拝啓


やあやあ
初めましての方も
そうでない方も
こんばんは


梅雨特有の
湿り気たっぷりの中
いかがお過ごしですか?


じめじめの空気に
雨の日の
あの優しい ....
刃が
葉のかたちを描く
死と夜は出会う


羽と羽以外のもののあいだにさかいめはなく
常に常に激しく
すべては行き来しつづけている


わずかに曲がるからだの線に
寄 ....
言葉に挑んでみる
言葉の世界は広くて深いので
何もしなければ
言葉に溺れてしまう
バタバタするのではなく
全身を使ってバランスよく
綺麗な姿勢で泳ぐのがいい

言葉に向かってみる
言 ....
放課後の学校は静かで
でもまだどこかにざわめきを隠していて
傾いてきた栗色の光が
少女たちの瞳を
大人びてみせる
窓は少しだけあけておかなければならなくて
そこから
教室じゅうに清新な風 ....
なんでなんでどうして
って言って
夜を剥がしに行く
いつのまにかあたしは幼くて
剥製の群れを連れている

星空の綻びを探しに
ちいさい旗振って歩く
光の川も渡る赤い長靴

無茶ばっ ....
埃くさい

骨組みだけの

濃いひかり

会いたくなった

確かめたくなった


現実にはピンとこない

でもいつも

イメージだけを

感光紙に翻訳しなおす

 ....
白い花

バナナのように

焦げて


梔子よ

腐ってゆくのは

それは



ではないのだよ


白い花

バナナのように

焦げて
あたしは知ってる
あなたがとても孤独なこと
あたしは知ってる
あなたが笑いたいのに笑えないこと
あたしは知ってる
あなたは実は泣き虫で
ほんとはとても、シャイなこと

あたしは知ってる ....
いつのまにか
溶け込んでいた、世界と
私との接着面に
体温計をさしてみる
 
ゆっくりと
開いた手のひらと
大気との間
握ることはせず
また、摘まむこともない
 
 
少しずつ ....
いま じぶんには
まだ 見えていないものが
あると ためらいながらも
言わねばなるまい 最大で
ひとり 必要ですと



関連作品→http://po-m.com/forum/show ....
                 2007/06/28 

 
 ブラックライトアップ同盟

Wikipediaによると、
日本のライトアップの嚆矢は
1963年神戸ポートタワーだと ....
ときどき浮かび上がる記憶の断片
もっとよく見ようと手を伸ばすと
するすると溶けるように消えてしまって
あとにはもどかしさばかりが残って

鮮明に思い出そうとすればするほど
ぼんや ....
青い空には なんにもないけれど
天使が住んでいるの

今日は行けないとあなたが云った
抑揚がなくなるときのあなた 読めなくて
心が痛んだ

好きだよともう何度もいってくれない
Ican ....
虹がミドリで怖い
茶色がミドリで怖い
喉の奥がミドリで怖い
目を瞑るとミドリで怖い
近所の肉屋がミドリで怖い
ドアを開けるとミドリで怖い
黒塗りのベンツがミドリで怖い
彼女の浮気の言訳が ....
新種の君に
逢いたくなった

波は引力に導かれ
おおよその生き物はSynchroしてる

僕らは元々繋がっている

逢いたいなぁという想いだけで
愉しい瞬間は揃ってる

取り払っ ....
他人に優しくしたいなら、
それは、とても簡単なことだ。
その人の事を何も知らなければいい。
けだるく 深く
大気はうねり 
緩い曲線を描く

高曇りの靄に
太陽は弛緩して

街路樹 空をくねらす
小鳥の声 空の波紋
雲は雫で出来ている

まさに夏 夏の昼下がりに
木々 ....
ポーチの中には大切なものがいっぱい
チャックが壊れたのを人のせいにするのはもう嫌
その澄んだ目には青がお似合い
君に光を そう誓うよ

小さい頃の思い出はどうしても消えない
あの星を君のた ....
放課後には少しはやい 午後
夏の始まりを
逃がさないように
自転車同士
つないだ手
ふたり 風になって

