みんなおんなじ
そのへんにあふれる ぎじきゅびずむ
へいめんなせかい
ありきたりなものよ

うすっぺらなでんしのなかを
はだかひとつでさまよって
わたしはここよとさけびながら
だれかが ....
夜の咎落ちて電子の月、
自意識過剰くゆるよ。
只々妄想の中の姫に口付けを。

「アイシテイルノデス」
姫は歌いました。
夏は終わっているのに僕はまだ熱に浮かされている。
(この世 ....

から病んで臥せっていたはずの姉さんが這い出てきた
北の海はすっごく寒かったんだから
カラカラと寂しい音が喉からして
手で青を掴んできたわあんた青が好きだったでしょう
ショウの途中で姉さん ....
かなしかった

あれはヘヴンリーブルー
それがみんな
雑草と一緒に除草剤を撒かれて
枯れさせられてしまった

あれは
実家の入り口に夏
何百と咲いていた青空
そのこぼれおちた子孫た ....
幼稚園児だった頃に
頭を冷やして来いと言われて
アパートから追い出された
夜の螺旋階段
切れそうもない重い光の蛍光灯
ガンプラがあったら何も怖くはなかった

アディオス

苦労自慢に ....
一口舐めては
チュッパチャップスを交換して
また舐めては交換する
終わらないチュッパチャップス味の間接キス
交わされないキス

解けて行くチュッパチャップス
小さくなって
内出血の赤黒い斑紋の雲が月を
夜空の剥がれかけた爪にする

夏の海、と
あなたが決めつけたとき
波は季節を、海は名前を失い
水はただ塩辛く

  傷だけが夜空にあるなら嫌いだ
  黒 ....
波の音に耳を潜め
ふたり
貝殻の奥に

 

響く

 

声を
懐かしみ
涙ぐむ

 

さよなら
波の花
消えゆく白
さら さら さらり

 

手を ....
ただ、塗り潰したら、
真っ黒になるから
僕は世界を彩る。

ただ、形を創ったら、
詰まらないから
僕は世界に求める。

光り輝く金、とか、
鈍く光る銀、とか、
清々しい蒼、とか、
 ....
車椅子に座る 
小さいお婆ちゃんを 
前から抱きかかえる  

少し曲がった 
「 人 」という字そのものに 
なれた気がする 

ごめんなさい、ごめんなさい 
と繰り返すので
な ....
欠落していく魂の中で
必死に描く記憶と
不安定な陽射し

歪む蜃気楼
細めた瞳の先で
薄く細い奇跡の糸を手繰り
編み込んでいく明日

儚い音色は
ステンドグラスを彩る様に
優しく ....
「別れませう」とペリカンは言った
「別れてほしいの」
ペリカンは左を向き、片目で私を凝視する
潤んだ黒目が、一瞬灰色に濁る
写真を撮ったのだ
下のくちばしの袋が震へる
袋の中は、たっぷりの ....
ただあるいて行け
ゆっくりと
ていねいに

一歩あるけば一歩進む
そうして世界は動きはじめる
私を好きに
なる人がいる
私を嫌う人が
いる

私を憎む人がいる
私を喜ぶ人がいる
来るものは拒まず
去るものは追わず

自分を見失わないで
皆を信じて
全ては良い方向へ向かう ....
小さな小さなつぼみがついたよ
もうすぐひらく海の花だよ

閉じてたつぼみがやっと開くよ
夜露に濡れたひみつの花だよ

小さな花が沢山咲いたよ
群れて咲いてる小さなかけらよ

春に咲い ....
頭のずっとてっぺんから
かなたまでつつみこむようにはられた
透明なフィルムの外側を
音もなく星々がすべりおちてゆく
そのすきまに
かすかな灯りがひとつ
はらばいになって停泊している
砂浜 ....
生きるのに、覚悟なんて要らないわ。


ただ、真赤な口紅が一本あれば、それで充分。
手のなかに
ことばを握ることがあったね

あるはずもない質量に
身を任せてしまうことが
あったよね


どんなこころ模様にも
ときは流れてゆくものだから
いつか
わた ....
ふにって簡単に
潰されるような詩を書いてごめん
強い意志なんてなかなかこいつは難しい(苦笑)

