君に出会えて本当に良かった
共通の話題、ユーモア、泣き所
なかなかいないよ
今度、ギターを教えてね
笑えない親父ギャグも
後、真面目な人生訓も
褒めてくれてありがとう
自 ....
あふれるほどの人々の思いを両手にしたわたし
前に進もうと動くと ゆれてこぼれそうになってしまう
{引用=
こ わ い な
}
大切なものこぼして失ってしまうの
....
死にたい と
高齢社会に溶けた脳で
夏の高い湿度の中
叫ぶ
肌にまとわりつく
生き甲斐 は
段々と煩わしいものになってゆく
短い命で
生きることを精一杯謳う
セミに ....
コラボレーションしようぜ
っていわれて行ってみたら
ただのセックスだったりとか
有り金全部花火買って
そのまま公園に捨てたり
タバコの銘柄を気まぐれに変えまくってみたり
目が覚めたら夕方の ....
いつの間にか
喧嘩になった
瞼の奥の埃が積もって
想いが行き過ぎてしまったのか
あどけなく
そして
空ろに
互いの気持ちを
飛ばしたね。
だから
言葉が刃 ....
光が伸びていく方に
魂があるように
牛もまた
どこかへ向かって
伸びていった
お母さん
と呼べば
お墓の中から
鳴き声が聞こえる
膝をかかえたまま
じっとして
夏の一日だ ....
morph
は腕に軟膏を塗りました
てらてらと光ったその部分は次第
....
微かにまるみを帯びた水平線から
紺、と翡翠色は曖昧に溶け合い
蛍光色のブイを揺らしながら
海風がしろい道を無数に拓いている
目の前に置かれたグラスの透明も
水晶の粒と汗をかき
夕闇 ....
星のみえないまちで
拾った青黒い石を
隕石標本だといって
ポケットにしまう
今夜、星をわけよう
はくちょうと
おやこのくまは
君にあげる
いっかくじゅうさえ
あればいいんだ
....
おたがいに期待していた
思いやりと若さの不等式
淋しくて怒ってはみたけれど
甘えてみたりが出来なかった
あいこだね
ふたりクルマから
おりて空を
夜を見上 ....
死への道を毎日歩いている
だから1日を大切にしよう
体がボロボロになって帰り
茶漬けで一杯、梅干
体力がなくなった。
夜香木は恍惚の世界
13段登ったら首吊り刑
毎日1段ずつ登ってい ....
何故、別れはいつも不意に訪れる?なす術も無いまま。
流れる涙、拭き取るその前に、グシャグシャの顔のままで、
一歩一歩、進んで行こう。
辛いかい?苦しいかい?
その理由(わけ)を、1度でも考 ....
真夏に日車は、咲いている
雷鳴の空を裂く。
轟音で目を覚ます
一輪車に稲光りが青白く反射する
一瞬で葉陰の殻は黒焦げになり
焼けた臭いに鼻をひる
傘の骨はしろがね色で
{ルビ死灰 ....
10万人の名前を書き並べてみる
書き並べてみる
書き並べてみる
ただ、ただ、
帯のように
書き並べてみる
それぞれの名前
いろいろな名前
....
(Aメロ)
伝う 糸の 先に 触れて
揺れる 声に 耳を 寄せた
救う 言葉 心 染めて
縋る 弱さ 意志を 止めた
(Bメロ)
空へ 伸びた 糸に 縋り
夢を 置 ....
扉から扉に
扉一つで十分な気はするが
まったく不思議な空間
二つ目の扉に
ゲートキーパーが
後ろは見せないんだけど
背中に
蜥蜴のタトゥーが大きめに入っていると
昔から
噂に
キー ....
泣いてください
大声で泣いてください
ぼくはあなたをすきだから
安心して泣いてください
その縄に首をかける前に
ぼくの前で泣いてください
大声で泣いてください
{引用=モーリス ラベル
序奏とアレグロ より}
その砂浜の空間に
いくつかの扉が 出現して
それぞれは現実とつながっている
それらはあたしたちの住む
少し湿気た森では ....
ひとりぼっちの あなたとあたしで
手をつなぎながら サーカスの入り口を探している
青いテントのまわりはしんとして
群青色の空と地面と同化する
途方にくれながら 歩き続けて
寂れた柵を ....
世界、君という存在だけを胸に抱いて
何も知らずに生けるなら
其処がきっと
{引用=楽園}
世の中はあなたに妥協している。
それを知ったらあなたはさみしくなるでしょう?
ちいさなむねだけど、飛び込んでおいで。
まっさきにきてくれたなら、
あなたのための唄をささやこう。
....
*
切り傷から咲いた花が
たちあがる
*
地下鉄で
音が 途切れた
窓は
暗い地下室を
映す為にある。
イヤホンで振動するのは
微かな
電車の心音
....
馬鹿にする人々よ
馬鹿にした
言葉、心、感情に
いつか ひれ伏す日が来るだろう
馬鹿は己だと気づき
苦しみ 孤独になり あやまれず
一人眠れなくなるだろう
....
夏の盛りの日差しを受けたので
あの家の壁はあの人の肌のように白くなり
日陰がますます地面を焦がして
午後の家並みはきりりと彫が深くなり
空はじりじりとしてあなたへの思いのように
もどかしい ....
忘れられない
忘れられない夢を
見よう
東京に初雪が降りました
薔薇の朝もやが包む
音の無いクラッチ
冷えた象牙は瞳を閉じ
溜息をやがて具現します
蛍光灯
点滅で ....
不思議な再会だと思った
おれに未来が
あるとしたなら
きっとこんな日を
いうのだろう
十年じゃないわ
八年
そうだったろうか
それよりもおれは
驚いている
知ってる ....
少し遠出をした気分で、
これを書いてる。
実際にはまだこの足じゃトイレに行くのだって、
一苦労だけど、
ナツメのことを考えてるといつも、
遠くに行けるような気 ....
二年生
あげようあげよう
手のヒラの空気ご飯
猫に犬にも
虫や鳥さんにも
父ちゃんや母ちゃんや
あの子にも
おたべおたべ
見えないけれど
僕も
あ ....
じいちゃん
みかん畑の
錆びたケーブルカー
私は指で 線路をなぞりながら
山を登る
真っ赤になる手と
ひっかかる指先
山の下の
この穏やかな海で 仲間が沢山死んだ ....
寂しさ紛らわしに。
友達と朝まで遊んでも。
楽しいだけで。
寂しさはいつまでも。
纏わり付く。
この寂しさを消し去ってくれるのは。
忘れさせてくれるのは。
誰 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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