連なる山々

緑の頂に抱かれて眠る、雲海



光が漏れ

呼吸を始める木々



木陰にひっそりと佇む祠



ここは

神の御座します処
言葉では伝えられない気持ちを唄に乗せて

耳、腕、足、心臓、皮膚、脳

身体全身で受け止めて包み込む。

それが本当の歌。
わたしはふたつまで数えて
息をつき
これからどうしようかと考えて
横になった

ここにはまだ夜の空があった
子どものときの大きな布団のように
わたしは目蓋まで深く
覆われている

 ....
朱に染まれ

種を残せ

口に含む苦さを忘れない

ぎゅ ぎゅ と鳴らす感触を思い出す

朝焼けの色を写し取り

朱く朱く乾いた夢を

灼けた大気に溶かし込み

ほおずき灯 ....
泳げ

泳げ

妨げるもの

異図も可笑しく

泳げ

泳げ。
いつか、必ず土に帰る

その事を、どれだけの人が分かっているのだろう
中性子鉄琴の
下方から湧いた
白球形した幻燈を凝視する



万能の数は軽々と思案し
風化した仮死色ローズが
口々に提案する
あれは
大猿のめくるめく集団Suicideだ

 ....
 
 
うだるような夏空
じりじりと足が溶け始めた寂しさに
わたしは階段を徘廻する
 
今へと続く段の隙間に
モノクロ写真 一枚
 
 
誰だっけ。
 
 
容量を越える思考 ....
「きゃああ」よりも「ぎゃああ」がぴったりくる土曜日の昼下がり 、外気温は35度をこえ、道は渋滞  熱い空気は苛々と音をたてて地上へ押し寄せられてくる。 こんがりと焼け焦げた人々は、黒い顔をさらしたまま .... 君を見かけなかった、もう伸びきった首。
モーニングコールは君だけのためだったのか、
(僕にはうるさいアラームだった。)

側にあるってだけの存在を
迷わず投げ飛ばしたら、
(もう届 ....
駆けていく、(賭けてみる?)
貯金では間に合わないわ、
飛んでみせる、あなたの海は狭いけど

落ちておいで、受け止めてあげる。
仲間を従えてはだめ。
こんなことで結構なん ....
江ノ島に行こう
なんて
あなたが休日の昼過ぎ
突然思いつくもんだから
車を出して行っては見たものの
やっぱりうんざりするような渋滞に
巻き込まれただけ

もうそろそろだなって
思って ....
隣の部屋に 弟と 女の影が吸い込まれ
床がきしむ音がする 蛍光灯の紐が揺れる

少し大きいボリュームで B.G.Mをかけてれば
話しは しづらいだろう マスキングのつもりかな


あの ....
ずっと待っていた。

君が来るのを。愛が泣くのを。

僕は今、満たされている。
永遠の時の中で、静かに眼を閉じてみる。
心の奥に見えるのはそう、君だけ。

ずっとずっと、独りぼっちだっ ....
ベンチャー企業の総務みたいに

しっかりとした女が

フィアンセのつまみ食いを叱っている

夏の芝生が

光の量とおなじくらい黙っている


おにぎりいっこめいただきまーす

 ....
どんなに つらくとも 
どんなに くるしくとも
どんなに こわくとも
歩くことはしないで  走り続けて…
******************

今でもふと頭の中をよぎる
旅立つあなたの ....
ねえ
皆から離れちゃって
淋しくないの?

もし、君の上に
生命体が存在していないのなら
正真正銘の独りぼっち

ねえ
皆から離れちゃって
怖くないの?

