貴方の呼吸が掠めるだけで
私の芯は熱を増す
もどかしい想いに
指先が悩ましげ
 
貴方が瞬きをする瞬間で
私の奥は影を作る
はやりだす想いに
唇が熟して
 
 
 
 ....
自然の中を吹き抜けてゆく風は
循環している
その中で生き物は同じ場所で
絶えず同じ命を繰り返す

街の中を通り抜けてゆく風は
まっすぐに流れている
その中で生活する人々は
絶えず便利さ ....
珈琲の味。

酎ハイの味。

煙草の味。

お昼の味。

僕の味。

失礼な味。

感じてしまう、

キスの味。

蜜の味。
もぉ あきらめよう…と僕は心に誓った
僕が今まで君にしてきたコトは何だったのだろう…

僕は1人でうかれて
ばかみたい。
今は君のどこを好きかさえ分からない…

僕の君への気持ちはもぉ変 ....
かな かな かな かな …



あれ?蜩が鳴いている
まだ七月なのに…

ああ、そうだね
彼らは晩夏だけの蝉ではないんだよ

ふうん、知らなかったな



かな かな か ....
いのちは
大観衆に埋められた
ステージの上で
歌いたがっている
鳴り止まない拍手を浴びたくて

いのちは
気を失うほど
ビールをとことん
飲みたがっている
みんなを笑わせ
喜ばし ....
そこは陥没した土地の底だった
ふしぎにあおぞらに囲まれ
馴れ馴れとSiraketa鳥のとぶ低地
新しいだけがとりえのその土地に
湧き出る雲は白くて尽きないのでおそろしい
すうすうすうすうゆく ....
赤いザーメンが射精した時に出た
病院に行ったほうがいいんじゃない? と君は言った
構わない と答えた だが少し不安になった
再び射精した時も赤い精子が出た
少しずつ世界が変わってきているのね  ....
 多い茂る木々に
 心地よい風
 私は今でも穏やかに生きています
 
 貴方の優しさは
 
 私を突き放すことでした

 本当に愛するということは

 一緒にいることではないと
 ....
皆。、他者の物語に毒されていて
自らの物語を所有しない。
皆。、他者の物語に符毒されていて
流す涙は他者のものである、皆。、他者の物語に毒注されていて
             所有している感 ....
−−ほら、この愛のカケラを放り投げて
−−君が構えるグローブまで


取り出して握りしめてみる
ジーンズのポケットに突っ込んだボール

さあ、始めよう、僕らのキャッチボールを
少し ....
思いを伝えられなくて
思いを伝えすぎて
無限階段を
一歩一歩のぼっていく糧にする

でもね


たったひとりで
恥をかくことはできるかい?
私は死んだので
私の体を抜け出した
いつか死んだらきっと飛べるだろうと思っていたから
私は飛んだ
町中を飛び回った

何人かの人と目が合った
けれど何も尋ねられなかった
飛ぶことができ ....
                07/07/29


地図の示すとおりでは
つまらないので崖下の道を行くと
ツキノワグマの親子にあったので
怖いので
知らない振りしてすれ違うとしたが
 ....
花園があり
その花園といえば
花園としては十全だが
花園以外の何にもなれない
なれるとしたら荒地ぐらいだが
豊富な栄養が土壌に染み渡っているし
絶えず花園に惹かれ
花や土に手を入 ....
 私は医者じゃないから あなたの病を治せません
 私は画家じゃないから あなたの笑顔を描けません
 私は芸人じゃないから あなたを笑わせられません
 私は詩人じゃないから 愛の言葉なんて贈れ ....
              07/07/28


夏の暑さが戻ってきたとお友達
そろそろ8月と参議院議員候補の先生が
太鼓を叩いて空を見る
暑すぎるくらい暑いと
年寄り連中は熱中症を恐れ ....
夏の真昼、それでも橋は
向こう岸へと道を渡していた
橋は境界を渡っていくという
意志の名前だ

それはいつも不器用な放物線で
あなたと わたしや
世界と そうでない世界と
あっちと こ ....
涼しき河原になびく草
佇み見上げて声かえる
たまや かじや と威勢が飛べば


