最近 青空を見てない
弱い私の心を見透かすような
あの透き通った青は
私の上に現れなくなった
不安になる理由はたくさんあった
流れる雲の速ささえ
私を不安にさせた
....
あなたがいなくなってから
あなたのことがどれくらい好きか思い知らされた
失ってから気づいたんだ
今でもあなたのことが好き
今でもあなたのことが好き
どれだけ言ってもあなた ....
回り切ったレコードが
すっと静寂を引き戻すと
窓ガラスに雨粒がぱらぱらと落ちている
照明の橙と
電気スタンドの白い光が
紅茶の湯気を溶かして
訪れる
こんな日はいつも
秋の雨は ....
「学校よりも楽しかったから」 それは私の知ってる君には とてもとても 似合わなくて ちょっとだけ切なくなった
君は いつだって太陽みたいな笑顔を私にくれたから
じゃあ、もしかして 君が その時見つ ....
曇った空に手をかざす
指の上をアブラムシが伝い歩いてる
ちいさな六本の足を動かし
三十何度かのからだ指の上歩く
人差し指の先のほう
小指の付け根
指と指の隙間
....
あれは数年前 今でも脳裏によぎる
テロリストの哀れな末路か
成田空港に降り立ち
手錠を高々と挙げ
カメラに向かって
不敵な笑みを浮かべる
かつての“女戦士”
バブルも 不況 ....
夕間暮れて 路地 細い道
地階への階段の踊り場にある
表現主義のポスターの裏に
アンダーグラウンドへの入り口はある
古びたポスターのすき間から
白くて軟らかな光は
水がはうように流 ....
天空から降りた一筋の糸
あるいは
雑踏の中に聞き取る 一瞬のメロディー
能力さえあれば それをたどって
空を駆け上り 己の核心へ
あるいは 命を揺さぶるメッセージへと
飛翔する ....
コネクト完了
これで一生離さない
僕は君に恋をした
色んな角度から一日中君を眺めてたけど
美しいんだ
青のグラデーション 輝いていた
付き纏う僕を
どう思っているかは分からな ....
勘弁してよ
一生離れてくれない
私はあなたにストーカーされてるの
いつも私の周りを一周しながら眺めてる
イヤラシイ
お肌も荒れてるし 少し表情が硬い
何を考えているのかしら
....
ジグザグ
ただ傍観
灰色の街で
想いはから回り
這いあがる
空を目指す
この星に生を受けた喜びを思い出す
まだ見ぬ明日も恐くない
君の輝く笑顔に逢いたい
....
この命を懸けたって
簡単に成し遂げられることじゃない
技術
練習量
体調
精神力
誰にも負けない意志
....
そらの ところどころに
きずをいやした あとがみえる
ひとは ほんとうは
ずっとむかしに みちを
おえているのかも しれないな
あぢー
暑いよぉ
あぁ 暑い
あちー
あぢー
なんやねん
この暑さは
クーラー欲しい
クーラー欲しぃ
クーラークーラー
クーラー クラクラ
クラクラ クーラー ....
In light,forest in which it dies quietly.
In the dark,you who dies quietly.
In person,good to die ....
夢が
からからに干涸らびて
アスファルト道路に
張り付いている
やけに元気な
これは
あのころの
あなたの夢
からからと
渇いた音をたてている
あれは
このごろの
おれ ....
僕らがまだ何も知らずに
無邪気に笑っていた頃
太陽はいつだって暖かく
幸せのひかりを注いでくれた
雨はいつだって優しく
恵みの飛沫を降らせてくれた
いつからだろう
眩し ....
こんな
晴れすぎているから
隠されてしかるべき一つの
ほんのちいさなことさえも
道路のうえ
黒すぎる影のせいで
焼けて
見つけられてしまう
かつて
日焼けしない手で
ただ赤くな ....
忘れものを取りに教室に戻ると、
男がいた。
知らない男だ。
若い、
ひどく痩せた男。
クラスの誰かの彼氏だろうか?。
男はあたしに気が付くと、
声を掛けて ....
闘争本能が叫びだす夜
僕達は道端に捨てられた大きなタンスに逃げ込んだ
しばしの雨宿り
落とした鍵が車に轢かれて潰れている
仲間達は今夜家出の計画を立てないままに
今にも遠くに行ってしまい ....
ふと日常の糸がプツンと切れた
何もしたくない
頭の中と心の中では
この言葉しかなかった
そろそろ出勤しなくてはならない時間だが
立ち上がるのも面倒だ
決めた
今日一日は怠惰な生活を送 ....
犬を飼う
名前を呼べば駆け寄ってくる
わたしの膝を枕にする
エサを貰おうと必死にお手をする
私の影が見えなくなると甘ったるい
声で鳴く
犬を飼う
犬を飼う感覚
爪先がそっと
水鏡を優しく犯して
小さな波紋たちが
ちゃぷちゃぷと揺れている
指の腹でなぞった
かたつむりの足跡は
今はもう
乾いてしまった
抜けるような空は
白と ....
さっきあなたが 流した水を
飲めないで
未来のあなたは死んでいく
.
肌の表面から熱を奪ってしまう
チリチリと焦げ付くような視線が恋しい
ストーカーは勘弁だけど
犯罪一歩手前の絡み付く視線は、どこ?
釣った魚に餌はやらないのが信条の男ばかりで
....
君か生きててくれりゃそれでいいって
しょうもない悟り開いたのはさ
君が生きててくれる以上
望めることがないからさ
その上君ときたら
今も死んでいってるんだってね
....
おっぱいにちょっとだけ毛がはえてて
かみそりをあててみる
ちぎれそうで、
思想、がたりないから
ぼんやり眺めていた朝
クッションをぶんぶん振る
にぎる
もしかしたら、わたし
も ....
夏なのに重ね着して
どうしてって
肩紐がみっつずつある日
ひとつずつほどけていくのがへん
いっぺんにたくし上げて
胸の上で きゅう となった君のうすかわ
そういえばふたりで歩いてい ....
ちいさな木の葉が浮かんでる
水の流れは冷たくて 透き通るように澄んでる
白い手が泳ぐように招いた
わらうように白いきれいな歯並びがのぞいた
その一瞬で まるで おとぎばなしのように恋した
....
神様が僕を殺したがってるよ
だってほら、喉の奥から込み上げる耐え難き精液の匂い
神様が僕を殺したがってるよ
だってほら、喉の奥から込み上げる耐え難き血液の匂い
不安なんだ 不 ....
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