この地上では
ただでさえ不確かな

ココロとカラダ



上手いことバランスが取れなくなって

疲れたなぁ…と思うとき

決して歩みを止めるな!
振り返るな!

なんて
 ....
カラスが鳴くから帰ろう 「で、なんなの?」
「え、何が?」
「何が?じゃなくて、どうしたいの?」
「んー、どうしたいんだろうね。」
「はぁ?意味わかんない。」
「うん、俺自身意味わかんない。」
「頭お ....
「で、どうやって癒されたいの?」
「んー、冷房効かせ過ぎた部屋で添い寝」
「じゃあ別にアタシじゃなくてもよくない?」
「いや、君が良いのだけど。」
「どうして?」
「好きだから」  ....
透明な
沢山の唾液を
己の弦に着けて
震えた空を
優しく眺める
 
ぬらぬらと
赤光は髪を染め
純粋な声が
遠くに吸い込まれた
 
静かに行われる
養分の脈動は
椅子を愛した ....
閉息的な空間で
幸せを想う
たくさんの砂まみれ
訴えかける子どもの瞳
灼熱の眼光が
 
(ごめんね、越えられない国境線)
 
無力が救う街
街路樹の笑みがぽとり
 
落ちる死
 ....
自転車に乗って走り出したときに浮かんだのは 北へ向かうということ
人は逃げるときに北へ向かうものだと誰かが言っていた
それが本当かどうかは分からない
ただ 僕は北に向かおうと思ったし 向かってい ....
やさしみを追い越して
苦しみが走り去ってゆく

あるいは
親しみや憎しみ
すべて等しく並んで

世界陸上には
いつだってはじめに
言葉あるいは問いがあった

オンニュアマーク
 ....
ワーズワースの見た虹を

この街で見ることはできないが

ビルとビルの隙間にできた細長い青空に

短い帯を見ることはできる、そして

私は指差して教えてやる、私の子供たちに

なぜ ....
静かなるこの夕べ
魔法の世界
空間が歪む
暑い朝、暑い昼

飛びかう情報
滅茶苦茶のおばさん
尊敬なんて言葉が無い
誰も頭を下げない

金金金銭銭銭
気持ちが伴ってない
親から ....
夏を組み立てていく
プラモデルのような朝のひかりを
丁寧に地上に接着してゆく

おじさんの他は
みんな寝坊をしている
夏は
すこしづつ組み立てられてゆく

おじさんが
こつこつと夏 ....
残暑見舞いを書いて
少しは凌ぎやすくなった季節を迎えたの
季節の移り変わりが
少しずつ感じられるようになって
毎日 緑の中で呼吸している
ときにまぶしいきらめく光に目を細めながら

いつ ....
ひばりが鳴いている
ゆっくり世界が侵食され
何かが弾けて
色が交錯する
ひばりが落下する
待ち望んだ世界は
こんなにも未熟で柔らかい
捨てられた忘却
ひばりが囀る
縁によって
木立 ....
そこはかとなく、



北西から、遥か遠く。





足もとに見えた、紅い小さな花びら
を、

夕立が流して。


コート紙の上、並ぶ記号は、


 ....
あたたかな不誠実、
かいまみえる色濃い(恋、来い。)
世界の果てでなら あたしのかおは、
みたこともないほどの美人になるんじゃないかしら。
(だって世界の果てってきっと真っ暗よ。) ....
あるメロディーを聴いた
けたたましい騒音の中から

あるメロディーを聴いた
さかまく日々の雑音の中から


街に集まった人びとは
メロディーに合わせて歌を歌った
どんなに綺麗 ....
時間は、斜めから溶け合う頃になって
辺りはいつの間にか曲がり角になって
それは
人生、
とは呼べないような私たちだったり
生きている道のことだったり