ぽとりと落ちて線香花火
笑顔の子供がはしゃぐのよそに
おばば おじじ の憂い顔


隠れた月 ....
梅雨明けを待てずに
空は青に切り開かれて
ホウセンカの種が飛び散る

新しいサンダルが
小指を破って
滲んだ痛みは懐かしい夏

種の行方を見つめ
きみがいない、
そんなことをふと思 ....
猛禽がゆく
絞めつけるように羽ばたいて
海を捨て
空を切り分けた
陸に住めなかった
みずからのつばさこそが病

うしなった爪で
満ちるうつろを掴み
嗚、と
ひとこえを残して
猛禽 ....
高く留まっている小鳥は
降りて来ない

輝く羽を守りに入る
汚れた手で失うなら鳴く事は無い

誰が為に地球は回っていると感じる


私かも 僕かも あなたかも


そんな高くに ....
たにんのこころは
しりたがるのに

じぶんのこころは
みていなかった
ことに

きがついた
しゅんかん

まっしろにわれた
こころが
こういった

もう きらい

どう ....
新しいシャツを買いに行こう
一目惚れしてさ、僕を見てるやつ
一目惚れした君に見て欲しいんだ

重ね着が楽しい季節も終わり
上着をタンスにしまったら(クリーニングに出したら)
新しいシャ ....
寄せては返す
漣のような音色


碧く

深く

悲しいほどに透明なそれは


大気を満たし

僕の心にも滲み込んで


静かな

静かな夜を連れてくる
ボケットに
愛をつめこんで
電車は走る

窓の外には
形を変えた愛が
こんなにも多く

ざぶざぶと
波に洗われ
そして
さらわれてゆく

あなたが
待っている
駅までつづ ....
真冬の朝の空気は氷の様に冷たい

まるで肌に突き刺さる様


そのまま本当に突き刺して、

私を殺してくれたら良いのに
また今日も、目が覚めてしまった・・・
私は眠る時、いつだって神様にお願いしているのに。

今度こそ私の呼吸を止めて下さい、って。



それなのに・・・それなのに・・・!!!


 ....
目が冴えて眠れない。
私は本当に人間なのだろうか。
時々本気で分からなくなる。

確かめる為に手首を切ってみた
・・・血が出てきた。

うん、私は未だ、人間みたいだ。

安堵した様な ....
君は
僕の知らない目をして
その光景を
眺めている
 
髪の毛の焼ける
独特な臭いのあとで
君はただ
真っ赤に見える空を
抱く
 
*
 
今はもう
塩分と水分に分かれ
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
深夜、煩わしい光の果てに青井 茜5*07/7/29 13:49
循環する風ぽえむ君14*07/7/29 12:17
微糖。狠志107/7/29 11:42
The Endばーびぃ007/7/29 11:24
哀歌由希0*07/7/29 10:42
いのち乱太郎21*07/7/29 10:40
「ま」の字3*07/7/29 9:22
Red円谷一6*07/7/29 5:33
移り行く季節茉莉香207/7/29 4:21
目を閉じて、耳を澄ましてみる狩心2*07/7/29 3:38
■■■  キャッチボール  ■■■ じゃんじゃっ...007/7/29 3:22
相対・性悠詩5*07/7/29 1:29
空飛び死人なかがわひろ...5*07/7/29 1:01
崖下あおば3*07/7/29 0:48
花園ハンドル107/7/29 0:45
飢え[group]北大路京介6*07/7/29 0:06
コランダムあおば0*07/7/29 0:00
橋、ただの橋だけどたりぽん(大...11*07/7/28 23:24
花火供養ひげ爺@雲夢...2*07/7/28 22:59
ホウセンカ銀猫26*07/7/28 22:36
自戒の鳥月見里司707/7/28 21:54
誰もが優雅に木に絡まる酸素の枷3*07/7/28 20:39
ぼくのこころ乱太郎10*07/7/28 19:41
■■■  新しいシャツ ( no skill, no tec ...じゃんじゃっ...007/7/28 19:28
碧夜由希4*07/7/28 19:22
黄昏小川 葉607/7/28 18:40
真冬の棘ユキムラ207/7/28 18:31
神様ナンテ居ナイ。007/7/28 18:28
確認行為007/7/28 18:22
エピローグ山中 烏流5*07/7/28 17:22

Home 戻る 最新へ 次へ
4567 4568 4569 4570 4571 4572 4573 4574 4575 4576 4577 4578 4579 4580 4581 4582 4583 4584 4585 4586 4587 4588 4589 4590 4591 4592 4593 4594 4595 4596 4597 4598 4599 4600 4601 4602 4603 4604 4605 4606 4607 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.3sec.