誰もいない体育館でシュートを決める
飽きる事はないだろう
バスケットゴールを見れば今でも疼くのだから


広い無音の空間はその音を生むためのもの
広い無機質な空間はその軌道を妨げないための ....
    庭土が連日の梅雨で 満足げに
         雑草まで育てている
   庭木も梅雨の晴れ間で 満足げに
      みどりの息を弾ませている
       そして 生垣の隙間には
 ....
兄弟達が助けを呼んでいる
僕は駆け出す
金持ちのようなダンスを踊る
止めて欲しい
この街でいつも孤独なアゲハチョウは風を浴びて天使を待つ僕の懐にいつも突然に
飛び込んでくるような錯覚 ....
夜の列車に乗り
窓に頬を近づけて
ガラスの列車に乗っていく
列車の中と同じ人たちが夜の闇に透けて
線路のない道をすべるように

窓に身を寄せて
車体に体を溶かしながら
闇に透ける切符を ....
パンのあいだに
イロニーを はさんで
たべない べっとり
エロスを ぬったくって
ことごとく すてる 
七月の空

この空虚

大人しい光

さすらう駅前の

若者たち

その群れ

爆発や地震

どこかで

バイブレーション


愛を重ねて

豆腐屋のラッパ鳴 ....
なにも伝えられない
こんな夜は

静かにあなたの詩でも読んでいよう

なにも言えない
こんな夜は

静かにあなたの歌声でも聴いていよう


今夜だけは

あなた
ひとりでい ....
そこは新宿の雑居ビルが立ち並ぶ一角の
地下にある場末のバーだった
薄汚れた階段を下りていった記憶はあるが
すでにかなり酔っていたので
なぜこんな場所で飲んでいるのかわからなかった


そ ....
嗚呼もう疲れたのです。
身も心も他人も全てが
秘密は最初は楽しいけれど皆に言えないことが哀しいのです。
終われ、終われと叫ぶ
心も身体も他人も全てが
前に進むにはこの恋を壊すしかないのです。 ....
向日葵は上を向いてなにやら
太陽とお話をしているようだ

太陽さん、
私と一日だけ交代しませんか
お疲れでしょうし

太陽は答えた
そうですね
一日くらいお言葉に甘えて
休ませても ....
荷物を取り上げられ
 髪を切られ
 消毒され
 写真を撮られ
 左腕に囚人番号を刺青されて
 工場・鉄工所・炭坑で働かされて
 木で作られた三段ベッドに
 マットレスの代わりに
  ....
まあるい泡を
ぷくりと吐いて
そっと寝床を抜け出す
水の流れは
暗いぶん少し冷たい
おびれとむなびれ
ぷるぷる舞わし
水草の間から
夜の空を見上げた

真昼の水面を
きらきら照ら ....
溶かし込んだ小さな粒が、

とろりとろりと口の中。

十勝、らしい、

飲む用ヨーグルト。

1000ml。
 高校入学前の4月
 一足先に入学する高校に見学に来た
 まだ雪が残っている
 桜はまだ咲いていない
 グラウンドの横を通るサイクリングロードを
 蕾を付けた桜の木々が覆い被さっている
  ....
玄関のチャイムが鳴ったので
仕方なく立ち上がろうとしたら
背中の上に
重たい鳥が
止まっていた

「どいてくれますか?」
黄色の羽根を
ぱたり、と閉じて
ずん、と居座る
「私は止ま ....
             2007/07/17


月曜日の午前中
頭がふらふらして
夏風邪かとも思ったが
新潟県中越沖でM6.8
気象庁発表で地震と知る

訳の分からない時間が過ぎ ....
花が
さいて
ゆれています
いつもの
野原
いままで
しらなかった
花が
さいて
ゆれています
胸騒ぎがするので
メリークリスマスと
小さな声でつぶやいてみた

すると
それが合図だったかのように
リンゴが枝から落ちる

落ちたら
すぐに
腐ってしまう
それはいつものこと
 ....
匂やかにすみれ花咲く
白い星を押し{ルビ抱=いだ}き
夜の{ルビ水面=みなも} さざめきだち
{ルビ朱=あけ}にめくれてゆくまで
窓の外眼下に見下ろす名古屋の街は
遠く遠くきらきらと明りを燈し
瞬いては揺れ闇夜に煌々と浮かび上がり

