの様に髪を梳いている。
幾度と無く見飽きた顔がボクを見据える。
ふとしたら壊してしまいそうになる、不服そうな面。
....
私が孤独であることについて
私はいく度も神に訴えた
神に信頼し
愛すべき人を愛し
忍耐を学んだ
緑の憩いの水際に導いていただけるように
期待し
祈り
信じ
語らった
しかし
....
先刻から、あたくしの周りだけが酷く煩いのです。
辺りには誰も居る筈のない廃墟。
季節はもう冬。刻は午前三時だと云うのに・・・
誰かが耳許で囁く ....
携帯はコンパクトに似ている
電車のなかで
そして街角にたたずみ
見つめる先に映っているのは
わたしであったり
わたしの知らないわたしだったり
お気に入りに登録した
サイトを巡る
....
もう 戻れないのかもしれない
戦慄にも似た 予感
夜空を見上げると
瞬くシリウスの
見るたびに変わる青い光に
どこかが 痛くなる
目がくらむくらいに
その光が 強い
それから横 ....
きょうハルミちゃんがくる
あたしにはおねえちゃんがいないから
ハルミちゃんがおねえちゃんのかわりとか
そんなたるいりゆうじゃない
だって妹にとってあたしはそんななまやさしいものじゃないし
....
あかあおみどりまぜんたしあんき
震える色の後光を射して
さようならなんて手を振ると
いらっしゃいと手招いた
ひゅうひゅう揺らいだ放物線
かたすとろふぃ待っている
さいごのかお ....
目を閉じて
深くふかく
海の底に潜れば
もう何も見えません
潮騒もかもめの鳴く声も
そうして人魚の姿すら
目にする事はありません
真っ暗な海の底で
すぅっと通り過ぎる
真っ白 ....
有楽街の小便通りを右手に曲がると
ひなびた並びの中にあるお店
Oh ヘンリー
久し振りだね聞かせておくれよ
JOHN COLTRANE
客は悪いがオイラ一人さ
今度はヤツも 連れて来るから ....
いつもの時間に起きて
いつもの電車に乗って
いつもの決められた勉強をして
いつもの電車に乗って帰る
いつもの時間に
いつものことをする
何の変化もないように見えて
これは大変なことを ....
80と書かれた小さなギザギザの紙を
昨日拾ったんだけど用途がわからない
お母さんに聞いたら
あんたそんなもの何処で拾ってきたの!!?
と剣幕を立てられた
その後辞書で調べると
これは郵便物 ....
思考を止めて海で暮らす。
『海と宇宙は双子なの』と、晩御飯のホッケが最後に言ってました。
信じない僕は、
健全や偽善に塗れたまま。
だって、まさか、ねぇ。
....
せり上がる この気持ちから ABBAの 韻律かなた 伏せる月 犬狂い 伸び
る影 とどまることなし 音見えず 残念ながら 調律も 得るものなし 水
晶で 網膜赤い 刃入れ済む ....
咲いた
咲いたよ
黄色い光が一面に
これが初恋というものでしょうか
泣いて
泣き濡れても
涙が止まらなくなりました
風が吹き
風が吹けば
あなたに悲しい雨が降り
わたしの涙 ....
手が届かないというから
かわりに蛍光灯を換えてあげた
堅くて開かないというから
かわりにフタを開けてあげた
重くて動かないというから
かわりにソファーを運んであげた
うまく出来 ....
冥王星の外側に
準惑星が発見され
エリスと名づけられた
ギリシア神話の不和と争いの神なそうな
結婚式に招待されない腹いせに
「最も美しい女神に」と書かれた
黄金の林檎を宴の席に投げ ....
ゆれる水面
熱帯魚の揺れる背びれ
ゆれる赤色
書類の山を照らす明かり
時間だけがうつろに過ぎる
タンバリンの音
流行の曲を口ずさむ
余韻だけが響く
私の性感帯が背中である事を
....
歩むこと を忘れた
病院の 白い壁を
今 希みが 昇華していく
難治の 告示も
闇の 恐怖のように
何度も何度も
襲い掛かったとき
人間は
道や 水路や
野の花を 破壊する衝動の果 ....
夕闇せまる中
水面にゆらり ゆらり
満月に近い月が
ゆっくりさらさらと
映っている
それは
雲が少し出ていたので
淡く光る月だった
そんな中私たちは
海の中を
....
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