たあいも ないことで
かんたんに

きずついたり
しぼんだり

やわらかな 
きみの たましいは

まいにち とっても
いそがしい

だけど どれだけ
いそがしくっても

 ....
目に見えないものを信じる力
近くにいるときは溢れ出るけれど
遠く離れてしまった今
それを持つ術を思い出すことができません

どうか どうか言葉だけではなく
ぬくもりをください

待つ身 ....
浮き輪がなくなっていて
気づいたときには
けっこう遠くまで流されていた
風がきつかったからかもしれない
お父さんがちょっとだけ顔色をきつくさせてから
でも勢いよくむかっていった
わたしと妹 ....
信じ切って、二球目も振った
高得点が目の前にあった
地表と肩の高さの空気は
温度においても輝度においても異なっていて
一閃するタイミングを測るヘッドは
重心を回しながら僕の空間の内にあった
 ....
この水滴はなんだろう
風に混じりながらほそながくのびてゆく知らない子供のよだれ
常磐道
星をちりばめてする虫たちのセックスのしずかなマジさ加減にびびりながら
自転車の沈む前輪と後輪 ....
いくつもの 熱風の夜を
すごして あばよ
懸崖の 星の花
祭りが おわったら
ひそやかに 咲け
ハコに閉じこもった私は

狭い世界で青空を探していた

カウトダウンが始まる

時間がない

ただ漠然とそんなことが思われた

焦りとゆうよりも

あきらめ

空が手に届か ....
はなびらの
ことば
なつのくもにゆれて
ひざしのなかにとけて
伏せた瞳に アスファルトの黒を映し

燈るシグナル 何度も逃してきたの

上を見てほら 空の青を映し

踵鳴らして 真っ直ぐ踏みだそうよ


空が僕らの背中を押して

「今」 ....
いとしめやかなアイボリィ
遥々と注がれし、名も知らぬひかり
廃墟に移ろう古代からの縲々たる遍歴に溶けいるようで―

風はどこから来たか
西か? 西は神の湿地、金属の焦げる病の、
東か? 東 ....
こたえ、という
ことばそのものは
とてもかよわいものです

だからといって
あきらめたりはせず
突きつけることもせず
こころは、そう
並んでいけたなら
じゅうぶんだと思います ....
通じ合っているつもりかい?
それは、間違いだろう。
目の前の人は君の1/100すら理解してないだろう。
そして、
君は目の前の人を1/100すら理解してないだろう。
木陰の雨雲
水を囲む
鈍の唱の輪
空を招く


海わたる羽
波に残る羽
ただよい ただよい
舟をつくる指に出会う


空に沈む手
水と同じ手
そのままを描く
 ....
資料室から廊下に出ると、すでに消灯の後だった

真っ暗な窓に、疲れた男の顔が映っている

自分でも気づかぬうちに、笑おうとしていた

   いまごろきみは

要領が悪く、人の分まで ....
ポイントは

まだない
水無月の夜
長雨が流す 街波の排気
初夏の風が 白いブラウスを
揺らす

雨後の 空気は 新鮮で
深呼吸する 肺は透明に
清々しく

木々たちが 雨梅雨を
振り落とす 街の路上 ....
大人の階段、踏み外して。

大人の扉、鍵を無くして。

大人の時間、寝坊して。

僕はいつになったら、大人になれるんだろう。


今日、仕事中に外を見た。

小学校の頃の友人が通 ....
普段は絶対に使わない漢字を
みんなはすらすらと書いている
そんなことぐらい
書けて当然らしい
でも手紙や作文の書き方を
ほとんど知らない

当たり前のことが
わからなくなっている
複 ....
どうせいつか
愛せなくなるなら
さいしょから
愛さないでください
っていうのは
どうせいつか
死ぬのなら
生まないでください
っていうのと
おなじ
私を悲しませないで
私達を引き剥がさないで
私たち愛し合っているの
愛のないあの人なんて嫌い

