ボケットに
愛をつめこんで
電車は走る

窓の外には
形を変えた愛が
こんなにも多く

ざぶざぶと
波に洗われ
そして
さらわれてゆく

あなたが
待っている
駅までつづ ....
真冬の朝の空気は氷の様に冷たい

まるで肌に突き刺さる様


そのまま本当に突き刺して、

私を殺してくれたら良いのに
また今日も、目が覚めてしまった・・・
私は眠る時、いつだって神様にお願いしているのに。

今度こそ私の呼吸を止めて下さい、って。



それなのに・・・それなのに・・・!!!


 ....
目が冴えて眠れない。
私は本当に人間なのだろうか。
時々本気で分からなくなる。

確かめる為に手首を切ってみた
・・・血が出てきた。

うん、私は未だ、人間みたいだ。

安堵した様な ....
君は
僕の知らない目をして
その光景を
眺めている
 
髪の毛の焼ける
独特な臭いのあとで
君はただ
真っ赤に見える空を
抱く
 
*
 
今はもう
塩分と水分に分かれ
 ....
             07/07/28


プライスプライス
プラスのコビト
プラスのヒトミに
価格を付けたら
すぐ売り切れた

プライスプライス
プラスのコイヌ
プラスのヒ ....
鳥籠の空洞
闇雲に掴む
扉の把手
開け放つ
昨日の私
不調和の貴方

贄として
供物として
間引きを隠し
明日も知らされず
泣く意味も語られず

盈月を括りて
捧げるのは
 ....
風船が
割れなくなって

空が
割れて

閃光星の隣まで
来てしまった
息の代わりに
靄を吸う

風船の中は
温かい未来で
階段も天井も
白く

湿ったものは
どこに ....
死んだ人々の霊が
自然の事物に宿るように
僕に忘れられたものたちは
自然の事物となるのかもしれない
僕が忘れてしまった
初めてプールに入ったときの記憶は
山道の苔となって
ひっそりと生き ....
人は炎のように形を変えて
そっと温め
時々燃やして
いつかは消えて

世界は炎のように形を変えて
そっと温め
時々燃やして
いつかは消えて

けれど炎は消え去らない
くすぶり続け ....
僕の生れつき茶色い髪に
指を絡ませるあなた
だけど僕は空回り

僕はいつでも空回り
昔はよく髪のことで男の子にからかわれた
いじわる言われて下を向き
またからかわれて空回り

今 ....
蝕まれる日のいろをぼんやりと眺めてた
次の宇宙がうまれるまで
ぼくらはここに立たなくちゃならなかった

一度でもきみがさみしいを言っていたら
ぼくだってその腕をつかんで  ....
目を閉じることと口を噤むことは似ている。
眠りに就くことと死ぬことは似ている。
さようならを言いながら終わっていく。
世界について考えるときに眩暈を起こす。
沈黙する、



沈黙する ....
線路にはひかり

ホームには

風鈴がなびいて

夏の音をたてている


春のような夏の幻視

影だけしずかに

夏をだまらせている


線路にはひかり

ホームに ....
殻の無い
カタツムリは言う

 

(差別するのは、
よくないぜ)

 

ただ、ソレがついてるか
ついてないかの
違いなんです

 

わかってるさ
塩に溶 ....
雲まで

水いろの、ね

ひかりは

記憶を、ね

風はたぶん

地球そのものだ、ね


やさしさがつよくなる

つよさがやさしくなる


雲まで

水いろの、 ....
 
安東{ルビ史継=ふみつぐ}(二十六歳)と
高柳ロワ(十六歳)は
バレエを通じて知り合った恋人同士
「ロミオとジュリエット」のように
悲しい物語は持たないけれど
「安東とロワ」と呼ばれて ....
 
