匂いがしたんだ。

懐かしく、

優しく、

淋しい。

あなたの匂い。

探さない。

見付けない。

惑わない。

大丈夫。

もう、しない。

雨が過ぎ去 ....
フレッツ光に入ったから
確かに長澤まさみは
俺を大好きであるはずだった

来ないラブレター
ドラマ忙しいのか
そういえば月9は何故か
俺は恋人役じゃなかったな
と言ってたら虚しくなった ....
ある旅人は言いました
世界の果ては海だったと

もう一人の旅人は言いました
世界の果てにはただただ高い
山があったと

私は彼らに言いました
世界の果てには
一人の少女がいたと

 ....
ミネラルウォーターをのんだら

心臓に沁みていくかんじがした

血まみれの心臓が

洗われるかんじがした
湯船の上にぽちゃんと咲いた彼岸花
天井から落ちる水滴が
少しでも、少しでも
薄めようとして

私はまた一つぽちゃんと
花を咲かせます

ぽちゃん
ぽちゃん

少し ....
遠藤のゴールのあたりから
ひょっとしたら今日は
気持ちよく酔えたんじゃないかな
そんな気になってきたのだけれど

ハーフタイムの間に
近くのコンビニに行こうか
迷っているうちに試合は動く ....
そのときはいつもからだごと液になる
ホルモンとかいう見えないつぶつぶがいっぱい溶けてて
また抵抗できずにやられちゃったんだ

力ない屍はやけにしなやかで、きもちわるいのにきもちいい
ゆっくり ....
脳内の外側は火薬の爆弾倉庫だ
既に硬直している温度が変わらない状態で
立て掛けられた縦×られた脳内の
○×△□は自民党が破棄した新しい前頭葉の世界
立て
×られた縦の/血がドクドクと流れた手 ....
猫パンチおいしゅうございました
カンガルーキックすこぶる上品な角度で入りました
内臓お痛めになりませんでしたか?

ああ、おいたわしゅうございますね

花火、口の中 ....
大気中に漂うチリが埃が

水中に潜むバクテリアに

恋をした

月夜に泣いていたわたしは

雨を降らせ

あなたたちをひとつにする

そうして世界がひとつになるのを

とお ....
オートクチュール
私ぴったりに、しつらえた愛を下さいますか?

遠き月が啼く夜に
迷子のままでキスをする
盲目のロストヘヴン

でも独りよがりではいけないね
一人で恋は出来ないね

 ....
「フラノ」というレストランで
イタリア料理を食べてから
私は回想バスに乗り
帰るべき家をさがす旅に出た

バスが「いのちの相談センター前」を通過するとき
入口に行列ができているのが見える
 ....
 
 
あなたが教えてくれたうたを
繰り返し うたい続ける
 
なげだした足にまとわりつく憂鬱は
綿菓子の最期みたいにねっとりして
組み敷かれたうたは
少し雑音が入っていた
 
無 ....
初めてラムネを飲んだのは
確か5歳のときだった

ママとパパに連れて行ってもらった
近所の夏祭り

小さなベンチに腰掛けて

ガラス玉を落としてくれたのは
パパだった

ビンに口 ....
ここ数日止まない雨

雨が止んだらあなたに逢いに行こうって

あなたの側でずっと笑っていようって決めているのに

まるであなたとの間を阻むように雨は降りやまない


最後に逢ったとき ....
汚れた雨が蹂躙する街角で
傷をかばいあうために手を繋ぐ
傘を持たない日だけ、どうしようもなく
君の手があたたかくて
切れた指先が痛みを増した

僕の手は
どんな温度で君に ....
ここは
ボクたちが二人きりで来た
初めての海岸

展望台
風が強かった
でも 繋いだ手
互いに脈を数えながら
温かいものが 二人の距離を近づけた

コートの季節に春のにおいが漂って ....
抱き締めて
抱きかえす


口づけを交わして
手を繋ぐ


肩を寄せ合い
眠りに就く




言葉はいらない

だけど

言葉が欲しい
ぺらりきゅる ぽと

めぴゃち こぬぷ
ぴょつぴひ ぺさぱけ

ぱちぱぐききり

そうだね
お前の言うとおりだよ

こんなに長く生きると
後は腹が減るだけで

一心に朝焼けの ....
先生、わたし怒ってた
だってね、やったことが酷すぎる
あれはどう見たって 虐待よ

だけど、先生、どうしてこんな早く死んじゃったの?