駄々っ子だらけのわんまんしょー
みんなふにってな
潰されてしまったって
好きな詩を書いて ....
真っ赤に染まつておりますの


 
お気をつけくださいませ
わたくし、毒が御座います

 
毒が抜ければお饅頭にお遣えします

 
ですから饅頭花とも呼ばれますの
 
 ....
身体中の夏を零しながら、
どこまで君とあたしは行かれるだろうね、

理解と時間との途方もない距離を思うときプリティ・ヴェイカントは場違いなノイズでしかない。
イヤフォンを片方、君に

ほら ....
レールの大きな軋む音で
返信を待つようなメールを
読み残したまま
携帯を折りたたんだ



扉が開くと茹だる様な
暑い風が車内の入り口付近まで
入り込んできた
私はホームに降り立ち ....
来たる満ち潮 大合唱
灰に声 湖のほとり

賭ける鍵盤 白か黒か
鳴り止まぬ霧 無表情

この世はいつから
闇と呼ばれだしたの

すちにぴぷぷれ

ぺんぺらりさりろ
こっぽこふ ....
感覚が澄み渡ったオレオ
今この瞬間を描く為にオーディオ
私達は嵌め込まれたカーテンレールの
無花果
たましいだよ、流れゆく再コミュニケーションだよ、熱
三十九度七分の
息も出来ないまま 泳 ....
どんがらがっしゃん
どんどんしゃん
 
風にのまれて
ひゅるりらりー
 
 
神速目指して左に曲がる
時代歴代参勤交代
 
文明機器もここまでか
 
 
どんがらがっしゃん
 ....
止まってしまった時計は
錆びてしまったドアノブ
と同じ
 
回しても 回しても
動くことはなくて
 
いつまでもそこから
進むことができない
 
 
未来も過去も超越した
イマ ....

永遠に
閉じる日が来ても

耳は
絶対に閉じないでいて
わたしの声を
受け容れていて

肩越しに過ぎてゆく
景色の速さに
その
狂おしいほどの
純粋さでしがみついて

 ....
俺は驚くってことは滅多にないんだが
たまたま飛んできた紙切れを捕まえて、驚いた
読んでみると

{引用=

「驚愕」(批判詩の習作)

あはは、驚愕した
あんな、人生訓みたいな行わけ ....
沸騰するのはあっという間だから
そこで一度冷静になって
火を弱めるべきだ
スープが焦げ付かないように
野菜が煮崩れしないように
よくかき混ぜて

鍋蓋が生々しい汗をかき出して
私たちの ....
気付かないうちに
また季節が巡り
なにげない日常の色が
景色に映っていく


変わり行く景色
変われない自分
微かな秋の気配
いつもの帰り道


ふと拾い上げた落ち葉一 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あつみのないいきものItha007/7/19 1:03
うそものR007/7/19 0:44
0→1ふるる19*07/7/19 0:34
ヘヴンリーブルー蒼木りん307/7/18 23:56
アディオス、ストレンジャー虹村 凌2*07/7/18 23:39
チュッパチャップス1*07/7/18 23:27
夏の月、海に剥がれてたりぽん(大...9*07/7/18 23:24
波の花アラモード407/7/18 22:09
お絵かきコンクールブロッコリー...4*07/7/18 22:03
「 人 」 服部 剛18*07/7/18 21:50
余命1ヶ月の花嫁見崎 光2*07/7/18 21:31
「別れませう」とペリカンは言った三州生桑1107/7/18 21:10
_夢頭制作委員...007/7/18 21:03
ペポパンプ7*07/7/18 21:01
庭薺Itha1*07/7/18 20:56
僕たちは生まれながらに死んでゆくワタナベ8+07/7/18 20:24
教義三条107/7/18 19:43
重みを確かめては来なかった千波 一也14*07/7/18 19:29
ふにって潰された詩。流希-Яuk...107/7/18 19:03
彼岸花秋桜3*07/7/18 18:53
夏音日向夕美7*07/7/18 18:40
夕道hiro2*07/7/18 18:17
合唱ロカニクス1*07/7/18 16:38
科学の中にあるコウノトリの死体狩心2*07/7/18 16:21
じぇねれーしょんぎゃっぷ青井 茜007/7/18 16:19
時計3*07/7/18 14:01
pledge大覚アキラ12*07/7/18 13:57
驚愕サナギ2*07/7/18 13:42
オイシイ恋を作るコツイツリ007/7/18 13:14
秋の帰り道優飛10*07/7/18 12:28

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