田んぼに水が張られました。

田んぼの水が鏡になって空が映ってました。

田んぼの水が鏡になっておうちが映ってました。

田んぼの水が鏡になって人が映ってました。

田んぼの中で違った ....
水平線に帽子を被せている人を見た
世界と対等に向き合うということは
それほど
難しいことではないのかもしれない
子供たちに蹴飛ばされた波が
海の向こうで
砂浜に描かれた絵を消している
 ....
ニヤニヤ笑う猫を見ながら
タバコを1本。
“この猫はバカだ”
と思いながら もう1本。
ひたすらあたしの周りを
くるくる回り
飽きたのか どこかへ行ってしまった。

この辺は質の悪い奴 ....
揺らんでいる暮れが
恋人の宵に口づけを落とし
昼間に日干しした布団へ
滑らかに泳ぐよう沈んだ

暮れが眠りについた頃
隣人の顔が宵色に照らされ
誰?と問えば
無言で言葉が返る

青 ....
ぼくの頭の修理を頼んだ 
大工のたけさんが通った 


「 ぼくの頭はやかんなので 
  やっぱり治さないでだいじょうぶ 」 


「 あぁそう ならば
  ちょっと不思議な部品を ....
ざざあ 


ながしに水をすてる 


空っぽの 
やかんの中身をみていると 
わたしの頭のようだった 
風船の顔をした 
君の彼氏が 
口先ばかりの愛を囁くので 
「 死にたくなった 」と 
君は深夜のメールをぼくに送る 

驚いて、瞳もぱっちり覚めたので 
深夜の散歩で月を仰いで 
川 ....
ことしもまた春が来て
暖かくなって
やがては暑くなる
またしても
煩い季節になりつつある
驕れる者 久しからず
正しきも
疚しきも
また同じ
そんな世捨て人のようなことを
つぶやき ....
無知は孤独を理解できない             始まりのない折衝が
            握られた手の中をさまよう

            静けさの折り目が分かれてゆくときの
            小さな軋 ....
明日からも僕は
この道を行く
すれ違う人の微笑みも好きで
この道を行く
ときおり
交差する人達の瞳も魅力的だが
僕はそこへは行けそうもない

今日も
胸が痛くなることがあった ....
飼い馴らされるな

牙を剥け

眠る位なら痛みを感じろ

思考の停止は死と同じ


君が満足する物を

奴らは果たしてくれるのかい?

君は満足できるのかい?

いつも? ....
あなたと
歩いた
この道は
鉛筆で
書いた
線よりも
濃くて
消しゴム
なんかじゃ
消せないよ



あなたと
歩いた
この道は
彫刻で
刻んだ
線よりも
深 ....
道端の、視界のほんの隅に咲く
名も知らぬ一輪の花を見て
嗚呼、こんな風に強くなれたらと
密かに望む自分がいた。

どうしても強さの証明が欲しくて
その{ルビ薄紫=あさむらさき}の小さな花弁 ....
一度目の恋は恥ずかしくて
愛してる、なんて
言えなかった

二度目の恋は何となく
愛してる、と言った
意味なんてわからなかったけれど

三度目の恋は愛してる、という言葉に
責任を持と ....
プライドが絡み付いて
助けてと上手く言えない
しかし、それでいいとも思う

(いつからか)
腐らない程度に
適える気もない夢を抱いている
笑えない程度に
打ち明ける気もない痛みを抱いて ....
少し、好きになりました

雨上がりの水溜りに
顔を映して
笑ったり、怒ったりしているあなたを見て

少し、好きになりました

煌々と照る月明かりの下で
自分の影を一生懸命 ....
「風のように通り過ぎる」[0.14%]

音読し、
意味をしらべ、
黙読する。


違うことを考えて、
隙をつくってから、
音にして噛みしめる。

出会えた喜びを。
噛みし ....
舟を流す
船という形を流す
手紙は乗せない
自分の名前も土地の名前も書かない
からっぽの方舟
形だけが少しずつ違ううつろ船

笹舟にさえひとは何か
思いを浮かべずにはいられないけれど
 ....
殴られ
罵られ
傷付いた体引きずり
倒れたこんだビルの裏
見上げた…空

空はあんなに青かったのか?

