旅先で出逢ったひとと 
うまい酒を飲んだ日は 
深夜にひとり戻ったホテル部屋で 
まっ赤な顔のまま 
はだかになりたい 

ベッドの上で 
パンツいっちょう 
はだけた浴衣 
へべれ ....
ミステリアスな彼女は
サジタリアスの墨を纏った
僕のマドンナ

言葉遊びではなく
めがねが曇っているのは
ラーメンを食べているから

ここに来るミュージシャンは
皆口パ ....
なぜ酒を飲むのか考えた

酒にはアルコールが入っていて、
アルコールは胃からも直接吸収されて血液に入り込み脳に達するとアルコールの薬理作用(ノーテンキな表現)で緊張をほぐしたりする。だから、開宴 ....
60億人に
60億種類の天国

乳と蜜ばかり流れていて
野菜も食べにゃーいけんぞな
と 言われてしまう
天国

酒がうまくて
ねーちゃんはきれいで
下戸やゲイの方々には
少々気の ....
自分を
きりきりと
ねじこまないと
どうにも
ポロリと
はずれてしまう
よのなかで

自分を
ぺったりと
平らにして
はさみこまないと
どうにもおさまらない
よのなかで

 ....
神秘的な存在だとか
存在の神秘
なんてものは
そこら辺中に
いぎたなくころがって
散らかっていて

あえて
これが 存在の神秘です
などと言われても
どうにも気分が出ない

意 ....
僕は壁にもたれ掛かる。

人にもたれ掛かったら、オモイだろうから。

僕にはどれだけもたれ掛かっても、倒れないよ。

裏切ったりもしないよ。


一人で壁にもたれ掛かって。

缶 ....
 情熱が冷めてる
 暑い夏に心は冷えている
 眠れぬ夜が続き
 じれったい想いが積みあがる
 それでも…

 時限爆弾を背負って夢見る
 その夢もうつつ
 時の流れに身をゆだね
 ....
ココハ月姫ガ丘。蒼白キ月光ノ溜場。
揺レル命ノ漣ト、小サキ命ノ宿命ノ囁ク。

弱虫ナ狼ハ月姫ヲ想フ。
湿ル土ノ感触ト、身ヲ包ム風ニ揺レル。

疾走ノ残影、三日月ノ傷跡、照ラシ出スハ月姫。
 ....
月のない暗い夜
目印にはシリウス
手を伸ばしたら
ねえ、誰か繋いでくれるかな


ひとりでね
生きていくんだって強がって
スカイライン 何処までだって行けるのに
水 ....
「おはよう」から 「おやすみ」まで
孤独に毎日似たようなことの繰り返し
上司に怒鳴られ 周りが静寂に包まれるまで残業
24時間の無限ループ
そのループもいつかは終わるわけですが
終焉の時に  ....
翌日、ひーちゃんは見事に風邪をひいてきた

教室に入ってきたときからはなをまっかにしてずるずるさせて
ずるずるさせながら席まで歩いてきて
わたしの隣の机に座ってもずるずるさせて
(ずるず ....
マウンドに立っている
誰も守らないグランドの真ん中

ほんの少し前まで
外野で黙ってろと
生えた草むしりとか
雲数えたりしていたのに

気付けばマウンドに立っていた
大きすぎるグロー ....
よく 浄土教で光の事いうね

お迎えとか浄光とか

西方浄土は光に満ち満ちていると

浄土の光 イメージできる?

強い 光だよ

白光 輝く


最近見なくなったけど

 ....
■ 何も感じなくなるくらい 冷たく凍り付いてしまえばいい

■ ちょっとお洒落して出かけよう 今日はとびきりの笑顔も忘れずに

■ さみしくなんか無いよ いつでも君はここにいてくれるから  ....
水色に光るビルの群れを抜けると
松茸を抱へた妖精が待つてゐた
勿体ない喰ひ方をしやがつて

暑い陽に溶け出した妖精は
溝(どぶ)に落ちて汚水に混ざる
おれは秋刀魚が喰ひたくなつた
暗い
家具の下や
冷蔵庫の下や
米びつ
の下から
何か黒いものが
這い出てくるような気がする
何度も何度も
そこを見てしまう
居酒屋で
爬虫類みたいな顔をした店員に
上目遣いで見 ....
あのときの空は
変わることなく
さえぎる傘は
広げたまま

