無数のあなた、むすっとあなた
そこの穴はあなたの穴さ
穴のないあなた、穴ばかりのあなた
あなあなかしこ、あらかしこ
洗ったあなた、ずぶ濡れあなた
愛してあなた、言って ....
神様はいるの?
私は嫌な事があった時、辛い事があった時、必ず思ってしまう
自分がばかりが、不幸なのだと 自分ばかりが大変なのだと
神様は不公平だと。。
だけど、自分が幸せな時、 ....
君は鳥のように 自由でいて
羽を広げて 青い空を駆けまわって
僕は大きな木でいよう
君が疲れたときに 羽を休められる
雨から君を守るため
枝をいっぱい伸ばして 大きな葉を ....
見えないカルピスがながれていたの
日曜日のよるに
へやを暗、く・して
どうしてもそれが
ほたるのようで
やんわりと
灯し、宛てる
どこかに飛んでいきそうな
空のおしり
ぼくは ....
夢って
醒めてしまうから
面白い
どこまで酔えるか?
酔わせられるか?
面白い
醒めても
冷めないか?
面白い
醒めたら
愛憎は逆転するか?
面白い
心はいつで ....
考えてみるともうずっと
生活はあなたの色に染まっていて
以前がどうだったかなんて
少しも思い出せそうにない
だからと言って
あなたとの距離が近いかと言えば
残念ながらそんなことはな ....
大きく息を吸って 全部吐き出したら
短冊に書いた言葉 飲み込んで
宙に叫んでやれ
オリヒメとヒコボシの 願いが星を越えるなら
此処で叫んだ願い 僕らも何か、越えてや ....
疲れた体を
冷たいベッドに横たえて
昨日の夢の続きを再生しましょ
夢みたいな夢
現実よりもはるかに現実
どっちでも大して変わらないね
あら
どういう風の吹き回しかし ....
学校とはまた違う場所へ
僕たちはいくつかの街を横断して向かいます
学校で習ったことと
大差ないことを
言葉を変えて教えてもらいます
この時間に僕たちはここにいる必要はないのです ....
カーテンの隙間 零れだす光の粒
もう少しゆっくり世界が周ればいいのに
この感情に名前を付けるのは辞めよう
この{ルビ空間=そら}は 確かに生温く心地良い
此処が楽園だというのなら
今 ....
白ヤギは黒ヤギの夢を見る
黒ヤギは白ヤギの夢を見る
夢にまで見たとおり
お互い夢に見ているのに
眠る白ヤギを黒ヤギは見る
眠る黒ヤギを白ヤギは見る
ぼくの目はまぶたの下で冷徹 ....
□「花の世界は霊の世界の午睡である」(ノヴァーリス)
■隈無く経巡り、しかしいつかはまた戻ってくる、円形をしているのだろうか、広大な花園。ここかしこに様々な花が隣り合って咲き乱れ、 ....
人を無碍には 出来ぬ
そうだ 彼らには 希望があり
真夏の 微動だに しない
一閃の 銃声
自身よ 失え 全てを
何もかも そう 抽象的な 病
そして 酩酊に 似た 時を
正義からの ....
でん でん でん ぐるぐるぐるぐるる
でっていう? 下天 包む狂うグループ
でん でん でん ぐるるるぐーるぐる
八等から百十七等までの十通りを一絡げ
あっそうだから悪循環と我の ....
子供の頃、よく川原で遊んだ。
鶴見川というあまり綺麗ではない川だった。
それでも当時は葦原が続き鷺や千鳥や様々な鴨たちが羽を休めていた。
その葦原でどこの小学生かわからない女の子と遊んだ記 ....
「いつまでやっているつもりですか?」
ただのアドリブ
ボクの気持ちなんて
その成分に
含まれていない
「どこから来たんですか?」
ただの寝言
全く意識なんてない
そ ....
いつの日か
麓の灯は消えている
無人駅で下車すれば
迎えに来るよ蛍の灯
夕餉の匂いがするほうへ
母の匂いがするほうへ
甘くて苦いそのほうへ
くだらーん俺を消したいのでした
なんもない
なんもない
なんもない世界に行き
真っ白なままでやり過ごしたいのでした
そうさ それさぁ
幻想っていうの? まぁ知らん
俺知 ....
青白い紫煙の行方を目で追う
あなたは煙草をくゆらせながら
目をとじて流れる音楽に聴き入っている
ゆっくりとした甘めのバラード
暗黙の了解の時間・・・
わたしはあなたとの距 ....
夜を歩く
夜を軽く
ひとりで歩く
ふたりは軽く
外灯は真っ白
雲は虹色
月は金色
あたまは薔薇
恋人の息子を
殴る
そんなじぶんを
....
日本「おい、北朝鮮!お金送ったんだからさっさと核開発やめろよなっ!」
北「ふっふっふ、まんまと引っかかったな。」
ご飯食えます
本読めます
味がわかります
音楽を聴けます
車に乗れます
俺は幸せです
毛布あります
無痛で寝れます
綺麗な水が飲めます
宿を探す必要がありません ....
たった二人になるまで見つめ合って
不確かなものを捨て去ろう。
手を伸ばすわけでもなくて
口を開くわけでもなくて
ただ相手の視界を占領するだけ。
囚われあった二人は
....
輪ゴムのように生きろ
小さい頃から父に
ずっと言われ続けてきた
その父も祖父から
ずっと言われ続けてきたらしい
輪ゴムのような生き方って
どんな生き方なんだろう
伸びたり縮んだり
....
人の人生は喜びも悲しみも切なさも寂しさも
ひっくるめて生きること
それは何のため?
俺は今まで
その答えを探して
詩を書き
歌を歌い
自問自答して
友達と ....
波の音
潮風
優しい朝日に目をつつかれて目覚めた
窓の向こうには
現実と夢が
空と海を駆け巡っていた
そこには
空飛ぶ魚
羽のはえた魚
でも空と海は交じってなかった
羽と尾ひれ ....
それ ちがうと
おもう ぼくは
わかりあうために
かくんじゃないんだ
それだけは わかる
その昔
神様がまだ健康な頃
水面を歩く奇跡や
水をワインに変える奇跡や
病気が治る奇跡なんかが世界で起こっていた
実際
神様は人々を見守って助けることもあった
現 ....
内奥の
もっともやわらかな
湿地から
あわわれいずる
日の目をみるがために
新しい日よ
ブラヴォー
夜をこえた
植物たちと同じように
飢餓のまま
烈しく光に吸い寄せられて
....
べたつく夜の
触れたくない君の
肌に透き通る
3つめの目を見た
けだるい夜の
触れられたくない僕の
心をすり抜ける
君の吐息を聞いた
壊れそうな僕たちの
指先に伝わる体温の
....
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