未来なしの今だから

今を生きている私です

まいにちの

ちいさな喜び

見つけることが得意です


過去の泥ぬま怖いです

こんどの手術はお断りです


未来なしの ....
街に見送られて
死んだように運ばれていくバスに
間に合って良かった


天然ガスで走るバス
いざというときには
死んだように運ばれていくのも好都合
このまま
うつらうつら ....
もやもやの部屋で
肌をなでる波が
どこからか
どこからも
乱反射して
届いては返す

風のように
耳を目をさらう
探す必要もないみたいに

あなたは届き続けていた
すべらかな感 ....
灰色の大気に支配されたこの世界は
狂気の如く廻り続ける。

それはまるで
角のない{ルビ賽子=サイコロ}のように。

答えを導き出すこともなく、
宇宙の隅で停止することもなく、
誰かの ....
愚者は言う。
人間は言葉を支配できる、
極めて優れた存在である、と。

忌み{ルビ憚=はばか}る者には{ルビ謗=そし}る言を。
良くかなうものには{ルビ称揚=しょうよう}の言を。

{ル ....
遠雷を過ぎると

帰ってきた

黒目がちの

鬢、

振り返る

灰の空に

メイル待つ

戸惑いの時が詰まって
学校のテストで
満点を取った
その夜
お父さんに見せた
夕ご飯を食べながら
お父さんは
「もっとがんばれよ」
「宿題はやっとけよ」
と言ってくれただけだった

次の日の学校のテスト ....
蝶が風を舞う
オレンジの雫
ピアノの囁き
花が咲き乱れ

パキラが育ち
エアコンの下
アイスを食べ
お昼寝の時間

ギターを弾き
ポップを歌い
楽しいひと時
友達から電話
朝日を浴びた
午前のビルは眠る

ホワイトカラーは忙しく
陽のすがすがしい建物を行きかう
日々新しい計画をその通りに実行する

神経情報が生き生きと色彩豊かに
インターフェイスに表示さ ....
 走り去る季節
 振り返ることなく
 
 
 いじらしい子供達がふざけあっている
 それでいい
 問題はない

 梅雨晴れの空には飛行機雲
 空を割っている
 心奪われる
  ....
もうなんだかざわざわして落ち着かない
歪んだ時間の森が襲ってくる
変てこなトゲトゲのある触手のような蔦が
足元から競りあがって絡みつく
おっぱいのような房の垂れた樹が
白い樹液を吐 ....
水の流れのはじまるところを想像していた
爪でつけた引っかき傷の薄くなって消えていくのを見つめながら
それはスピードについて考えることにとてもよく似ている
夕暮れはいつもゆっくりと訪れたかと思うと ....
いとしいあなたの指
夜風はやさしく撫でる
小船は浮く

あなたは帆になりゆく
街の明かりはまだ
眠らないで見てる

星は咲き乱れ ほら
あなたの髪に降り注ぐ

これからふたりでき ....
       ひとつの想いが
  なぜか こむらがえりする

 紋白蝶と日傘が舞いはじめる
      梅雨のなかやすみ

遠くでうかびあがったなにかが
かげろうとなって近づいてくる
 ....
桜の小枝にかえります

ほのかに色づいては
失うそぶり、の
はかりごと



お逃げなさい、と
ともる影

うなずく首は
まだみじかくて

黒の
とちゅうで
染 ....
強さの羽根が一本、二本
折れては生えてを繰り返し
今もまだ輝いている

弱さの羽根は思いのほか丈夫で
だけど君には見せられない
わたしは強い女でありたい



もし、本当に
本物 ....
大切に思うほど
遠ざかるのはなぜだろう

お弁当のウインナー
最後まで 見ていた

カラダよりキス
キスよりもことば
ことばで

私たちはつながっていく

遠足の日
ずんずん ....
夕焼けになって
曇り空も夢の中ね

大丈夫だよ
あたしたちは寝不足気味の眼をこすって
それでもここに居ていいみたいだから

明日は晴れるよね?