束の間の愛
一瞬しか許されていない
愛の力は大きい
病気を良くしてしまう。

でも結 ....
独り占めしたかった

あの優しい手も
ソフトな声も
まっすぐな眼差しも
柔らかな唇も

私だけに向けられていて欲しかった

誰よりも私を理解して欲しかった
誰よりもあの人を理 ....
 近代芸術が誇る自由の象徴。最新式の
トーテムポール。通勤途中の誰もが目にする、
橋の上の街灯にとまる鳥たち。その多くは
国道50号の看板に生息する。
 昨日、鳥たちは君の家の屋根で眠ったとい ....
「もっと美しく」と 誰かがつぶやく

闇に降り注ぐもっとも 美しく 優しい 光
どんなに激しい色であっても その光を浴びたなら
銀色に 淡く はかなく 変わってしまう



「優しくふ ....
あなたはいつも冷静で
あなたはいつも穏やかで

ケンカなんかは絶対しない

同じ土俵に立つことさえも
バカバカしいって笑ってる

それはとっても正しい事で
それはとっても素敵な事で
 ....
赤ずきんはおばあちゃんのお見舞いに行くために
おばあちゃんの好きなお菓子を持って
森の中にあるおばあちゃんのお家まで歩いていきました

森では川のせせらぎが聞こえ
鳥の声はどこまでも ....
サイレンは無意味だったな
お前はそれが警報とも知らず
リズムに合わせて踊りやがる
勘違いもいいところだ

招かれたわけでもなく
望まれてもいないのに
ずかずかと土足で踏み込ん ....
きみのことが好きだよ
それが
消えてしまいそうな僕のここにこうして今立っている理由
でもね
明日に向かえない
耐えがたい現実に
目を閉じてしまう
君たちのひそやかな
だけど幸福のふくん ....
ひと足踏み入れば
彩る花弁の甘い香りが
しあわせの時を与えてくれる

いつの日も
六月の雨に濡れている足が
軽やかに茨を縫って進み
見え隠れする背中を追う
赤い薔薇、白い薔薇、あなたの ....
わざと伝わらない方法でひとびとに
なんらかの事柄を宣言したうえで
わざと絶望してわざと孤独のうえにのぼる



たとえば月をそれまでとはちがった
何かとしてうったえようとする。


 ....
叫んでも無反応
世間の風の冷たさよ
けれども俺は雑草さ
踏まれども蹴られども
起き上がる強さを持つ

ピーターパンになりたかった
チェ・ゲバラになりたかった
真逆の想念が
俺を突き動 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
やわらかなひと松本 涼907/6/18 22:48
daught...107/6/18 22:15
流れていった浮き輪美砂7*07/6/18 21:59
待ち姿勢吉岡孝次407/6/18 21:57
メガモリマサ公1007/6/18 21:43
そろもん(ロマンスの話)みつべえ307/6/18 21:35
sentimentriebuu207/6/18 21:04
_花平すり207/6/18 19:57
『Re:ブルーシグナル』しろいぬ0*07/6/18 17:39
アイボリィおるふぇ607/6/18 16:44
生きて[group]千波 一也34*07/6/18 15:58
友達DoGear007/6/18 15:54
午後と双輪木立 悟707/6/18 15:48
創書日和「窓」     いまごろきみは[group]逢坂桜5*07/6/18 14:59
我輩は詩であるおるふぇ407/6/18 14:17
水無月 鈴鈴7*07/6/18 14:05
オトナ。狠志507/6/18 12:56
できて当然ぽえむ君19*07/6/18 12:48
どうせいつかチアーヌ807/6/18 10:34
お中元ペポパンプ9*07/6/18 10:29
嫉妬彌月207/6/18 8:46
通勤プテラノドン3*07/6/18 6:46
銀色の月光鈴木カルラ207/6/18 3:37
わがまま高槻 空2*07/6/18 2:20
赤ずきんとオオカミ[group]なかがわひろ...3*07/6/18 1:58
Stay Awaymaynar...207/6/18 1:55
想い白い蒲公英207/6/18 1:41
薔薇と背中と、止まない雨LEO33*07/6/18 1:39
わざと構造607/6/18 1:34
雑草おるふぇ507/6/18 1:11

Home 戻る 最新へ 次へ
4633 4634 4635 4636 4637 4638 4639 4640 4641 4642 4643 4644 4645 4646 4647 4648 4649 4650 4651 4652 4653 4654 4655 4656 4657 4658 4659 4660 4661 4662 4663 4664 4665 4666 4667 4668 4669 4670 4671 4672 4673 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
6.81sec.