そのひとつひとつの灯に想いを馳せるとき
忘れていた瞬間がふと思い浮かぶのです  ....
スローガンその1
コンビニエンスであることこそが最大の美徳である

きみはサブリミナルファックなテレビジョンを爆破して
イマジネーションで洗脳するニュータイプ
Bボタン押しっぱなしで加速する ....
鉄は錆びていた
光沢は外に発しない
錆びきっていた

鉄は昔を思い出した
あの銀色に輝いていた自分を
当然だと信じていた
今はぼろぼろな茶色の体が
悲しかった
雨に濡れて
少しずつ ....
1 + 1 = I Love You

2 - 1 = I Miss You
《人たらん》


人たらん人になりたいと 男は思いました

道程などと つぶやきながら



人がたらん人がたらんと 別の男がいいました

道には人が あふれかえっているの ....
―夏至は、もう過ぎています

とか
じつは過ぎきっていた太陽の光、みたいな
ぽかりと口を開けるしかないような
きもち

かげろうが立ち昇るはやさで
泣き顔をつくるひとたちを
遠く道の ....
死んだ魚のような
目をして
生きるエヴリデイ

 

舌が干からび
あう あう ああ
猫が絡まり
にゃあ にゃあ にゃあ

 

ほれ、
おまえの好物ぞ
喰え 喰え
目 ....
?.

七百七十六番目の天使が
翼をなくした
俺は 黙っていた
言葉は全て 汚れているから
俺は 黙っていた
あと十秒



?.

六百六十五番目の悪魔 ....
過去という物語りを消して。

未来という作り話を消して。

今、そうこの瞬間。

何が出来る。

僕は、

何も出来なかった。
「僕の知らないところで音が生まれ、消えてゆく、それが悲しくて」
水がしょんぼりと肩を落とす

喫茶店の2階テラスで
心臓の鼓動みたいに
雨粒が弾ける
音が聞こえない
窓のむこうのことだか ....
僕はゆくだろう
鍾乳石の先で抗う
水滴の
夜のために

待つものも
さだかではない
暗闇のもっと底
染みこむ
朝のために

屈折がつくる道
灯台が照らす
霧の先に

ゆく ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
作曲:シューター太陽の獣007/7/17 21:42
ひととき信天翁907/7/17 21:33
僕は目を覚ます時にリズムをライムに乗せる日の龍だ那津6*07/7/17 21:22
夜行列車暗闇れもん107/7/17 21:18
そろもん(食事の話)みつべえ107/7/17 21:07
この世のすべてに吉岡ペペロ107/7/17 20:50
こんな夜は乱太郎24*07/7/17 20:30
甘く危険な香り(妖精篇)渡 ひろこ4*07/7/17 20:16
壊してと泣く黒沢華虚007/7/17 20:14
太陽と向日葵hiro6*07/7/17 19:49
アウシュビッツの惨劇円谷一2*07/7/17 19:43
碧い魚LEO30*07/7/17 19:27
いちごブロッコリー...0*07/7/17 18:51
高校にて円谷一3*07/7/17 18:50
ペズゥ小原あき32*07/7/17 17:06
耐震性改善あおば7*07/7/17 16:22
知らなかった花花平すり807/7/17 15:05
モンスター大覚アキラ1807/7/17 15:00
夜明け[group]石瀬琳々12*07/7/17 14:24
追憶の夜景あずみの407/7/17 14:05
プラスティック大覚アキラ107/7/17 14:04
錆びた鉄ぽえむ君11*07/7/17 13:11
1+1北大路京介33*07/7/17 12:53
人たらん[group]るるりら9*07/7/17 12:37
七月十七日水町綜助1207/7/17 11:08
生き地獄アラモード207/7/17 8:13
祈り水在らあらあ2707/7/17 6:58
必要なモノ。狠志307/7/17 2:59
ピカロ(水のこと・その2)一般詩人-2*07/7/17 2:44
疾中(微熱)たりぽん(大...1007/7/17 1:38

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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