幸福になりたい

そして、はっとする

幸福ってなんだ

いまは幸福じゃないのか

だれもがよく思う

そんなことを思い歩いている


夜も

涼しくはなくなった

 ....
涙の数だけ
一歩進めてる
そう信じなきゃ
生きていけない

同じのことの繰り返しでも
前のときよりは
少し
マシになっているはず

いつまで
続くかわからないスパイラル

で ....
そわそわするから安定剤(クスリ)を飲むの。
安定剤(クスリ)が無いから食料を流し込むの。
お金が無いから刃物で自らを傷付けるの。
切っても切っても落ち着かないの。
如何してあたしは無駄に呼吸を ....
僕の鼻は齧り取られて
どこかに行ってしまった
僕は自分の鼻の形がとても嫌いだったから
無くなって少しほっとしながら
ひりひりする鼻のあった部分を撫でた

いいにおいや
おいし ....
一つコトバを紡ぐ度、少女は一つ、溜メ息ヲ洩ラス




一つコトバを紡ぐ度、少女は一つ、瞳ヲ閉ヂル




一つ言葉を紡ぐ度、少女は一つ、無力サヲ知ル

          ....
英雄だった人、すなわち、かつての歓喜と狂乱の主人公

敗北に埋没する時間は、ただ、去ってゆく

今は、呼吸するためだけの遺骸

怒りと憎悪は、喜びと悲しみすら、その記憶からは消えている
 ....
死刑になることは分かっていたので
僕は宣告されてもそれほど驚くことはなかった
それよりも頭の禿げ上がった裁判長が
息を荒げて僕を叱責する様がおかしくて
僕は吹き出しそうになるのを
 ....
ジョセフィン博士からの手紙
一緒に暮らさないかと
絵画の中での潜水をやめ
あの部屋を飛び出した

久しぶりの空は眩しく
新鮮な空気は21世紀
ジョセフィン博士と再会した
友人として感謝 ....
祝いのメロディのなか
少し照れたおまえは
肩をすぼめて優しくゆれている
ななつのロウソクの灯を
遠く、近く
瞳に映して

{引用=
おまえの生まれたときを思い出すよ
(パパ、気絶しち ....
黒揚羽が横断歩道を渡る
触覚から送信された
メッセージをつかまえて
少しばかりのやりとりをした
それが最初で最後
横断歩道はもうない
黒揚羽が暮らす部屋の匂いも
知ることはなかった
あーさー
起きてウナギが足元でぬめってる
ウサギが洗面所で顔を洗ってる
笑ってる
トイレに先入られる
ウサギ待ち
食卓には ウナギ重とウナギ汁とウ巻きが盛られて
新聞のトップ記事の文 ....
禮禍おっぱい皆殺賛歌

おっぱいを侮るヤツはおっぱいの上まで全員でぶっ飛ばす
おっぱいを馬鹿にするヤツはおっぱいの下まで全員で突き落とす
おっぱいをコケにするヤツはおっぱいの味を全員で思い出さ ....
あれは伝説のおっぱい
この俺もそろそろ危ないぜ
誰かに相談しちゃおうか
いや誰にも指一本触れさせやしない

おっきくなくてもいい
寄せて上げなくてもいい
ピンクじゃなくてもいい
凹んで ....
1.
6月の鉄棒はいつも雨に濡れている
4月の体力測定で逆上がりができなくて僕はみんなにげらげら笑われた
それから夕方近所の公園で練習しているのだけれど
ちっとも足が上がらないうちに雨 ....
世界が終わるとき
君になにを言ったらいいんだ

来世説も
終末論も
信じていないから
もう会えない気がするのに

僕らを構成する
小さなが世界が
陰った瞬間
君は
なん ....
自分は一人ではない

君に死ぬ権利は無い

多くの魂から生き残った奇跡を

踏みにじるだけの価値が無い

死ぬのもそれなりの価値がいる

世の中から必要が無くなった価値

全て ....
林檎のジャムを一瓶、食べてもいいと
いわれたような気がした
大人みたいに好きなだけ、起きていてもいいと
いわれたような気がした
明日も、あさっても、その次の日も
ずっと日曜日みたいな気がした ....
ひとつのあなたと

