星を被ってみたいんだ

空の全てと夢の中へ

ヒステリック・モードを捨てて

君の全てと夢の中へ

小さな鼻を一つ鳴らし

僕の目の前クルッとターン

吟うリズムに君の耳 ....
そこに風があった
葉を揺らし
湖を渡っていた
やがて街へ
そして自分へ

そこに風があった
花に触れて
川を横切った
やがて海へ
そして彼方へ

一瞬の風は
また一瞬の風へと ....
楽しみも
悲しみも
自分の体で
起こっているもの

いつも恥ずかしがり屋の
雨の中を立っている
心を痛め
苦痛に耐えている

心の滴が落ちた
夢は流れた
世界の人々が幸せで
 ....
あなたが
私の本棚の
背表紙をそっと
撫でる

私が
親しんだ本たちが
小さく
揺れているのがわかる

ああ
それは
古本屋でね

そっちは
お風呂で濡れちゃって

 ....
今、きみ
東京都渋谷区
スクランブル交差点と呼ばれる
モノクロボードで
にゃー、と一声
叫んだと同時に
爆走を開始
早く早く
風より早く
器用に人の群れを避ける
そこら辺で一番の
 ....
いまさら環境問題なんて騒いだってだめさ
ってあなたは言うけれど
私はそうは思わないな

今すぐに効果を期待できないからって
そんな悲しいこと言わない
今の私たちの行動はすべて
未来の私た ....
カルピスソーダの海
泡を吐きながら
魚たちは行く

どこまでも
遠く
地平線も、宇宙も
飛び越えていく

糸電話の関係
切れたら
もう、それっきり
地球と君を繋ぐ
サテライト ....
夜の仕事から帰ってきた女
シャワーを浴び終え
冷えた部屋のなかで
自分の体を大きな鏡に映し出す
年と酒のせいか
下腹部を見てうなだれ
大きなため息をつきながら
寝巻きに着替えた

そ ....
自転車を漕ぐたび空を仰ぐ癖がついて一年
深刻に物事を考える振りをはじめて八年
うたわれた星の残像を
閉じた目で反芻する日々が
二千日に少し足りない位
続いて今日に至るわけだから
この身体に ....
 
酷く懐かしいおとの方向に
ゆっくりと重たい足を運ぶと
静かに瞼をとじた
まだらな少女が蜘蛛を数えていました
 
ここは危ないよ、
逃げないとそのいやらしい銀糸に絡めとられて
ぱくっ ....
君は嘘つきだよ
「私より良い人なんてすぐ見つかるよ」
なんて言っちゃってさ

君は本当におっちょこちょいだし
すぐに拗ねて頬膨らませるし
子供みたいにお菓子ばっか食べながら
大人 ....
火をつけた
裸ではないから あなたは
時の中へ流れて行く 

服の重みに
囚われてやしないかなって

灯籠から 灯りをこする爪の音
ぼんやりとあふれてるぬくみに
口をつけて すすって ....
徹夜もふつかめになると

おたがいの役割も

はっきりとしてくるものだ

台風でゴルフコンペがなくなったことを

ほんとうにラッキーなことだった

などとみんなで励ましあいながら
 ....
 自我像を絵にして生きている
 ゴッホの生まれたオランダ南部のズンデルトで豊かな自然に囲まれて
 元々風景画を専門として描いていたが
 信頼していた精神科医の女性が死んでから
 精神医学を勉強 ....
ゴール線上の彼女は
くるくると回って
派手な音を立てて無様に転ぶ
すぐに起き上がろうとしない彼女を見て
手を差し伸べるけれど
その手を素直に受け入れない彼女は
ゴール線上の

十歩進ん ....
きみの居ない俺なんか
減塩醤油だ
味気ないので取りすぎる
身体壊してさようなら
出し巻きはそのまま食べたほうがいい
でも俺はきみのほうがいい

卵白を棘が立つまであわ立てて
恋するメレ ....
の中で、
けたたましく太陽の
鳴る
音で、水は光で、
どこまで行ったって空で、
光で、


カンカンカンカン


の中で、
どこまでいったって水で、
吹き荒ぶ光
帆は
な ....
白鷺の羽音の通り過ぎるその、揺らぎ
一面の青葉、その遠くで駆ける声、という声
ここにきて姉は心から、静かに千切れてしまった
さあ行こう、にも飛ぶための脚は足りず
退こうにも継ぎ足す、言葉も無く ....
星の涙が、たまに零れ落ちてる。