もし、君の先に
生 ....
ひとには

いいかげん許してやれよ

だなんて言って

ひとは鏡だ

めちゃくちゃ鏡だ


真夜中の夏

ちいさな雨

信号のいろ

セロファングリーン

にんげ ....
暗く いつまでも
手の届かない
漆黒の宇宙

この宇宙空間は静謐
汗をかく肌は
触れる事が出来ないほど
純粋で真空

漆黒の宇宙空間は
『愛』の意志で満たされて
『善』の理法が貫 ....
その1
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=120607


万里の長城の城壁を全て
絵で埋める計画がある
という
僕が昔ついた大嘘を真に受けて
 ....
泥だらけで薄汚れてた、惨めな過去。
それを追うように、すがり付くように、
存在していた哀れな自分。

今ならNoと言える。
今ならNoと言える。

会いたい人がいる。幸せにした ....
太陽が眩しい
朝帰りの
誰に電話しても出なかったほんとに
困ったときにわたしは誰にはなせばいいのか
すぐに顔が浮かばない
宙ぶらりんな生活ずいぶん前に蚊に刺されたとこがかゆい。
これが治れ ....
万華鏡をくるりくるりと
まわすたびに
流れ星くるくるりとながれて
すこしずつあかるくなっていく
うみ

ほらむこうがわをのぞくと
なつのそら
なんとなくことばをはっしてみたくなる
ひかりみたいにさ
キラッキラッてひかるといいなあって
ひらがなにひとさしゆびをそえてみる
りゅうせんけいをえがいておちていく
からだ
ほほをつたうなみ ....
あなたのせいで
あの国は
白と黒と
二色の緑と
かわいい人形と
風立ちぬ
切れて
斬れては
息切れか
残鉄
贖罪残しては
赤闇誘う
錆となり
やはり風立ちぬ
サムライと侍
剣に殉じ
落ちる

落下する
フェイク
鏡となりて
似たり ....
なんだか無気力
だけど少し焦ってる

知ってるようで知らない
たくさんの世界

覗いては砕けて
なんて虚しいの

過ぎ去る風が
笑ってるように聞こえるのは
時間を無駄にした
あ ....
 叩きつけるように
 真夏の太陽が背中を焼きつける
 生暖かい風の街 
 俺達は煙草を吹かしながらふざけてる
 
 泣きたい時に笑い
 いつでも大丈夫と強がってる俺達
 それですら彼女を ....
遥か、遠く。

資格を剥脱された冥王星、
よりも、

遠く。




耳をつんざく衝撃で、閉ざした心を叩く。
空を超えて届き、
パンドラの箱を開こうとする、
振動する衛星。
 ....
だれかの温かい手につられて
また踏んだあの甲板
そう 見なれた茶色くまぶしいところ

窓の外はお祭りさわぎ
色とりどりのじゅうたん 花畑のような
いつもぱっとしないこの町もこの日だけは ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
聖なる大地由希007/8/14 17:55
ウタrico207/8/14 17:34
きかせてください毛虫007/8/14 17:18
ほおずき彌月007/8/14 17:17
頬白鮫。モチヅキ107/8/14 17:05
無題西平よしゆき1*07/8/14 16:41
夢魔ガール  Anagram of  「Amalgam」鏡文字3*07/8/14 15:44
かいだんゆるこ3*07/8/14 15:28
あちいリーフレイン107/8/14 15:08
昨日の情事。哀詩107/8/14 14:38
れんあい速度。0*07/8/14 14:36
潮時チアーヌ207/8/14 12:54
ヨル北大路京介18*07/8/14 12:36
僕ら西平よしゆき1*07/8/14 12:11
夏の芝生吉岡ペペロ007/8/14 11:43
走らなくても歩く 立ち止まらずに…あゆの ひよ...107/8/14 11:38
流れ星緋月 衣瑠香5*07/8/14 11:29
許し吉岡ペペロ107/8/14 9:22
失われた惑星マルディクアハウ107/8/14 9:08
長城計画 2楢山孝介8*07/8/14 8:50
Answer西平よしゆき1*07/8/14 7:18
朝帰りki407/8/14 6:52
 万華鏡のおと 流れ星が流れるのおと107/8/14 6:40
ながれぼし207/8/14 6:33
一人相撲FUBAR1*07/8/14 4:58
風立ちぬ秋也007/8/14 3:31
無風山野幸華107/8/14 3:03
漢と書いて山崎 風雅207/8/14 1:47
サイケデリックロケットやまぐちふぢ...307/8/14 1:45
飛行船に乗って長谷川智子7*07/8/14 1:09

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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