泣きたくなった
泣けなかった
ただ
血と汗の混ざった水が
ポタリ 落 ....
俺たちは探し続けている
この広い広い地球で
たった一人で

皆が皆お互いを避ける
孤独な世界
近くて遠い

どれだけ叫んでみても届かない
だれもが叫び
だれもが通り過ぎる

悲 ....
机に置かれた
ちいさな消しゴム一個
それで
僕の文字と一緒に
僕のこころも消してほしい
B5サイズの
白い印画紙になって
誰かが言葉をいれてくれたら
僕のこころにしよう
誰かが絵をい ....
ぎらぎらとした太陽の光を
何も遮るものもなく
そのまま受けながら
アスファルトの道を
ひたすらと歩き続ける
たらたらと頭から汗が落ち
体がべとべとする
道からはむらむらとした熱が
浮き ....
お国のために いざ働こう
働く汗は美しい

家族のために いざ働こう
働けることは素晴らしい

他の人たちが 遊んでいても
 ....
俺は俺をぶつける
強いも弱いも
美しいも醜いも
嘘も本当も
詩にぶつける

自分の中にある言葉と伝え方で
詩にぶつける
突然反対車線に飛び出したり
よそ見しながらフラフラと
詩にぶ ....
しきりに甘えてくる
路傍に捨てられた仔犬
お腹を空かせているんだろう
僕に似ているような気がする
震えながら何かを待っている

僕がポケットから
割れちゃったビスケットを
取り出して手 ....
おどけていたら
ほどけてしまった

女郎蜘蛛は頬を紅く染めながらそう言って
ほどけてしまった糸を回収し始めた

おどけた原因については
口を閉ざしている

風の便りでも
巣に引っか ....
お袋の本を貸したら
紙にペポ君へと書いて
蟻を10匹書いてあった。
子供だねと言ったら

子供だもん!
でも始めて貰った。と言ったら
お袋は喜んでいた。
足はほとんどが6本だけど

 ....
臆病な渓流の魚
生息の影 秘密めき

見上げる
木々の陰影
木漏れ日のわずかな流れ

遡行する 記憶の面影

二千五百年前 仏陀と
七百五十年前 日蓮と

この滝の巻き道をあが ....
ゆるすことにつかれてしまった
ひとりのせいめいたいは
とけいのはりをおって
じかんをとめて、しまった
 
はりとはりのあいだで
だれかをまちわびている
そのまま
うずくまっている
  ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
違った世界夕焼け空3*07/6/4 21:14
考察 〈海辺にて〉[group]Tsu-Yo2007/6/4 21:02
ホットミルクあひる107/6/4 20:38
誰彼し ん2*07/6/4 20:34
やかん 〜2〜 服部 剛707/6/4 20:19
やかん 〜1〜 507/6/4 20:08
不思議な交際 14*07/6/4 20:03
必衰岡部淳太郎17*07/6/4 18:53
神よ那津307/6/4 18:45
_静山和生207/6/4 18:40
40AB(なかほ...12*07/6/4 18:24
The Resistance森川仁507/6/4 17:42
この道ユーヘッセ207/6/4 17:35
一輪の華夢幻607/6/4 17:29
愛してるたもつ1507/6/4 16:34
17歳完食7*07/6/4 16:18
少し、好きになりましたなかがわひろ...5*07/6/4 16:14
風のように通り過ぎる [0.14%]takamc3*07/6/4 14:58
ペットボトルじゃないほうがいいね小池房枝12*07/6/4 14:39
空にeris3*07/6/4 14:14
Half WingあveC107/6/4 14:12
消しゴム乱太郎12*07/6/4 13:35
夏歩きぽえむ君21*07/6/4 13:21
働け日本北大路京介9+*07/6/4 12:01
ぶつかってる?takamc107/6/4 11:56
仔犬おるふぇ1007/6/4 11:24
おどける・ほどける楢山孝介12*07/6/4 11:05
トカシキ蟻ペポパンプ6*07/6/4 10:25
蓮池アハウ1007/6/4 8:55
少女A山中 烏流15*07/6/4 8:44

Home 戻る 最新へ 次へ
4658 4659 4660 4661 4662 4663 4664 4665 4666 4667 4668 4669 4670 4671 4672 4673 4674 4675 4676 4677 4678 4679 4680 4681 4682 4683 4684 4685 4686 4687 4688 4689 4690 4691 4692 4693 4694 4695 4696 4697 4698 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.61sec.