誰にも気付かれないように。

出来るだけ静かに。

そっと、

すーっと。


もしも、その{ルビ一滴=ひとしずく}を見付けられたら。

星 ....
それはそれは
沢山の雨でした
 
 
 
 
降っては止み
降っては止み
忙しなく
 
 
時に
神様の道具として
人に嫌われ
行き場を無くし
 
 
時に
優しく ....
アナタの隣

いつもより少なめの安定剤

だけどなんだかフワフワしてて

気持ちよく

とても気持ちよく

眠りに入る事が出来るのアタシ


ぼーっとしながらお話 ....
彼女が指を絡ませる

僕の指に絡ませる

くるくると表情を変えながら

楽しそうに話をしている


行きつけのバーに彼女を連れて行くと

マスターが僕に言う

随分可愛い子つ ....
テーブルの向こう側で

少し緊張気味に彼が笑う

あんなに長い時間を

過ごしてきた彼は

いつの間にか手の届かない存在になっていた

街角や

喫茶店に置かれたフライヤーで
 ....
取り繕った外皮を剥がすと
残るのは絶望かや不安かや
なまなましき肉はつぶさに伝えよう
明日はどの仮面を被るかや
掃き溜めの中で考えゆく
戯言かくありけり
 
ざわざわと
海がなく
深い碧を
潜った先は
真っ暗で
見失ったきみのこと
もう
探せない
 
それでも
なくのだ
欠けている
欠けている
奥底から
誰かが叫ぶ
さす ....
私の中の空が、
ひっそりと雲に寄り添って
涙を流している
 
綺麗な星を散りばめたのに
黒いシミはみるみる広がって
(私は何になる)
 
 
あっけなく夜になって
小鳥のさえずりは ....
耳に雨音
瞳に滴
触れるたび
肌はやわくなってゆく
身じろぎもしないで
硝子一枚に隔てられて
雨に囚われているのだろう

雨を除ける力など
もってはいないから
ここでじっとしている ....
散歩して

野原で見つけたんだ

何か丸くて四角で三角で

何ともいえない奴


君ととも

一緒に生活して

何か嬉しく昨日と今日も

毎日が楽しくて


 ....
畳一枚に張り付いた背中
切れかけの電気が最後の瞬き
嗚呼…お前と心中しようか
死ぬ時は誰でも独りだって
そうは言っても寂しいんだよ

大きな揺れを期待してみるも
窓ガラスは微動だにし ....
境界に ぬぎすてた 皮膚と肉を
まいあさ まとう直前 わたしの
あばら骨のすきまに 火を
ともして くれているのは
誰だろう
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ブロッコリー...207/7/16 11:06
そこに風があったぽえむ君10*07/7/16 11:04
戦争放棄ペポパンプ7*07/7/16 10:20
背表紙uminek...10*07/7/16 9:35
同じ空倉持 雛907/7/16 8:56
未来から将来へ相良ゆう107/7/16 8:29
サテライトアラモード507/7/16 8:07
都影女hiro0*07/7/16 7:51
紫、青、グレー、そしてひかりももんが307/7/16 7:50
くもゆるこ6*07/7/16 6:52
嘘 一つ雨宮優希3*07/7/16 5:52
Red砂木12*07/7/16 5:22
徹夜ふつかめ吉岡ペペロ207/7/16 4:57
自我像円谷一5*07/7/16 4:03
創書日和「星」[group]虹村 凌3*07/7/16 3:29
きみアマル・シャ...107/7/16 2:12
落下母石田 圭太2007/7/16 1:59
今も遠くの風が吹いている霜天607/7/16 1:57
創書日和「星涙。」[group]狠志307/7/16 1:27
雨と言う名の物語青井 茜4*07/7/16 1:24
アタシの布団1*07/7/16 1:21
意気地なしyoshi207/7/16 0:43
再会107/7/16 0:31
或る道化師の戯言kuria2*07/7/16 0:29
鳴海葉流音107/7/16 0:05
雨のち自分次第杏子207/7/15 23:51
紅い魚LEO34*07/7/15 23:47
落ちていた幸福生田 稔6*07/7/15 23:45
唯浮3*07/7/15 23:44
そろもん(出勤の話)みつべえ507/7/15 23:29

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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