例えなければ綺麗だったのに
 ....
「それじゃ速すぎる。もっと
ゆっくり見なくちゃ分らないよ」

昨日、ぼくは結婚した友人とともに
見張り番をしていた。
肉体に閉じ込められた見えないドラマでもある
その愛を、
イメージ通り ....
月の色

映すはいつかの

面影か


眠り忘れる愚かさも

思い出させる

刃かな
真実という刃に

恐怖を無くしてから

僕は涙を失いました


欺瞞、憐れみ、敵意、

人は存在に反応して

その反射を自制しない事を

正しいと思い込んでいる


大 ....
塩水を沸騰させていくと

綺麗な塩の結晶があらわれるように

なだらかな腰のラインをしたたる

あたしのためのその汗を

沸騰させて沸騰させて

もっと沸騰させて

そうや ....
きみもいま

地球の重力のなかにいる

月を見てる

おなじ引力のなかにいる

もう二度と

積極的には会わないひと


さいごの約束を

ふたりで破ったのは

何年 ....
                07/08/27


易しいお刺身の作り方入門
元板前の9さんが考案して
活き作りに挑戦できるのだ
誰だって活き作りは冒険だ
お刺身は息の良さが建前だ
 ....
私がそっと振り返った時
小路に桜が咲いていた様に思う
その頃はきっと未だ
手の中の光は消えそうに無く
目の前の空は透き通る様な晴れ

私がそっと振り返った時
小路に桜が散っていた様に思う ....
明けない夜はないけれど
夜しか知らない人がいたら
永遠の夜は存在する

夜に生まれて
明ける前に死ぬか
夜しか目覚めないで
朝を見ずに死ぬか
したらば

夜は永遠となる
永遠が遠 ....
ジリジリと太陽が
アスファルトに焦がれる思いを
告げる午後二時の
濃い影がさす
向こうには


枯れてしまったシクラメン
欠けてしまったクリスタルの花瓶
半分腐りかけの林檎
止まっ ....
私達は
狭い空の鷹
傍若無人に翼を広げ
疎む声は聴こえない

私達は
晴れた日の雷
平穏無事を突然壊し
嘆く声は聴こえない

私達は
樹林の中の焔
湖の厚い雲影

白い壁の ....
僕らの前に希望は無い
北には星が輝かず
月達もまた起きぬまま

僕らの前に道は無い
南に奔らぬ雲の影
雨達もまた光らぬまま

僕らの前に光は無い
西の向きには廻らぬ風
雪達もまた舞 ....
なんだろう こういうの
心がちょっと 痛む感じ

夏の景色は とても蒼くて
なぜか なぜだか 涙が出た

それはとても
ひどく懐かしくて

僕が帰るべき場所
 ....
音が雨の滴のように
はじけた
波紋を描き
拡がった
ふわふわと飛ぶ綿毛のように
繊細だけれど真っ直ぐな意志を持った
事象の拡散
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
コンパス由希1*07/8/27 13:28
『迷信』神楽坂 猶叉107/8/27 12:03
その口をキスで塞がないでいる虹村 凌4*07/8/27 11:38
その手を取らないでいる3*07/8/27 11:36
追憶ゆるこ4*07/8/27 10:39
躍動1*07/8/27 10:28
北へ南へ楠木理沙307/8/27 9:43
やさしみ小川 葉3*07/8/27 9:11
北野つづみ0*07/8/27 8:16
無視ペポパンプ4*07/8/27 8:16
名匠tonpek...6*07/8/27 7:50
秋のささやく頃いすず2*07/8/27 5:35
凛建秋也2*07/8/27 3:38
赤いサンダルやまぐちふぢ...207/8/27 2:46
夜のこない日曜日哀詩3*07/8/27 2:37
メロディールーションチグトセ11*07/8/27 1:48
トワイライト霜天607/8/27 1:43
aug 2007 . 8.25プテラノドン4*07/8/27 1:41
月光森川仁司307/8/27 1:21
刃の心007/8/27 1:15
今夜の結晶a/t207/8/27 1:02
放物線吉岡ペペロ7+07/8/27 0:57
やさしみあおば5*07/8/27 0:22
櫻桜路守 緒世留307/8/26 23:53
永遠[group]木屋 亞万2*07/8/26 23:48
熱帯夜の夢渡 ひろこ7*07/8/26 23:45
路守 緒世留607/8/26 23:40
欠如207/8/26 23:34
■■■    ちょっと ちょっと    ■■■じゃんじゃっ...107/8/26 23:29
_白川水207/8/26 23:20

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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