微笑を交わした頃の
雨の季節はとうに過ぎ

生暖かい風が吹いている

いつか

夏の空の下
見上げた空に虹がかかる ....
部屋の中で
結実することのない植物の鉢植えが
かたむいて伸びきっていて
高架下のスーパーマーケットには
南の島でもがれた果実が並んでいる
光にとばされた道路の上から
ガラス越しにくわえ煙草 ....
つまらない言い訳も
錯綜するゲームも
白熱する議論も
うつくしい花も

必要はない

ただ同じ荒野を持つ
それだけがぼくたちだろう

赦さないでいい
救わないでいい


愛 ....
海洋 うねり
渚に 流れ来る

浄化された うしお 
ひたひたと

襲い来た 情熱が
渚を 狂わす
雄叫びが地鳴りを 
誘発して風が起き

そんな時は
人知れず 渚へ降りてゆく ....
光は走り
    涙は空に向かつて、
  指先が凍り
          砕ける夢
   其処には年寄りがゐる
               あれはそもそも

粒ほどの機知を以て
   ....
その日の夏が始まる
トンボが空をすいすいと
気持ちよさ気に飛んでいる
空は泳げることを
初めて知った
昨日も見たというのに

その日の夏が折り返す
繁る木々の葉がさわさわと
軽いリズ ....
たまには こちらから
さかびん かついで
向こうへわたる 死者たちと
のみあかすのだ そのまま
帰ってこなくても 気にするな
空に浮かぶ雲のように
柔らかく
軽々しく
君のこと
好きになっていたなら
 
ふわりと風に飛ばされるくらい
軽く君のこと
想っていたなら
 
少しは
あの時感じた風は
今も優しく私の周りにふいて

そっと眠りへ誘います

木々の緑は
太陽光を遮りながら
美しい木漏れ日を描き

夏の花々は
暑さに負けずに太陽に向かって
 ....
あなたへの手紙を書いていた

のに

万年筆のインクが

なくなった

のに

引き出しには



しか

詰まっていなくて。



白紙の便箋だけで

 ....
かき氷屋さんに
立ち寄っただけで
わたしは
何も注文しなかった

高層ビルが
背中に日焼け止めを
塗りたがっている

背中は海岸線沿いに
長く伸びてゆくのに
あなたの足跡は
波 ....
日が沈む音がして
二人は無口になった

語り尽くされた
愛の抜け殻の中を
夏の匂いが吹き抜ける

あなたの心の声も
花火の音に掻き消されて
何も聞こえなかった
私が見つめていたいのは
空だけであり

私が見つめられていたいのも
空だけである

その真実が
私から空を遠ざけている
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
はだかになりたい 服部 剛807/8/4 4:29
paranoiaれるむ007/8/4 3:51
ノンアルコールあおば1*07/8/4 3:21
天国こむ3*07/8/4 3:16
よのなか3*07/8/4 3:14
神秘2*07/8/4 2:54
背中。狠志207/8/4 2:01
灼熱の魂山崎 風雅307/8/4 1:00
月姫ト弱虫ナ狼山田隆207/8/4 0:57
水銀有邑空玖3*07/8/4 0:51
ヒトオルゴール掘鮎涼子107/8/4 0:04
コーヒープリンmizu K4*07/8/3 23:43
一人野球木屋 亞万4*07/8/3 23:19
コロンビア映画の自由の女神は浄土の光アハウ107/8/3 22:52
いちぎょうのうた8[group]朱華1*07/8/3 22:43
妖精蘆琴2+07/8/3 22:43
足の下チアーヌ207/8/3 22:37
愛雨音夢彌月207/8/3 22:25
果物の匂い水町綜助807/8/3 22:24
きみを好きにならない407/8/3 22:23
渚にてアハウ007/8/3 22:20
死の淵蘆琴007/8/3 22:11
昨日も見たというのにぽえむ君16*07/8/3 22:00
そろもん(盂蘭盆会の話)みつべえ807/8/3 21:58
サンドウィッチブロッコリー...207/8/3 21:47
愛風彌月4*07/8/3 21:45
手紙桜井小春107/8/3 21:27
真夏日小川 葉107/8/3 21:20
花火307/8/3 21:17
真実松本 涼607/8/3 20:43

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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