わたしはもう、あのころの先生の歳になりました
こん ....
宇宙が終わる音がすき

はじけるような 一口で終わるような

そんな食事をした気分さ

マグカップにとけた温い牛乳が 溶解度ぎりぎりで

僕のわがまま隠すように 砂糖をかばった

 ....
(天井にはたくさんの実がなって、今にも落ちるような気がする)

犬と抱合しましたの。 痩せた短毛の犬です。
私は十六日前に生まれた女。唖です。
この骨の肉は、絡み合ってようよう見えそう ....
知らず知らずに
泥んこのついた靴下
少し私に、似てるかな
 
ぽしゃり、ぽしゃり
洗濯をしたところで
何百倍にもしたあなたの瞳には
映ってしまう私を
赦して
 
 
ぽしゃり、ぽ ....
いま 俺が自殺しても
臨時速報で流れへんから
まだ やめておくわ


いま 俺が自殺しても
株価に影響あらへんから
まだ やめておくわ


いま 俺が自殺しても
国葬にならへ ....
夜が放つ神聖さを模倣しただけの
薄っぺらな言葉に、
どうしてこんなにも
心を掻き乱されて、しまうのだろう


持て余している
誰かの足になりたい思い、と
震えてそっぽを向く頑な ....
 
星を被ってみたいんだ

空の全てと夢の中へ

ヒステリック・モードを捨てて

君の全てと夢の中へ

小さな鼻を一つ鳴らし

僕の目の前クルッとターン

吟うリズムに君の耳 ....
そこに風があった
葉を揺らし
湖を渡っていた
やがて街へ
そして自分へ

そこに風があった
花に触れて
川を横切った
やがて海へ
そして彼方へ

一瞬の風は
また一瞬の風へと ....
楽しみも
悲しみも
自分の体で
起こっているもの

いつも恥ずかしがり屋の
雨の中を立っている
心を痛め
苦痛に耐えている

心の滴が落ちた
夢は流れた
世界の人々が幸せで
 ....
あなたが
私の本棚の
背表紙をそっと
撫でる

私が
親しんだ本たちが
小さく
揺れているのがわかる

ああ
それは
古本屋でね

そっちは
お風呂で濡れちゃって

 ....
今、きみ
東京都渋谷区
スクランブル交差点と呼ばれる
モノクロボードで
にゃー、と一声
叫んだと同時に
爆走を開始
早く早く
風より早く
器用に人の群れを避ける
そこら辺で一番の
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
香る空気。狠志607/7/17 0:49
長澤まさみゆうさく4*07/7/17 0:46
腹に棲む、世界の果てなかがわひろ...3*07/7/17 0:40
ミネラルウォーター1*07/7/17 0:27
Flowerなかがわひろ...2*07/7/17 0:25
ガチャピンと休肝日松本 卓也207/7/16 23:59
ぐるぐるのときうたかたら107/7/16 23:46
立て掛けられた縦×られた狩心2*07/7/16 23:45
先日はヨルノテガム3*07/7/16 23:39
恋の雨れんげ307/7/16 23:34
オートクチュールの愛朽木 裕5*07/7/16 23:19
回想バス小川 葉6*07/7/16 23:16
さみしいよるは[group]ゆるこ7*07/7/16 22:55
らむねまりも10*07/7/16 22:36
雨が止んだらajisai9*07/7/16 22:29
雨やみを待っている、僕らRin K37*07/7/16 21:51
悲しい終幕つちやしほ107/7/16 20:08
秋桜9*07/7/16 19:50
会話ロカニクス307/7/16 19:32
一つの区切り池中茉莉花3*07/7/16 19:12
宇宙の予感ミコ307/7/16 15:49
トロツキーの口唇、眩惑。ミゼット8*07/7/16 14:43
カタルシス杏子007/7/16 13:32
臨時速報北大路京介6*07/7/16 12:18
神経痛。うわの空。6*07/7/16 11:35
ブロッコリー...207/7/16 11:06
そこに風があったぽえむ君10*07/7/16 11:04
戦争放棄ペポパンプ7*07/7/16 10:20
背表紙uminek...10*07/7/16 9:35
同じ空倉持 雛907/7/16 8:56

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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