長い長いお休みは
もうすぐそこ
追いかけるように
でこぼこ道
スピードを ....
笑いながら抜けた永久歯、
人生を箇条書きにするならば。

目が醒めたら口にガムを放り込む 噛んでから思い出す行方知れずの歯 目の前でミントが揺れる そして眠りに誘われる

銀のブリッヂに嘘を ....
 お前は優しく俺を愛撫して癒してくれる

 お前は優しく俺に微笑んで安らがせてくれる

 
 狂った世界に長くいた
 誰のための世界なのだろう
 バラバラに散らばった心をかき集めて
  ....
恋をするなら
声の素敵な子猫を飼って
恋しい 恋しいと啼かせます
一人の夜に膝に抱いて
小さな頭をやさしく撫でて


恋をするなら
おろしたての靴を履き
街をあてもなく歩いてみます
 ....
夢が
ラーメンと絡み合い
汁を押しのけていた、朝の
ギターは脂の
のった昼下がりの
温度

散った
花は焼肉
ぼくと一緒に
焼きそばを探しに行きましょう
乙女の
腹の贅肉 ....


昔、三人の男が互いに足の速さを競っていた。最年長の男はやがて体力が落ちてきて競争から脱落した。だが彼は、健康のためにいつも歩き続けることを自分に課した。凡庸な男はやがて自分の才能に見限りをつ ....
薄明かるい、白んだ灰色のフロアで、その右手前にひとつの白い影がある。
まるで皿の上にくしゃりと放り出されたナプキンのように、その少女は打ち捨てられていた。
ひしゃげたように張り付きうつ伏せて、彼女 ....
一つの授業が終わるたびに
階段を下りて
一階にある自動販売機で
レモネードを飲んでいた
今日も暑い
昇降口の近くでは
これから体育の授業だろうか
下級生たちが体操服で
わいわいと騒いで ....
弾が来て
落ちると
なかは鳥だった


音だけの羽が
土になびく


三角の影が
道の端に
牙のようにつらなる


空をゆく弾が
曇に消える
遠い光が
聞こえ ....
 * 雨 ぷらす 享楽
 
かたつむりを追いかけたり
水たまりに入ってみたり
いつもと違う遊びができる
この日を待ちわびていた
泥だらけのズボンの裾を誇らしげに
明日の約束を交わした
 ....
列車の出入り口近く
一番混みあうところ
何かの手違いか
小さな花が咲いてる
どんなに混んでも
人は花を踏まないようにしている
もしこれが花ではなく
うんこだったとしても
誰も踏まなかっ ....
埃をかぶった辞典を開いて
君に伝えたい言葉を探してみる

学のない頭から出てくる言葉は
ありふれた簡単な単語ばかり

君を勇気づける言葉を知らなくて
根拠も言えず「大丈夫」を繰り返す ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
手紙文秋桜7*07/6/28 23:29
ノート(刃)[group]木立 悟607/6/28 23:19
言葉への挑戦ぽえむ君8*07/6/28 23:15
こっくりさん美砂6*07/6/28 22:42
なぜなにツアーmoof. 207/6/28 22:41
色彩の翻訳吉岡ペペロ707/6/28 21:45
梔子よ207/6/28 21:42
I Know...moof. 207/6/28 21:41
体温山中 烏流12*07/6/28 21:23
そろもん(また読者の話)みつべえ307/6/28 21:17
不確かな公案あおば6*07/6/28 20:43
モネの見た世界あずみの407/6/28 20:20
さみしさの十字路いすず1*07/6/28 20:16
ミドリ大覚アキラ14*07/6/28 19:52
アザラシと戦...107/6/28 19:51
優しさDoGear107/6/28 18:33
夏・午後アハウ507/6/28 17:03
childcass2*07/6/28 16:34
夢の世界の住人たち紫翠4*07/6/28 16:00
私の歯伊葉幸緒207/6/28 15:29
感謝のモンスーン山崎 風雅207/6/28 14:45
恋をするなら石瀬琳々22*07/6/28 14:41
もぐら日和ネクタイ107/6/28 14:20
神話葉leaf18*07/6/28 13:44
冷たい床むくげ407/6/28 13:36
暑い夏ぽえむ君7*07/6/28 13:34
ノート(午轟)[group]木立 悟607/6/28 13:26
梅雨倉持 雛1007/6/28 10:28
手違いたもつ907/6/28 9:03
見つからない北大路京介30*07/6/28 9:01

Home 戻る 最新へ 次へ
4617 4618 4619 4620 4621 4622 4623 4624 4625 4626 4627 4628 4629 4630 4631 4632 4633 4634 4635 4636 4637 4638 4639 4640 4641 4642 4643 4644 4645 4646 4647 4648 4649 4650 4651 4652 4653 4654 4655 4656 4657 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.33sec.