永遠なんて信じてないから
変わ ....
毎日ふとんを干す。
晴れの日も、曇りの日も、雨の日も。
風がつよくて、ふとんがおちそうになっても。
毎日ふとんを干す。

うそだと思っているのなら
私のうちのベランダをみてみるといい。
 ....
すげー久しぶりな気がするが元気だったか

ところで人間ってやつはくくるのが大好きだよな
シロガネーゼと大阪のおばちゃんとかな
どっちもおばちゃんには変わりないんだが

ケータイ小説と純文学 ....
大丈夫
俺が
ゆくとき、
あいつが
もしも
あいつが
まだ生きているようなら
俺が
必ず
連れてゆく
だから、
いいか
お前は
あいつを恨むことで
己の穴まで
掘らないで ....
真っ白なジグソーパズルを完成させた
僕は部屋一面に広がった白い景色を見て
なんだか味気無くなったので
そこに自画像を描き始めた

頭を描いて
顔を描いて
その中に目を描いて  ....
前からおかしいと思ってたんだ
近所にあるスナック スナックタイム
漢字で夢を待つと書いて「待夢」
…ちょっと待ってくれよ、ママ
全国で同じネーミングを思いついた店が五万とあるだろうが
あんた ....
空には雲がありません
海には波がありません
街には心がありません
川には魚がおりません
野原は何処にもありません
私が知っているのは
小さな飲み屋と
一杯の酒の味
それが全てなのです。
ハロー傷心の君
ハロー寂しがり屋の君
ハローなんだか疲れちゃった君
ハロー僕の声が聞こえますか?
世の中はなんだか少し複雑だけど
子供の頃を思い出してご覧よ
世界は本当は単純なんだ
あの ....
いっそ
世界の銃口から
俺の言葉が

ポム、と

発射されればいい
くだらなさ過ぎて
みんな戦いを辞めるだろう
黄泉の世に
渡り舟が
揺れている

赤い鬼が
怒ってる
ペンチ持って

せせら笑う声
揺れ動く意識
遠くにいる女
笑ってる

針山にのる男
泣き叫ぶ餓鬼
食い倒れ
共倒 ....
もうじき月の季節が来る
あの夏の日が
いつまでも続くと思っていた
僕は
僕はきっと
もうじき月の季節が来る
提灯に映し出された影が
君の幻に見える
しゅわわと炭酸が放たれて
毛穴から上昇してゆく
からだの中にあったCO2は
静脈の網目をくぐりぬけ
ちいさな竜巻をおこしはじめる

炭酸の泡がプチプチとはじける音は
徐々に大きく体に ....
溜め息でできた曇りガラス

微妙に感じる温度差

胸の中にぽっかり現れそうな空洞



もう囀れない歌えぬカナリア に

なってしまうのだろうか



味わってしまった夢は ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
未来なし吉岡ペペロ807/6/20 18:19
「バスが毎日やってくる」/「3つのラテン語の祈り」ほか/南 広一507/6/20 17:58
呼吸鎖ポッケ3*07/6/20 17:40
Dice夢幻307/6/20 16:39
傲る愚者達007/6/20 16:28
iloha3*07/6/20 15:46
宿題ぽえむ君8*07/6/20 15:16
平凡な日々ペポパンプ6*07/6/20 15:14
レム睡眠アハウ707/6/20 14:31
寝ぼすけ山崎 風雅7*07/6/20 14:29
Vaginashu207/6/20 14:25
スピードについて大覚アキラ407/6/20 13:01
[group]ふるる13*07/6/20 12:58
ひとつの想いが信天翁307/6/20 11:11
爪飾り[group]千波 一也12*07/6/20 10:57
空を飛べたら小原あき23*07/6/20 10:44
遠足の日uminek...7*07/6/20 7:35
楽園優飛7*07/6/20 6:53
真っ赤な手、真っ白なふとん大小島107/6/20 6:50
考え中サナギ207/6/20 4:21
あいつFUBAR5*07/6/20 4:01
ジグソーパズルなかがわひろ...2*07/6/20 3:33
タイム新守山ダダマ107/6/20 3:22
悲しい詩プル式5*07/6/20 2:26
ハロー5*07/6/20 2:11
無用の長物の有用アマル・シャ...6*07/6/20 2:07
地獄kei99007/6/20 2:01
月のワルツ 足音のタンゴプル式2*07/6/20 1:53
循環湾鶴607/6/20 1:51
不安の輪郭渡 ひろこ6*07/6/20 0:34

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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