生まれつきの
アウトオブオーダー
 
完成しない
 
僕という
アンドロイド
 
 

組み立てて
張り合わせ
 
何か
ひとつが
余るんです
 
 
 ....
     ある日、
     (傘を忘れてしまった

     朝焼けに焦れた視線が
     日影の後ろ姿を おいかけていった
     風光は二度と再び帰ってこなかった

 ....
目を閉じ
骨を確かめる
歯のかたち
牙のかたちを確かめる


地平線まで
指はのびる
ひらいた骨が
永さを失くした海を奏でる


あらゆる証書が
毛虫のようにうご ....
あたしは起きると夜になっていて、
サメザイはいつも、
「おはよう。」
とは言わず、
「こんばんは。」
と言う。
それは皮肉ではないのだけれど、
あたしには ....
必死で追いかけてくる夏に
ついに追いつかれてしまった
逃げ切れると思ったのに
逃げ切れなかった

見上げると空に大きな鳥が飛んでいた
まるでスタッカートのような声で
何かに叫び続けている ....
しゃぼん玉飛んだ

マンションの二階くらいまで飛んだ

マンションの二階くらいまで飛んで

壊れて消えた


も一度しゃぼん玉飛ばしてみた

今度はすぐに消えた

今度は ....
きれいな人になりたいと願った
お金や名誉や地位、そして人とのつながり
全ては必ずしも一線に並ぶものではないが
愚しくも僕はそれに順位をつけて遊んでみた
するとどうだろう、むなしさ、むなしさ、む ....
宗教が必要だ
宗教が必要だ

信じられるものが無いという君
一緒に勉強会に行かないかい
きっと新しい地平が見えるはず
素晴らしい未来がそこにあるはず

宗教が必要だ
宗 ....
明日世界が終わるならば
君と鴨川へ行こう

明日世界が終わるならば
君と更紗へ行こう

明日世界が終わるならば
君と美術館へ行こう

明日世界が終わるならば
君と ....
君に思いを伝えるトキがきた…

やっと僕は今まで心の奥にしまっていた君への思いを
君に伝えるコトができる。

本当は 言葉で言いたいケド…
それはできない
メールを送った…
返事は返っ ....
森羅万象の苦痛の叫び声が聞こえてくるよ
大変だ 誰か宇宙に助けに行かないといけない
万物とはかけ離れている世界 iPodの曲を聴きながら真っ青な空に浮かぶ染みのような宇宙をみて思う
でも叫び声が ....
君はいつも白いシャツ
風の中を泳いでる
魚みたいに
僕の心を泳いでる

そこに触れてはいけないよ
そういうところに触れていき
そこに触れてはいけないよ
そういうところに触れていっては
 ....
こんなにきれいな夜には きみと一緒にいたい

夜空をこえてきみのもとへ 飛んで行けたらいいのにな

叶わぬ空に ぼくは願うよ

きみの他にはもう何もいらないから
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
黄昏小川 葉607/7/28 18:40
真冬の棘ユキムラ207/7/28 18:31
神様ナンテ居ナイ。007/7/28 18:28
確認行為007/7/28 18:22
エピローグ山中 烏流5*07/7/28 17:22
プラスのコビトあおば1*07/7/28 16:43
子供2*07/7/28 16:36
風船ロカニクス10*07/7/28 16:01
忘れる葉leaf1707/7/28 15:40
炎のように夕日央5*07/7/28 14:06
絡ませて空回り楓川スピカ6*07/7/28 14:06
いつか世界の終わりでアオゾラ誤爆12*07/7/28 13:29
溶暗さいらと607/7/28 11:52
越後湯沢にて吉岡ペペロ307/7/28 10:44
エスカルゴ・パーク アラモード207/7/28 10:41
雲まで吉岡ペペロ107/7/28 10:40
安東とロワ楢山孝介4*07/7/28 10:18
未完成ゆうじん107/7/28 9:27
(零雨の予感)こしごえ9*07/7/28 9:27
ノート(火と自乗)[group]木立 悟707/7/28 9:22
「 とまどうペンギンどもよ今すぐ羽ばたきあたしに続け!。 」PULL.6*07/7/28 8:28
あいみーむとかへとぴあのの音楽プル式3*07/7/28 7:04
しゃぼん玉優飛8*07/7/28 6:42
「これがきみにわかるか」〜必読お願いします、読んでもらわない ...syou107/7/28 4:51
宗教が必要だ快晴2*07/7/28 4:24
■■■  明日世界が終わるならば  ■■■じゃんじゃっ...107/7/28 4:16
永遠に…。ばーびぃ007/7/28 4:12
宇宙の終わりの日に円谷一2*07/7/28 3:51
君はいつも白いシャツおるふぇ507/7/28 3:49
そらCALIL7*07/7/28 3:10

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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