まだ幼い頃
両親を始めとした大人は
大きくて
強くて
とても恐ろしかった
まだ幼き頃
大人になるって
すごいことだと思った
自分が大人になるなんて
想像す ....
人はどうしてこんなにも
寂しさ感じてしまうのだろう?
私が知っている限り
独りの人はどこにもいない
なのにどうして人はみな
寂しさ感じてしまうのだろう?
孤独であることどうして怖い?
....
東の夜に
朱い月
むらさきの
雲かけて
おおきく寝ている
東の夜に
朱い月
むらさきの
雲かけて
動くことができなくなって
その場に留まって
消えることも
消すことも できなくて
星になることに
決めました
幾千、幾万の想いが
誰かの瞳に帰 ....
CQCQ
これから
ハイウエイを逆走します
アクセルを
思いっきり踏みます
みんな青くなって
右へ 左へ
ハイウエイを逆走します
走行車線と追越車線
ちょうど
うま ....
もう
やめようかと思うんですよね
仕事
そういったあと
君は
じっと空を見上げて
道ばたにしゃがみ込み
嘔吐する
それは
あっという間の出来事で
君は
泣いてなどいな ....
スイッチを切るためのスイッチは
ヒトをあざわらって入れられたのに
気取って薬指を伸ばすと
完全試合を放棄した口が
ハイヒールを履いて
「わたしは左が凹んでいるほうが好きなの」
なんてほ ....
あの日から気づいていた
いつまでも見過ごしているわけにはいかないって
すべてを咀嚼なしに飲み込むことはできない
瑠璃色の壁で護られてる貴方には
ひっかき傷さえつけられないから
....
流れ流れて
何処へ行く
ふわり、その瞳で
何を見た
出逢いて何を
思うのか
あてなき旅路
続けては
忘れえぬもの
また増える
....
ちりばめられた星
かみさまの忘れ物
引き裂かれた恋は
運命という紛い物
きらきらひかる
宝石みたいな
星
きらきらひかる
思い出になった
恋
さようなら
あいしてる
同 ....
夢、ゆめ、夢って、
あおりたてないで
将来、なにになるかなんて
考えれば考えるほど
わからなくなる
なんとなく
先の世界は
あまりよいこともなさそう
授業はいつだって
けだるくて ....
君は いつも僕と一緒にベッドに潜り込んだ
強く抱きしめてくれて 優しく口付けをしてくれた
明け方にはベッドから落とされてしまうけど それも含めて 僕には至福の夜だったんだ
僕は君の恋人なんだって ....
ふしぎ せかい まるた
テトロドキシン 末広がり
布製品 そばぼうろ
くま きいろ あしたのあめ
そこのドア NHK ポーチドエッグ
さかなしゃん
くつした うみにとび ....
7を三つ腕に抱えて旅に出る
こんな良い旅立ちの日はない
この上の人も
この下の人も
7を三つ抱えている
トリプルセブンのラッキーセブン
トリプルセブンのラッキーセブン
語呂が ....
どうしてぼくを叱らないのと
大人の人に聞いてみたら
君はとてもいい子だから
叱ることなんかないさと
誰もが言っていた
ぼくは知っている
本当は叱らないんじゃなくて
叱れないことを
....
”初心、忘れるべからず!”で、久しぶりにこんなのを書いてみました。見崎 光ぶしをご賞味あれ(笑)
一人、夜空を見上げています。
一つ一つ星を数えては、
あなた探しに没頭しています。
「ねぇ ....
右で
左で
そもそも左右がわからないアタシは
どちらを右とするのか
どちらを左とするのか
どこからが
どこからを
どこまでを
ねぇどこでわけたら ....
ふみこえて 風の
崖から おちる
すべての言葉を いちいち
辞書でひき 升目に埋めて
水をかけていた あのころ
諦めなくちゃだめなのかな
ただ ここで働きたいっていう思いだけじゃだめなのかな
気持ちだけじゃどおにもならないのかな
諦めたくないよ
きっと 諦めたら後悔しちゃう
た ....
君がくるくる回す
星のオルゴール
星座が今日も輝いて
明日は晴れだと告げている
僕がくるくる回す
星のオルゴール
星座が今日も輝いて
今は夏だと告げている
君がくるくる回す
....
菜の花カフェでは アゲハチョウ
静かにjazzを聞きながら
アイスティーに 舌づつみ
木陰の下では テングチョウ
木の幹 張り付き
かくれんぼ
風を拾った モンシロチョウ
お化粧 ....
心はいまも、ガラス細工のスペースコロニー
遠く 遠くへ
数多を駆け抜けて通り過ぎると
夢を掴もうとした両手は
さり気なく
空を見つめた
ふと
呼吸には温度があった ....
私の周りには常に人が集りて
私の至らなさを補ってくれる
人の体には
口が一つあり
目が二つあり
耳が二つある
一つ話をする前に
二つ、相手をよく見て
二つ ....
ひとの名前は
幸福しか待っていないような
そんなものばかりだ
ニュースの犯罪者や
事件の被害者のそれは
いつもそんなことを語りかけてくる
無用のちいさき者どもよ ....
水はグラスに包まれ
グラスは両手に包まれ
あなたを包むのは誰ですか
水が包むのは、何
泣いているのは
瞳だけ幼い老人
その掌に
日溜まりのような優しいぬくみ
その額にま新しい水を注 ....
この夜に砂糖とミルク少々を入れて
掻き混ぜて飲み干すんだ
――君 何処へ行きたいか云ってくれ給え
ラズベリィの憂愁に
しなやかさの極みの鋭さを閃かせ
僕らを駆動する
僕らが駆動する
{ル ....
「腹が減っては女も犯せん」
と
三度三度の食事が何よりも大切な
実験艦シュレスヴィヒ・ホルスタインではこの度
今次航海の慢性的(万世にあらず)生鮮食料品の不足を解消するため
クランケ艦長のポ ....
何度か、何回か。
恋唄を唄おうと。
しましたが。
無理でした。
今日は、七夕。
もしも願いが叶うなら。
恋唄をもう一度。
唄える事を願います。
今日、もしも。
お二人に永遠が ....
寂しくなると、頭に浮かぶのはいつも君の顔。
逢いたくて、逢いたくて、逢いたくて。
そんなに君が優しくするから、どんどん弱い女の子になっちゃうよ・・・。
大好きだから、逢えないだけ ....
三半規管が爪弾かれる
静寂の
そっと指先が触れない
おだやかな震えない
涙と休符
はれぼったい目とゆうひ
またしばらく
涙は出ない
しんぞう
はい
い
ちょう
なみ ....
4604 4605 4606 4607 4608 4609 4610 4611 4612 4613 4614 4615 4616 4617 4618 4619 4620 4621 4622 4623 4624 4625 4626 4627 4628 4629 4630 4631 4632 4633 4634 4635 4636 4637 4638 4639 4640 4641 4642 4643 4644
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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