無数のあなたが戦っている


しんどい時は

泣いてもええよ って




{引用=fromAB}
誰かが悪口を言った
知らない人が
知らない人へ

俺はそれを聞き
胸が苦しむ
頭が禿げる

自意識過剰
抱腹絶倒
意識錯乱
体内時計
異常気象
超常現象

駄目だ!
ハ ....
六月の湿度が肩に降りつもる
いつかの唇のように柔らかくあたたかく
黒髪にからみついた結晶
はじけて香る 夕立

銀色の坂の向こう
ちいさな教会の鐘の音がする
ふいに横切る上りの急行
 ....
はじめまして、原理主義です。
私はつまりロマンチストで
何が正義かはともかく
正義感が強くて
断定口調が心地よくて
そんなわけで
こんなに無駄のない、
しゅっとした顔になっているというわ ....
その人が
その人であると感じるとき
土の匂いがする
生まれ育ったその土が
自分に伝わってくる
そこにしかない土
その土の一部分だけを
他の場所に移しても
土が壊れてしまいそうな
そん ....
積み木をバラ撒いたコンクリートジャングルには
ペ天使やダ天使を筆頭としたイロハ天使が
なぜか、ハムハム王子を創ろうと画策している

こどもはみんな
ハンカチ王子やハニカミ王子になるのに
 ....
裸電球が
割れてしまった
大事に大事にしてたのに
音もたてず
たださらさらと
割れてしまった
治るのだろうか?
否 治らない
治らないのだろうか
否 治る
だから電気だけは灯るので ....
夜が毎日やってきて
ラピスラズリを細かに砕き
私に塗り重ねる
紫陽花は
青から変わることなく
傷みながら
終わりを迎える

君が触れた私の一部が
いつまでも熱を保ち
上手に朽ちる事 ....
高架のさらに上にあるからって
べつに高い所が好きだったわけじゃない
バカとネコは高い所が好きというけれど
やむかたなくこうなったというか
おれもむかしはひとなみに世間にでて
多様な人間同士の ....
この世にはない湖の辺で
あなたに会う
この世にはない花を摘み
あなたを飾る
この世にはない愛の言葉を
あなたにささやく
この世にはない幸せの鳥が
あなたを祝福する
そんな世界 ....
はしゃいで飛び込んだプールの底に顔面を泣けるほど打ったけど
涙をプールの水に紛らせ笑った夏でした

カルピスが痰みたいに絡んだけれど
白くて甘い夏でした

台風で傘が根元から折れたけど
 ....
明滅する明かりたち
見下ろす微笑みのこわばり

この夜空へ飛翔しよう

嫌悪しつづけた
この街の甘く いかがわしく
何度も循環された 臭い

思い詰めた翼は 
この街の微熱が起 ....
望んだはずの世界がここにある
それはとてもシンプルな世界
究極に穏やかで とても静か
自己犠牲でこの世界を変えたかった
普通じゃなくて非凡な方法で
自分を消した

望んだはず世界なのにと ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
幸福吉岡ペペロ607/6/14 4:00
スパイラル海月まりも007/6/14 3:31
自己満足ユキムラ107/6/14 1:34
消えてしまった僕の鼻なかがわひろ...3*07/6/14 1:19
少女ユキムラ307/6/14 1:13
廃人鈴木カルラ1*07/6/14 1:07
その日の何日か前なかがわひろ...1*07/6/14 0:33
アパルトマン2yoyo8*07/6/14 0:07
七つの子が生まれた日[group]佐野権太19*07/6/14 0:01
横断小川 葉5*07/6/13 23:51
ね化けヨルノテガム107/6/13 23:47
おっぱい虹村 凌1*07/6/13 23:43
0*07/6/13 23:34
金属は湿っているmizu K4*07/6/13 23:32
終結赤月 要107/6/13 23:28
ワーキングホリデー酸素の枷0*07/6/13 23:26
わたしのそばにそれがきたとき美砂4*07/6/13 23:24
無数のあなたAB(なかほ...307/6/13 23:21
そこら辺kei99207/6/13 23:16
六月の湿度ku-mi17*07/6/13 23:13
自己紹介主義ブルース瀬戸...5*07/6/13 22:37
土の匂いがするぽえむ君5*07/6/13 22:32
*東京パック*かおる9*07/6/13 21:56
割れた裸電球のその後麻生ゆり3*07/6/13 21:46
風葬[group]さくらほ13*07/6/13 21:31
高架上食堂の朝hon007/6/13 21:28
無数のあなた小川 葉7*07/6/13 21:07
そんな夏でした。もののあはれ34*07/6/13 21:04
街の灯りへの供物いねむり猫107/6/13 21:03
望んだはずの世界はtatsuy...107/6/13 21:02

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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